空座決戦 開始
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隠密機動
一方、大前田はニルゲに押され気味になっていた。そして、ニルゲは帰刃をした。
ニ「踏み潰せ『巨象兵 』」
帰刃をしたニルゲは巨大な象の様な姿となった。ニルゲは象の長い鼻を大前田に向けて振り下ろし、大前田のいた場所からは砂煙が立ちこめる。
大前田はその砂煙の中から飛び出すと、そのままニルゲが居る方向とは反対方向へと走る。
大「ちくしょー!!変身とかズリーんだよ、こいつら!!ホイホイデカくなりやがって!こっちゃ剣だけで戦ってるっつーのに…」
その瞬間、大前田は背後からニルゲに殴り飛ばされ、地面に激突する。
身を起こした大前田が上を見れば、ニルゲが大前田に向かって落下してきていた。
ニ「ぶへへへへへ!!
俺の帰刃はデカい分動きがニブくなるが、テメーみたいなデブにゃこんくらいで丁度…いいだろう!」
大前田は落下してきたニルゲに踏み潰される前に地面を転がって躱し、そのままニルゲから逃げるようにして躱した方向へ走る。ニルゲはそれを追いかける。
その都度ニルゲが鼻を振り下ろして大前田に攻撃し、大前田がそれを避ける。
少しの言い合いをした後、大前田は建物の壁面を駆け上がっていく。しかし、ニルゲは跳躍して大前田を追う。
一方、砕蜂とジオの戦いでは、ジオが帰刃を解放し、ジオの姿は両足が獣のように変化し、顔は額が赤く染まり両頬にそれぞれ3本、爪痕のような赤い仮面紋 が現れ、両手の甲に2枚、長大化した三つ編みの先に1枚、計3枚の刃が出現していた。
ジ「さあ、いくぞ!」
構えた砕蜂にジオは突っ込んでいく。砕蜂はそれを上に避け、ジオは地に衝突するが砂煙の中から飛び出して上に避けた砕蜂を追う。
ジオは両腕の刃を砕蜂に尽き放つ。砕蜂はそれを首を動かし、連続で躱していく。
砕「(攻撃が鋭くなった…!)」
ジ「あんた、そうやってずっと様子を見てるつもりか!」
砕「それは、お前もだろう!」
ジ「へへっ、確かにな。だがなァ、いつまでもそんな余裕が持てると思うな!!」
ジオが一気に砕蜂との距離を詰め、砕蜂は一瞬ジオの姿を見失うが攻撃してきたジオの刃を間一髪で後ろに回りながら躱す。
砕「(破壊力も増したか…)」
ジ「休んでる暇は無いぜェ!!」
ジオは再び砕蜂に刃を向けながら突っ込んでいく。砕蜂とジオの鬩ぎ合いが続く。
ジ「へぇー、やるねェ
じゃあ、これはどうだ!!」
そう言って再び攻めてきたジオを砕蜂は見極める。
砕「(なるほどな。帰刃によって、攻撃は数段増した)」
ジ「喰らえェ!!」
ジオは砕蜂に向けて右腕の刃を突き出す。砕蜂はそれを雀蜂の装甲部分で受け止め、更に左腕の刃を薙いだそれも右手を少し動かす事で雀蜂の装甲部分で防御する。
そして、ジオは響転を使って砕蜂の前から姿を消す。
砕「!」
砕蜂が目を見開いた隙にジオは響転で砕蜂の背後に現れ、右腕を薙いで攻撃するが砕蜂はそれに気付いており、瞬歩でジオの前から姿を消し躱すと数メートル離れた先に瞬歩で姿を現した。
砕「(スピードも上がっている…)」
再び向かってきたジオは砕蜂を挟むようにして両腕を前に突き出し閉じようとするが、砕蜂は後ろに下がって刃を躱し、合わさった刃の上に右手を置いて逆立ちになる。
ジ「…!」
砕「(しかし…)」
ジオは刃の上に乗っかった砕蜂に向け右足で蹴りを入れるが当たる前に砕蜂が瞬歩で姿を消した。
砕蜂はジオより少し上の位置に姿を現し、ジオの姿を見下ろす。
砕「それだけでは私は討てん」
ジ「ひひっ、そうこなきゃなァ」
一方、大前田の方はニルゲに一方的に攻められているように見受けられていた。しかし──
ニ「!?」
ニルゲが大前田の姿を捉え、勝利を確信し長鼻を振り下ろし、大前田に直撃する寸前、ノロマだと判断していた大前田が瞬歩で姿を消した事にニルゲは目を見開く。
気付けば、大前田はニルゲの頭に乗り、斬魄刀の切っ先を向けていた。
大「逃げるばかりじゃねえだろう?」
ニ「おまえ…何で…」
大「…俺様を何だと思ってやがんだ?
二番隊副隊長兼隠密機動第二分隊〝警邏隊〟隊長!大前田希千代様だ!!
隠密機動だぜ。鈍 い訳が無えだろう」
ニ「芝居か、てめえ!ナメやがって!!」
ニルゲが動き出す直前に大前田はニルゲの頭上から飛び上がりニルゲはそれを追うようにして手を伸ばすが、掴もうとしても大前田は瞬歩で姿を消し、その手を逃れる。再びニルゲの頭上上空に姿を現した大前田は柄から鎖で繋がれている棘のある鉄球を手にしていた。
大「打 っ潰せ…『五形頭』ィ!!!!」
大前田の振り下ろした「五形頭」の鉄球はニルゲの顔に直撃した。
大「…教えといてやるよ。他人を見掛けで判断しちゃ、ダメなんだぜ」
一方、大前田はニルゲに押され気味になっていた。そして、ニルゲは帰刃をした。
ニ「踏み潰せ『
帰刃をしたニルゲは巨大な象の様な姿となった。ニルゲは象の長い鼻を大前田に向けて振り下ろし、大前田のいた場所からは砂煙が立ちこめる。
大前田はその砂煙の中から飛び出すと、そのままニルゲが居る方向とは反対方向へと走る。
大「ちくしょー!!変身とかズリーんだよ、こいつら!!ホイホイデカくなりやがって!こっちゃ剣だけで戦ってるっつーのに…」
その瞬間、大前田は背後からニルゲに殴り飛ばされ、地面に激突する。
身を起こした大前田が上を見れば、ニルゲが大前田に向かって落下してきていた。
ニ「ぶへへへへへ!!
俺の帰刃はデカい分動きがニブくなるが、テメーみたいなデブにゃこんくらいで丁度…いいだろう!」
大前田は落下してきたニルゲに踏み潰される前に地面を転がって躱し、そのままニルゲから逃げるようにして躱した方向へ走る。ニルゲはそれを追いかける。
その都度ニルゲが鼻を振り下ろして大前田に攻撃し、大前田がそれを避ける。
少しの言い合いをした後、大前田は建物の壁面を駆け上がっていく。しかし、ニルゲは跳躍して大前田を追う。
一方、砕蜂とジオの戦いでは、ジオが帰刃を解放し、ジオの姿は両足が獣のように変化し、顔は額が赤く染まり両頬にそれぞれ3本、爪痕のような赤い
ジ「さあ、いくぞ!」
構えた砕蜂にジオは突っ込んでいく。砕蜂はそれを上に避け、ジオは地に衝突するが砂煙の中から飛び出して上に避けた砕蜂を追う。
ジオは両腕の刃を砕蜂に尽き放つ。砕蜂はそれを首を動かし、連続で躱していく。
砕「(攻撃が鋭くなった…!)」
ジ「あんた、そうやってずっと様子を見てるつもりか!」
砕「それは、お前もだろう!」
ジ「へへっ、確かにな。だがなァ、いつまでもそんな余裕が持てると思うな!!」
ジオが一気に砕蜂との距離を詰め、砕蜂は一瞬ジオの姿を見失うが攻撃してきたジオの刃を間一髪で後ろに回りながら躱す。
砕「(破壊力も増したか…)」
ジ「休んでる暇は無いぜェ!!」
ジオは再び砕蜂に刃を向けながら突っ込んでいく。砕蜂とジオの鬩ぎ合いが続く。
ジ「へぇー、やるねェ
じゃあ、これはどうだ!!」
そう言って再び攻めてきたジオを砕蜂は見極める。
砕「(なるほどな。帰刃によって、攻撃は数段増した)」
ジ「喰らえェ!!」
ジオは砕蜂に向けて右腕の刃を突き出す。砕蜂はそれを雀蜂の装甲部分で受け止め、更に左腕の刃を薙いだそれも右手を少し動かす事で雀蜂の装甲部分で防御する。
そして、ジオは響転を使って砕蜂の前から姿を消す。
砕「!」
砕蜂が目を見開いた隙にジオは響転で砕蜂の背後に現れ、右腕を薙いで攻撃するが砕蜂はそれに気付いており、瞬歩でジオの前から姿を消し躱すと数メートル離れた先に瞬歩で姿を現した。
砕「(スピードも上がっている…)」
再び向かってきたジオは砕蜂を挟むようにして両腕を前に突き出し閉じようとするが、砕蜂は後ろに下がって刃を躱し、合わさった刃の上に右手を置いて逆立ちになる。
ジ「…!」
砕「(しかし…)」
ジオは刃の上に乗っかった砕蜂に向け右足で蹴りを入れるが当たる前に砕蜂が瞬歩で姿を消した。
砕蜂はジオより少し上の位置に姿を現し、ジオの姿を見下ろす。
砕「それだけでは私は討てん」
ジ「ひひっ、そうこなきゃなァ」
一方、大前田の方はニルゲに一方的に攻められているように見受けられていた。しかし──
ニ「!?」
ニルゲが大前田の姿を捉え、勝利を確信し長鼻を振り下ろし、大前田に直撃する寸前、ノロマだと判断していた大前田が瞬歩で姿を消した事にニルゲは目を見開く。
気付けば、大前田はニルゲの頭に乗り、斬魄刀の切っ先を向けていた。
大「逃げるばかりじゃねえだろう?」
ニ「おまえ…何で…」
大「…俺様を何だと思ってやがんだ?
二番隊副隊長兼隠密機動第二分隊〝警邏隊〟隊長!大前田希千代様だ!!
隠密機動だぜ。
ニ「芝居か、てめえ!ナメやがって!!」
ニルゲが動き出す直前に大前田はニルゲの頭上から飛び上がりニルゲはそれを追うようにして手を伸ばすが、掴もうとしても大前田は瞬歩で姿を消し、その手を逃れる。再びニルゲの頭上上空に姿を現した大前田は柄から鎖で繋がれている棘のある鉄球を手にしていた。
大「
大前田の振り下ろした「五形頭」の鉄球はニルゲの顔に直撃した。
大「…教えといてやるよ。他人を見掛けで判断しちゃ、ダメなんだぜ」