黒幕の正体
name change
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
四十六室の全滅
そして、一護が白哉に勝利した頃、冬獅郎と乱菊は中央四十六室の中へと入るところだった。
冬獅郎と乱菊は四十六室の中へと入る。
そしてその先で、信じられない光景が2人の目に映った。それは───
冬「な…何だこいつは…?…どういうことだ…!?」
───中央四十六室の全滅だった。
冬「…血が乾いてる…。黒く変色してひび割れるくらいに…。殺されたのは昨日今日の話じゃねえってことか…」
冬獅郎は思案する。
冬「(いつ殺された!?阿散井がやられて戦時特令が発令されて以降は、この中央地下議事堂は完全隔離状態に入り、誰1人としここへ近づくことは許されなかった。そして、今日俺達が強行突破するまでここの防壁は全て閉ざされたままで何者も侵入した形跡はなかった。
つまり、殺されたのはそれ以前!そして、それ以降に俺達に伝えられた四十六室の決定は全て─────)
贋物 か…!
(やったのは誰だ。市丸か?これほどのことを奴1人で?他にも協力者がいるというのか──…!?)」
冬獅郎が暫く思案していると声が聞こえた。
?「…いらっしゃると思っていました。日番谷隊長」
冬「…吉良…!」
冬獅郎と乱菊が声のした方を見ると、そこに居たのは吉良だった。
冬「まさかてめえが…これをやったのか…?」
吉良は何も言わずにその場を去る。
冬「!
追うぞ、松本!!」
乱「はい!」
冬獅郎と乱菊は去っていく吉良を追った。
2人の後ろに人がいた事に気付かずに───
─────────────────────────
吉良と彼を追う冬獅郎と乱菊は、四十六室の外へと出る。
冬「待て吉良!!質問に答えろ!!
四十六室をやったのはてめえか!?」
吉「…いいえ
僕はただ…日番谷隊長が来られる前に内側から鍵を開けて、あの地下議事堂に入れて貰っただけです」
冬「入れて貰っただと…?誰にだ!!」
吉良の返答に冬獅郎が走りながらも問い質す。吉良は答えた。
吉「…決まってるでしょう、四十六室にですよ」
冬「!
ふざけてんのかてめえ…!」
吉「そんな事より…いいんですか日番谷隊長?
僕なんかを追いかけるより…ちゃんと雛森くんを守ってあげないと」
冬「!?」
吉良の言葉に冬獅郎は目を見開く。
冬「何言ってやがる…!?雛森は今…」
吉「居ませんよ。十番隊舎にはもう」
吉良は冬獅郎の言葉を遮り、そう言った。
冬「な…!?」
吉「日番谷隊長、雛森くんの眠ってる部屋に結界張りましたよね。外からの攻撃を反射する高等結界『鏡門 』。だから安心して雛森くんを置いてきた。でもあの結界、内側からだと案外簡単に破れるんですよ。
雛森くんは鬼道の達人。結界を破るのなんてわけないし、霊圧を完全に消して移動するのだってわけない。
…気付いてなかったんですか?雛森くんずっと…後ろをついてきてましたよ」
吉良の最後の言葉に冬獅郎は目を見開いた。
そして、一護が白哉に勝利した頃、冬獅郎と乱菊は中央四十六室の中へと入るところだった。
冬獅郎と乱菊は四十六室の中へと入る。
そしてその先で、信じられない光景が2人の目に映った。それは───
冬「な…何だこいつは…?…どういうことだ…!?」
───中央四十六室の全滅だった。
冬「…血が乾いてる…。黒く変色してひび割れるくらいに…。殺されたのは昨日今日の話じゃねえってことか…」
冬獅郎は思案する。
冬「(いつ殺された!?阿散井がやられて戦時特令が発令されて以降は、この中央地下議事堂は完全隔離状態に入り、誰1人としここへ近づくことは許されなかった。そして、今日俺達が強行突破するまでここの防壁は全て閉ざされたままで何者も侵入した形跡はなかった。
つまり、殺されたのはそれ以前!そして、それ以降に俺達に伝えられた四十六室の決定は全て─────)
(やったのは誰だ。市丸か?これほどのことを奴1人で?他にも協力者がいるというのか──…!?)」
冬獅郎が暫く思案していると声が聞こえた。
?「…いらっしゃると思っていました。日番谷隊長」
冬「…吉良…!」
冬獅郎と乱菊が声のした方を見ると、そこに居たのは吉良だった。
冬「まさかてめえが…これをやったのか…?」
吉良は何も言わずにその場を去る。
冬「!
追うぞ、松本!!」
乱「はい!」
冬獅郎と乱菊は去っていく吉良を追った。
2人の後ろに人がいた事に気付かずに───
─────────────────────────
吉良と彼を追う冬獅郎と乱菊は、四十六室の外へと出る。
冬「待て吉良!!質問に答えろ!!
四十六室をやったのはてめえか!?」
吉「…いいえ
僕はただ…日番谷隊長が来られる前に内側から鍵を開けて、あの地下議事堂に入れて貰っただけです」
冬「入れて貰っただと…?誰にだ!!」
吉良の返答に冬獅郎が走りながらも問い質す。吉良は答えた。
吉「…決まってるでしょう、四十六室にですよ」
冬「!
ふざけてんのかてめえ…!」
吉「そんな事より…いいんですか日番谷隊長?
僕なんかを追いかけるより…ちゃんと雛森くんを守ってあげないと」
冬「!?」
吉良の言葉に冬獅郎は目を見開く。
冬「何言ってやがる…!?雛森は今…」
吉「居ませんよ。十番隊舎にはもう」
吉良は冬獅郎の言葉を遮り、そう言った。
冬「な…!?」
吉「日番谷隊長、雛森くんの眠ってる部屋に結界張りましたよね。外からの攻撃を反射する高等結界『
雛森くんは鬼道の達人。結界を破るのなんてわけないし、霊圧を完全に消して移動するのだってわけない。
…気付いてなかったんですか?雛森くんずっと…後ろをついてきてましたよ」
吉良の最後の言葉に冬獅郎は目を見開いた。