柱防衛戦
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集結
そして、破面襲撃の翌日。虚圏に消えてしまった織姫を助け出そうと息巻く一護だったのだが、それは叶うことはなく、日番谷先遣隊として現世に訪れていた冬華達は、尸魂界の守護の為の帰還を命じられ、連れ戻す為にやってきた白哉と更木と共に尸魂界へと帰ることになってしまった。──その後、一護だけは石田と茶渡と共に虚圏へ向かって行った。
そして、一度は尸魂界へと帰還したルキアと恋次の2人もその後、虚圏へと向かって行ってしまった。
そして、新たに元柳斎の命令で卯ノ花、白哉、更木、涅の4人の隊長とそれぞれの副官3人と花太郎が虚圏へ赴き、戦いの場は本物と入れ替えた巧妙なレプリカの空座町へと移り変わる。
─────────────────────────
空に亀裂が走り、黒腔が開く。そして、姿を現した藍染と東仙の前には総隊長である元柳斎と副官の雀部を始めとした、虚圏に居る隊長格以外の隊長、副隊長、そして隊によって五席までの上位席官が立ちはだかる。
元「…どうやら………間に合ったようじゃの」
藍「─────間に合った?一体、何を以てその言葉を口にしている?
そこ にあるのが空座町でない事は解っている。だが、それは何の妨げにもなりはしない。
ハリベル、バラガン、スターク。来るんだ」
すると、藍染が出て来た黒腔より下に新たに3つの黒腔が開き、そこからそれぞれに破面達が姿を現す。
藍「空座町が尸魂界に在るのなら、君達を殲滅し、尸魂界で王鍵を創る。それだけのことだ」
藍染の後ろから東仙も出て来る。他の破面達もそれぞれの黒腔から出て来ると、全ての黒腔が閉じる。
大「ちィ…ッ
相変わらずバケモンみてえな霊圧してやがるぜ!」
砕「恐ろしければ逃げても構わんぞ、腰抜け」
射「ここは先ず頭を叩くんがスジですかいの」
狛「いや、藍染の能力は特殊だ。集中して対処する為には、周りを先に倒すべきだろう」
京「誰が1番強いかな?十刃の3人の中で」
浮「難しいな…。藍染に訊いてみない事には…」
冬「問題は、十刃との戦闘中に藍染達が手を出さない保障は無え、って事だ」
乱「…ですね」
『…ああ』
ギ「懐かしい子らばっかやわァ…。…ま、それでも手加減するつもりはコレっぽっちもあらへんけど」
この場にいる隊長格の面々が口々に言う。そこで、元柳斎は目を開け一歩前に踏み出る。
元「皆、退 がっておれ」
元柳斎はいつも所持している杖の中から斬魄刀を出現させる。滅多に出すことの無い元柳斎が斬魄刀を手にした事で、砕蜂、冬獅郎、狛村は特に目を見張る。
元「万象一切灰燼と為せ『流刃若火』」
元柳斎が始解すると刀身から炎が生まれ、大きく炎上する。元柳斎は流刃若火を持つ右手を上に掲げる。
京「ふせろ、浮竹っ!!」
浮「わかってる!!」
そして元柳斎は、掲げた流刃若火を振り下ろす。すると流刃若火の炎は一直線に藍染達へと向かっていく。そして、炎がまるで自我を持っているかのように藍染と東仙を囲い、炎上し続ける。
元柳斎は燃え続ける流刃若火を鞘に納めていく。
元「〝城郭炎上 〟
これで暫くは、藍染達もこの炎の壁からは出られまい。
さて、ゆるりと潰して征 こうかの」
浮「手荒いな…総隊長…」
京「それだけ山じいもご機嫌ナナメってことじゃないの?」
他の隊長格達も円形に炎上している場所を静観するが冬獅郎はそこを睨 め付けている。
冬「──藍染…」
ギ「ひゃあ、熱そうやわ。ムチャしはるわァ、総隊長サン」
そして、十刃の3人のうちの1人であるバラガンが転界結柱に目星をつけ、破壊せんと部下の破面に指示を出す。するとその部下、従属官 であるフィンドールは四方にある柱それぞれの上に虚を呼び寄せる。
そして、破面襲撃の翌日。虚圏に消えてしまった織姫を助け出そうと息巻く一護だったのだが、それは叶うことはなく、日番谷先遣隊として現世に訪れていた冬華達は、尸魂界の守護の為の帰還を命じられ、連れ戻す為にやってきた白哉と更木と共に尸魂界へと帰ることになってしまった。──その後、一護だけは石田と茶渡と共に虚圏へ向かって行った。
そして、一度は尸魂界へと帰還したルキアと恋次の2人もその後、虚圏へと向かって行ってしまった。
そして、新たに元柳斎の命令で卯ノ花、白哉、更木、涅の4人の隊長とそれぞれの副官3人と花太郎が虚圏へ赴き、戦いの場は本物と入れ替えた巧妙なレプリカの空座町へと移り変わる。
─────────────────────────
空に亀裂が走り、黒腔が開く。そして、姿を現した藍染と東仙の前には総隊長である元柳斎と副官の雀部を始めとした、虚圏に居る隊長格以外の隊長、副隊長、そして隊によって五席までの上位席官が立ちはだかる。
元「…どうやら………間に合ったようじゃの」
藍「─────間に合った?一体、何を以てその言葉を口にしている?
ハリベル、バラガン、スターク。来るんだ」
すると、藍染が出て来た黒腔より下に新たに3つの黒腔が開き、そこからそれぞれに破面達が姿を現す。
藍「空座町が尸魂界に在るのなら、君達を殲滅し、尸魂界で王鍵を創る。それだけのことだ」
藍染の後ろから東仙も出て来る。他の破面達もそれぞれの黒腔から出て来ると、全ての黒腔が閉じる。
大「ちィ…ッ
相変わらずバケモンみてえな霊圧してやがるぜ!」
砕「恐ろしければ逃げても構わんぞ、腰抜け」
射「ここは先ず頭を叩くんがスジですかいの」
狛「いや、藍染の能力は特殊だ。集中して対処する為には、周りを先に倒すべきだろう」
京「誰が1番強いかな?十刃の3人の中で」
浮「難しいな…。藍染に訊いてみない事には…」
冬「問題は、十刃との戦闘中に藍染達が手を出さない保障は無え、って事だ」
乱「…ですね」
『…ああ』
ギ「懐かしい子らばっかやわァ…。…ま、それでも手加減するつもりはコレっぽっちもあらへんけど」
この場にいる隊長格の面々が口々に言う。そこで、元柳斎は目を開け一歩前に踏み出る。
元「皆、
元柳斎はいつも所持している杖の中から斬魄刀を出現させる。滅多に出すことの無い元柳斎が斬魄刀を手にした事で、砕蜂、冬獅郎、狛村は特に目を見張る。
元「万象一切灰燼と為せ『流刃若火』」
元柳斎が始解すると刀身から炎が生まれ、大きく炎上する。元柳斎は流刃若火を持つ右手を上に掲げる。
京「ふせろ、浮竹っ!!」
浮「わかってる!!」
そして元柳斎は、掲げた流刃若火を振り下ろす。すると流刃若火の炎は一直線に藍染達へと向かっていく。そして、炎がまるで自我を持っているかのように藍染と東仙を囲い、炎上し続ける。
元柳斎は燃え続ける流刃若火を鞘に納めていく。
元「〝
これで暫くは、藍染達もこの炎の壁からは出られまい。
さて、ゆるりと潰して
浮「手荒いな…総隊長…」
京「それだけ山じいもご機嫌ナナメってことじゃないの?」
他の隊長格達も円形に炎上している場所を静観するが冬獅郎はそこを
冬「──藍染…」
ギ「ひゃあ、熱そうやわ。ムチャしはるわァ、総隊長サン」
そして、十刃の3人のうちの1人であるバラガンが転界結柱に目星をつけ、破壊せんと部下の破面に指示を出す。するとその部下、