柱防衛戦
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転送回帰
吉「…そんな……」
檜「バカな…」
弓「一角!!!」
弓親は倒れ伏した一角の元へ向かおうとする。それを瞬歩で素早く弓親の前に現れた檜佐木が彼の胸ぐらを掴んで止める。
檜「やめろ!斑目がやられた相手にお前がかかって何とかできんのか!!」
弓「知るかそんなこと!!放せよ!!」
弓親は檜佐木の手を払うと斬魄刀の柄に手をかける。
─────────────────────────
弓親の霊圧の揺れを感じた冬華は、冬獅郎に声をかける。
『シロ兄、綾瀬川の霊圧が揺れてる。恐らくは動転してるんだろうが…一応向かう』
冬「ああ…」
冬華は瞬歩でその場を去った。
─────────────────────────
弓「邪魔するって言うなら退かせるまでだ!」
檜「ふざけてんじゃねえぞ!頭冷やせ!」
弓「うるさい!!そこを退け!!!」
そう叫びながら斬魄刀を抜く勢いで弓親は檜佐木に向かっていこうとする。しかしそこに緑色の液体が1滴、弓親の左頬に付着する。
すると弓親は次第に意識を失っていき、檜佐木に倒れ込んだ。檜佐木はそれを受止め、声をかける。
檜「お、おい!」
吉「五席の言葉遣いじゃないね。動転は解るが、弁えなよ」
『無駄な心配だったみたいですね』
檜「吉良、冬華」
吉「〝穿点 〟ですよ、問題ない。
それよりも柱が壊されたってことは……」
その時、壊された柱から徐々に元の町へと戻っていく。
吉「!!」
檜「『転送回帰』だ。柱が破壊されて〝本物の空座町〟が戻り始めてやがる…!」
吉「マズイ…何とかして回帰の転送を止めないと…!」
『それなら安心して下さい。狛村隊長と射場副隊長が向かってるんで』
冬華の言った通り、一角の元に狛村と射場が現れると狛村が一角と戦っていた破面・チーノンを殴り飛ばし、射場が狛村の指示の元で回帰を止めた。
檜「とにかく斑目の方に向かおう」
吉「『はい』」
檜佐木は気を失っている弓親を背に抱え、吉良と冬華と共に一角の元へと向かう。しかしその途中、帰刃で巨大化したチーノンが現れ、それに冬華達は驚き足を止める。
檜「………な……何だ、あれは!?」
『破面…だよな…?』
吉「………」
チーノンと交戦し始めた狛村だったが、狛村は自身よりも遥かに巨大な相手を卍解する事で勝利した。
狛村が卍解した斬魄刀『黒縄天譴明王』が振り下ろした刀によってチーノンは敗れ、そこには砂煙が立ちこめる。
それらの光景は、巨大さ故に模造の町 の空座町に居る皆に見えていた。
大「うおおおおおおおお……容赦ねえ〜〜…」
砕「良いことだ」
乱「空座町 の町も模造 の町もカンケーないのね…。これで七番隊、今期赤字かしら」
冬「隊長なら、隊の戦いで出た損害は自腹切ってでも隊には背負わせねえさ。少なくとも、狛村はそういう男だ」
乱「まじですか!?やった!じゃあ気楽に戦おーっと♪」
冬「お前は別だ。お前が壊した分は、問答無用で給料から引くからな」
乱「えぇ〜〜隊長のケチ!今月は買いたいものいっぱいあるのに〜!」
冬「こいつは…!」
乱菊のいつも通りの様子に冬獅郎は青筋を浮かべた。
一方、一角達の元へ向かっていた冬華達は足を止め、吉良と檜佐木に至っては顔を青くしていた。
吉「えーっと……ぼくら…間に合わなくて良かったですね…」
『…と言うより、私達は向かおうとしない方が良かったかもしれないっすね…』
檜「…ああ…」
4つの柱のうち3つは護られ、破壊されてしまった柱も回帰を止めたことで大きな影響はない。
柱を狙った破面の従属官全員がやられ、老いた容姿の破面が立ち上がったところをそばに居た2体の破面が止めていた。その際、その破面の放った「奴らを始末する」と言う言葉に反応し、鼻で笑った者が1人。
それらを合図にするかの様に両者動き出し、それぞれ戦闘の位置に着く。
砕「誰を始末するだと?」
老いた容姿の破面とその従属官らしき2体の破面の所へは砕蜂と大前田が位置づく。
砕「狛村達を始末するというのか。それとも我々全員か。
どうした?答えないのか?返答次第では私がお前から始末するぞ。
まあ、戦闘せずとも始末するがな」
砕蜂は腰の裏側に帯刀した斬魄刀の柄を逆手に握り、抜刀した。
吉「…そんな……」
檜「バカな…」
弓「一角!!!」
弓親は倒れ伏した一角の元へ向かおうとする。それを瞬歩で素早く弓親の前に現れた檜佐木が彼の胸ぐらを掴んで止める。
檜「やめろ!斑目がやられた相手にお前がかかって何とかできんのか!!」
弓「知るかそんなこと!!放せよ!!」
弓親は檜佐木の手を払うと斬魄刀の柄に手をかける。
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弓親の霊圧の揺れを感じた冬華は、冬獅郎に声をかける。
『シロ兄、綾瀬川の霊圧が揺れてる。恐らくは動転してるんだろうが…一応向かう』
冬「ああ…」
冬華は瞬歩でその場を去った。
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弓「邪魔するって言うなら退かせるまでだ!」
檜「ふざけてんじゃねえぞ!頭冷やせ!」
弓「うるさい!!そこを退け!!!」
そう叫びながら斬魄刀を抜く勢いで弓親は檜佐木に向かっていこうとする。しかしそこに緑色の液体が1滴、弓親の左頬に付着する。
すると弓親は次第に意識を失っていき、檜佐木に倒れ込んだ。檜佐木はそれを受止め、声をかける。
檜「お、おい!」
吉「五席の言葉遣いじゃないね。動転は解るが、弁えなよ」
『無駄な心配だったみたいですね』
檜「吉良、冬華」
吉「〝
それよりも柱が壊されたってことは……」
その時、壊された柱から徐々に元の町へと戻っていく。
吉「!!」
檜「『転送回帰』だ。柱が破壊されて〝本物の空座町〟が戻り始めてやがる…!」
吉「マズイ…何とかして回帰の転送を止めないと…!」
『それなら安心して下さい。狛村隊長と射場副隊長が向かってるんで』
冬華の言った通り、一角の元に狛村と射場が現れると狛村が一角と戦っていた破面・チーノンを殴り飛ばし、射場が狛村の指示の元で回帰を止めた。
檜「とにかく斑目の方に向かおう」
吉「『はい』」
檜佐木は気を失っている弓親を背に抱え、吉良と冬華と共に一角の元へと向かう。しかしその途中、帰刃で巨大化したチーノンが現れ、それに冬華達は驚き足を止める。
檜「………な……何だ、あれは!?」
『破面…だよな…?』
吉「………」
チーノンと交戦し始めた狛村だったが、狛村は自身よりも遥かに巨大な相手を卍解する事で勝利した。
狛村が卍解した斬魄刀『黒縄天譴明王』が振り下ろした刀によってチーノンは敗れ、そこには砂煙が立ちこめる。
それらの光景は、巨大さ故に
大「うおおおおおおおお……容赦ねえ〜〜…」
砕「良いことだ」
乱「
冬「隊長なら、隊の戦いで出た損害は自腹切ってでも隊には背負わせねえさ。少なくとも、狛村はそういう男だ」
乱「まじですか!?やった!じゃあ気楽に戦おーっと♪」
冬「お前は別だ。お前が壊した分は、問答無用で給料から引くからな」
乱「えぇ〜〜隊長のケチ!今月は買いたいものいっぱいあるのに〜!」
冬「こいつは…!」
乱菊のいつも通りの様子に冬獅郎は青筋を浮かべた。
一方、一角達の元へ向かっていた冬華達は足を止め、吉良と檜佐木に至っては顔を青くしていた。
吉「えーっと……ぼくら…間に合わなくて良かったですね…」
『…と言うより、私達は向かおうとしない方が良かったかもしれないっすね…』
檜「…ああ…」
4つの柱のうち3つは護られ、破壊されてしまった柱も回帰を止めたことで大きな影響はない。
柱を狙った破面の従属官全員がやられ、老いた容姿の破面が立ち上がったところをそばに居た2体の破面が止めていた。その際、その破面の放った「奴らを始末する」と言う言葉に反応し、鼻で笑った者が1人。
それらを合図にするかの様に両者動き出し、それぞれ戦闘の位置に着く。
砕「誰を始末するだと?」
老いた容姿の破面とその従属官らしき2体の破面の所へは砕蜂と大前田が位置づく。
砕「狛村達を始末するというのか。それとも我々全員か。
どうした?答えないのか?返答次第では私がお前から始末するぞ。
まあ、戦闘せずとも始末するがな」
砕蜂は腰の裏側に帯刀した斬魄刀の柄を逆手に握り、抜刀した。