空座決戦 開始
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3対1
男の容姿を持つ破面と幼い子供の容姿を持つ破面の前には、京楽と浮竹の2人。
女の容姿を持つ4人の破面のうち3人に囲われるようにして背中合わせで対面しているのは、冬獅郎と乱菊の2人。2人ともそれぞれの斬魄刀の柄を握り、構えている。
元「…さて、漸く本番かの」
元柳斎が漸く口を開く。
元柳斎の背中を遠目で見ていた京楽。
京「…やれやれ、肩が凝るねえ。気合いの入った山じいと居ると、こっちまでさ」
浮「そうだな。これが片付いたら久し振りに2人で先生の肩でも揉んでやろうか」
京「いやいや、凝ってるのはボクの肩だってば」
浮「何言ってるんだ。見たことないぞ、お前の肩が凝ってる所なんて」
砕「大前田!ガチガチだな。怖いか?久々の実戦が」
大「そんなことないっス!これは武者震いっス」
砕「…ふん。情け無くて見るに堪えんな。
良い機会だ。この際適当なところで何かのついでに死ね」
大「はあ!?
ハハーン!何言ってんスか!怖くもねえし、ガチガチでもねえし!!つーか、絶対死なねえし!!」
砕「…そうか。じゃあ死ぬな」
大「言われなくてもそうしますよォ!!」
冬「…始まるぞ。
行くぞ。気を抜くな、松本!」
乱「はい!」
それぞれの場所でそれぞれ言葉などを交わした後、いよいよ戦いが始まろうとしていた。
ギ「(乱菊、あの3人と1人で戦うみたいやけど…大丈夫 やろうか?冬華ちゃんもイヅル達んとこ行ったままやし…。気ぃつけ、乱菊)」
ギンは決戦前に元柳斎から無闇に出るなという指示がなされている為に、元柳斎の斜め後ろに控えながらも乱菊の身を案じた。
そして、元柳斎が手に持つ杖を打ち付ける。
元「皆の者!全霊を賭してここで叩き潰せ!肉裂かれようと骨の一片まで鉄壁とせよ!!奴らに尸魂界 の土を1歩たりとも踏ませてはならぬ。
かかれ!!!」
元柳斎の合図でそれぞれが一斉にそれぞれの相手との戦闘を開始した。
砕蜂が中華風の白い拳法着のような衣服を纏った中性的な顔立ちの金色の瞳でやや長めの黒髪の後ろ髪を一部分だけ更に長く三つ編みにしている破面、ジオ=ヴェガと交戦し始め、大前田が巨体を持つ破面、ニルゲ・パルドゥックと交戦し始める。
そして乱菊は1人、エミルー・アパッチ、フランチェスカ・ミラ・ローズ、シィアン・スンスンと睨み合い、ミラ・ローズが向かってきたところで彼女の剣を軽く躱した後、斬魄刀を抜刀し打ち合う。
冬獅郎は金髪で褐色肌な女の破面、ティア・ハリベルと交戦している。
ア「野 ッ郎 !!ハリベル様に剣を!!」
ミ「待ちな、アパッチ!!」
交戦する冬獅郎とハリベルの元へ向かおうとしたアパッチをミラ・ローズが呼び止める。
ミ「後にしな!」
ア「ンだと、ミラ・ローズ!てめェ、ハリベル様があのガキにケガさせられてもいいのかよ!!」
ミ「馬鹿。
ハリベル様が剣を抜かれたんだ。どのみちあの白髪 のガキに勝ち目は無いさ。加勢したけりゃ、こっちの女をとっとと片付けてから行けばいいって言ってんだ」
ア「…あァ、そういやこいつさっき…〝この3人はあたしがやる〟とか言いやがったんだっけなあ」
アパッチが乱菊の事を見据える。
乱「あら、意外と耳が良いのね。耳もカオもスタイルも全部悪いのかと思ってたわ」
ア「なンだとコラァ!!!」
乱菊に飛びかかりそうになったアパッチをミラ・ローズが襟を掴んで止める。
ミ「挑発だ。いちいち乗るな、めんどくさい」
乱「そうそう。そのメスゴリラの言う通りよ」
ミ「ンだとウルアァ!!誰がメスゴリラだ、この乳牛!!!」
乱菊の新たな挑発にミラ・ローズも乗ってしまう。
ス「おやめなさいな、2人とも。みっともない。取り乱しては敵の思う壷よ。低能は仕方ないけれど、私にまで迷惑かけないで下さる?」
ア・ミ「てめェスンスン、どっちの味方だ!!」
そのまま言い合いの始まった3人に乱菊は「からかい甲斐のある連中だわ…」と胸中で呟いた。
そして、乱菊は斬魄刀を構える。その様子に警戒をした3人は顔を固くする。
乱「今更そんなカオしてもダメよ。多対一なら囲むのが定石。そうやって1か所に集まった時点であんた達はもう、3対1の利を失くしてるの。
唸れ『灰猫』!!」
乱菊の始解で3人の周りは灰に包まれた。
男の容姿を持つ破面と幼い子供の容姿を持つ破面の前には、京楽と浮竹の2人。
女の容姿を持つ4人の破面のうち3人に囲われるようにして背中合わせで対面しているのは、冬獅郎と乱菊の2人。2人ともそれぞれの斬魄刀の柄を握り、構えている。
元「…さて、漸く本番かの」
元柳斎が漸く口を開く。
元柳斎の背中を遠目で見ていた京楽。
京「…やれやれ、肩が凝るねえ。気合いの入った山じいと居ると、こっちまでさ」
浮「そうだな。これが片付いたら久し振りに2人で先生の肩でも揉んでやろうか」
京「いやいや、凝ってるのはボクの肩だってば」
浮「何言ってるんだ。見たことないぞ、お前の肩が凝ってる所なんて」
砕「大前田!ガチガチだな。怖いか?久々の実戦が」
大「そんなことないっス!これは武者震いっス」
砕「…ふん。情け無くて見るに堪えんな。
良い機会だ。この際適当なところで何かのついでに死ね」
大「はあ!?
ハハーン!何言ってんスか!怖くもねえし、ガチガチでもねえし!!つーか、絶対死なねえし!!」
砕「…そうか。じゃあ死ぬな」
大「言われなくてもそうしますよォ!!」
冬「…始まるぞ。
行くぞ。気を抜くな、松本!」
乱「はい!」
それぞれの場所でそれぞれ言葉などを交わした後、いよいよ戦いが始まろうとしていた。
ギ「(乱菊、あの3人と1人で戦うみたいやけど…
ギンは決戦前に元柳斎から無闇に出るなという指示がなされている為に、元柳斎の斜め後ろに控えながらも乱菊の身を案じた。
そして、元柳斎が手に持つ杖を打ち付ける。
元「皆の者!全霊を賭してここで叩き潰せ!肉裂かれようと骨の一片まで鉄壁とせよ!!奴らに
かかれ!!!」
元柳斎の合図でそれぞれが一斉にそれぞれの相手との戦闘を開始した。
砕蜂が中華風の白い拳法着のような衣服を纏った中性的な顔立ちの金色の瞳でやや長めの黒髪の後ろ髪を一部分だけ更に長く三つ編みにしている破面、ジオ=ヴェガと交戦し始め、大前田が巨体を持つ破面、ニルゲ・パルドゥックと交戦し始める。
そして乱菊は1人、エミルー・アパッチ、フランチェスカ・ミラ・ローズ、シィアン・スンスンと睨み合い、ミラ・ローズが向かってきたところで彼女の剣を軽く躱した後、斬魄刀を抜刀し打ち合う。
冬獅郎は金髪で褐色肌な女の破面、ティア・ハリベルと交戦している。
ア「
ミ「待ちな、アパッチ!!」
交戦する冬獅郎とハリベルの元へ向かおうとしたアパッチをミラ・ローズが呼び止める。
ミ「後にしな!」
ア「ンだと、ミラ・ローズ!てめェ、ハリベル様があのガキにケガさせられてもいいのかよ!!」
ミ「馬鹿。
ハリベル様が剣を抜かれたんだ。どのみちあの
ア「…あァ、そういやこいつさっき…〝この3人はあたしがやる〟とか言いやがったんだっけなあ」
アパッチが乱菊の事を見据える。
乱「あら、意外と耳が良いのね。耳もカオもスタイルも全部悪いのかと思ってたわ」
ア「なンだとコラァ!!!」
乱菊に飛びかかりそうになったアパッチをミラ・ローズが襟を掴んで止める。
ミ「挑発だ。いちいち乗るな、めんどくさい」
乱「そうそう。そのメスゴリラの言う通りよ」
ミ「ンだとウルアァ!!誰がメスゴリラだ、この乳牛!!!」
乱菊の新たな挑発にミラ・ローズも乗ってしまう。
ス「おやめなさいな、2人とも。みっともない。取り乱しては敵の思う壷よ。低能は仕方ないけれど、私にまで迷惑かけないで下さる?」
ア・ミ「てめェスンスン、どっちの味方だ!!」
そのまま言い合いの始まった3人に乱菊は「からかい甲斐のある連中だわ…」と胸中で呟いた。
そして、乱菊は斬魄刀を構える。その様子に警戒をした3人は顔を固くする。
乱「今更そんなカオしてもダメよ。多対一なら囲むのが定石。そうやって1か所に集まった時点であんた達はもう、3対1の利を失くしてるの。
唸れ『灰猫』!!」
乱菊の始解で3人の周りは灰に包まれた。