侵入者
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三席に合わぬ実力
その頃の一護達も治療を行い疲れきっていた花太郎は寝ていたが、どんな夢を見ていたのか、慌てながら起き上がったところだった。
花太郎を見ている一護と岩鷲に気づいた花太郎は2人に「おはようございます」と挨拶をした。
岩「オマエ、どーいう夢見てたんだ…?」
花太郎のあまりの慌てように岩鷲はそう問いかけた。
花「い、言えません…」
花太郎は後頭部を撫でながらただそう答えるだけだった。
花太郎は怪しくドクロが描かれた飴玉のようなものを一護と岩鷲に見せていた。
一「…で?…何なんだそれ?」
花「これは、疲労した四番隊を更に馬車馬のごとく働かせるために四番隊全員に支給されている特製の自養強壮剤です」
一「ホントか?」
岩「ドクロ描いてあるぞ?オマエだまされてんじゃねえか?」
花太郎の説明に2人は飴玉のようなクスリを疑う。
花「1粒のめばアラふしぎ」
花太郎は飴玉のようなクスリをのむ。2人はそんな花太郎を見つめる。花太郎の表情は変わらない。花太郎は「よっこらしょ」と言いながら立ち上がる。
花「さ…行きましょうか」
イ・ガ「まてまてまてオイ!!!」
花「何ですか?」
一「何ですかじゃねえよ!」
岩「今のクスリ効いたのか!?効いてねえだろ!!」
花「何言ってんですか…。元気ハツラツ!みたいな顔してるでしょ」
花太郎は自分の顔を指しながらそう言う。
一「変わんねえよ、さっきと」
岩「やっぱオマエだまされてんじゃねえか?」
だが2人はそれを否定した。花太郎の顔に変化したと感じることができなかったからだ。
そんなやり取りもあったが、3人は再び地上へと出る。
岩「…よし、誰もいねえな」
一「昨日ここで戦ったってのに警備が1人もナシってのも妙な感じだな」
岩「まさか敵さんも1晩たってまた同じ場所をウロウロしてるとは思わねえだろうよ」
一「それもそうか」
一護達はそう会話をしていた。
?「まさかホントにまだ居るとはな」
イ・ガ・ハ「!?」
いないと思っていたところに、急に声がして3人は驚く。3人の目の前に声を発した人物が瞬歩で現れた。
花「日番谷三席!なんでこんな所に…」
岩「三席…?!昨日の奴より下だな」
一「ああ…一角と同じ三席だ」
3人の前に現れたのは、冬華だった。
『昨日の奴?…ああ、確かに阿散井副隊長は副隊長、私は斑目と同じ席次だが…実力はそれ以上だぞ…?』
一「何?」
花「い、一護さん…!確かに日番谷三席の席次は第三席ですけど、実力は阿散井副隊長よりも上です…!」
花太郎の言葉に一護と岩鷲は驚く。ここで初めて冬華は名乗った。
『護廷十三隊十番隊第三席副官補佐・日番谷冬華
確かに私は隊長格の実力だ…。それでも、私が三席の座についてるのは、中央四十六室という最高司法機関によって各隊の副官は1人のみと定められているからだ』
冬華はそこまで説明すると花太郎を見る。
『それから、霊圧を感知した時からずっと思っていたが山田七席…ここで何をしている。旅禍と共に行動しているのならば、お前も一緒に捕らえる。
……と、言いたいとこだが、私は今忙しい。それどころじゃない。
私はお前達のことを見逃すが、この先にいる奴は…
(更木隊長は強い奴を求めてる…。オレンジ髪の方は阿散井を倒すくらいだしな…。見逃す可能性は低いか……)
…はぁ、まあいい。この先には気をつけな。特にそっちのオレンジ髪の方はな…』
冬華はそう言うと再び瞬歩でその場を去っていった。
岩「何だったんだ?今の」
一「とりあえず先に進もうぜ」
3人は懺罪宮に向かう階段を上 った。だが、3人が階段を上りきった先に一角が一護に警告した人物、護廷十三隊の戦闘専門部隊、十一番隊隊長・更木剣八、十一番隊副隊長・草鹿やちるが現れた。
その頃の一護達も治療を行い疲れきっていた花太郎は寝ていたが、どんな夢を見ていたのか、慌てながら起き上がったところだった。
花太郎を見ている一護と岩鷲に気づいた花太郎は2人に「おはようございます」と挨拶をした。
岩「オマエ、どーいう夢見てたんだ…?」
花太郎のあまりの慌てように岩鷲はそう問いかけた。
花「い、言えません…」
花太郎は後頭部を撫でながらただそう答えるだけだった。
花太郎は怪しくドクロが描かれた飴玉のようなものを一護と岩鷲に見せていた。
一「…で?…何なんだそれ?」
花「これは、疲労した四番隊を更に馬車馬のごとく働かせるために四番隊全員に支給されている特製の自養強壮剤です」
一「ホントか?」
岩「ドクロ描いてあるぞ?オマエだまされてんじゃねえか?」
花太郎の説明に2人は飴玉のようなクスリを疑う。
花「1粒のめばアラふしぎ」
花太郎は飴玉のようなクスリをのむ。2人はそんな花太郎を見つめる。花太郎の表情は変わらない。花太郎は「よっこらしょ」と言いながら立ち上がる。
花「さ…行きましょうか」
イ・ガ「まてまてまてオイ!!!」
花「何ですか?」
一「何ですかじゃねえよ!」
岩「今のクスリ効いたのか!?効いてねえだろ!!」
花「何言ってんですか…。元気ハツラツ!みたいな顔してるでしょ」
花太郎は自分の顔を指しながらそう言う。
一「変わんねえよ、さっきと」
岩「やっぱオマエだまされてんじゃねえか?」
だが2人はそれを否定した。花太郎の顔に変化したと感じることができなかったからだ。
そんなやり取りもあったが、3人は再び地上へと出る。
岩「…よし、誰もいねえな」
一「昨日ここで戦ったってのに警備が1人もナシってのも妙な感じだな」
岩「まさか敵さんも1晩たってまた同じ場所をウロウロしてるとは思わねえだろうよ」
一「それもそうか」
一護達はそう会話をしていた。
?「まさかホントにまだ居るとはな」
イ・ガ・ハ「!?」
いないと思っていたところに、急に声がして3人は驚く。3人の目の前に声を発した人物が瞬歩で現れた。
花「日番谷三席!なんでこんな所に…」
岩「三席…?!昨日の奴より下だな」
一「ああ…一角と同じ三席だ」
3人の前に現れたのは、冬華だった。
『昨日の奴?…ああ、確かに阿散井副隊長は副隊長、私は斑目と同じ席次だが…実力はそれ以上だぞ…?』
一「何?」
花「い、一護さん…!確かに日番谷三席の席次は第三席ですけど、実力は阿散井副隊長よりも上です…!」
花太郎の言葉に一護と岩鷲は驚く。ここで初めて冬華は名乗った。
『護廷十三隊十番隊第三席副官補佐・日番谷冬華
確かに私は隊長格の実力だ…。それでも、私が三席の座についてるのは、中央四十六室という最高司法機関によって各隊の副官は1人のみと定められているからだ』
冬華はそこまで説明すると花太郎を見る。
『それから、霊圧を感知した時からずっと思っていたが山田七席…ここで何をしている。旅禍と共に行動しているのならば、お前も一緒に捕らえる。
……と、言いたいとこだが、私は今忙しい。それどころじゃない。
私はお前達のことを見逃すが、この先にいる奴は…
(更木隊長は強い奴を求めてる…。オレンジ髪の方は阿散井を倒すくらいだしな…。見逃す可能性は低いか……)
…はぁ、まあいい。この先には気をつけな。特にそっちのオレンジ髪の方はな…』
冬華はそう言うと再び瞬歩でその場を去っていった。
岩「何だったんだ?今の」
一「とりあえず先に進もうぜ」
3人は懺罪宮に向かう階段を