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虚の出現
翌日、夏梨達の言っていた公園にある建物の屋根の上に冬獅郎と冬華の2人はいた。2人は屋根の上に座り、サッカーの練習をする夏梨を見ていた。
すると、「たーいちょ!」と冬獅郎を呼ぶ声がしたので2人は振り向く。そこには乱菊が居た。
乱「ストーカーですか?」
冬「違う!」
『シロ兄はそんな事しねえだろうが』
冬「…ちょっと気になる事があるだけだ」
そう言って冬獅郎は再び夏梨に視線を戻す。乱菊も冬獅郎の視線の先を追い、夏梨を見る。
乱「えぇ?!隊長、現世の女の子に興味あるんだ!」
冬「違うっつってんだろうが…」
冬獅郎は怒鳴るのを耐えながら否定する。
乱「またまた…照れなくてもいいですよ!」
乱菊はそう言うが、最早からかって言っているのか否かすら分からず、冬獅郎は溜息をつき「もういい…」と言うと立ち上がり屋根から降りていく。冬華も冬獅郎の後に続く。
乱「あ、たいちょー!待ってくださいよー」
乱菊はもう一度夏梨を見た後で冬獅郎と冬華を追って屋根から降りた。
そして、その翌日。約束の試合の日、当日。冬獅郎と冬華は助っ人以外の用事で来たのだが夏梨が怪我をしている事に気付き、冬獅郎は仕方なく参加する事にした。
『頑張れよ、シロ兄』
冬「ああ」
冬獅郎は眼鏡をかけた少年と交代でコート内に入った。それからは、次々とシュートが決まり残り1点となった時、最後は冬獅郎が譲った夏梨のシュートで夏梨達のチームが勝利した。
冬華は冬獅郎に駆け寄っていく。
『さすがシロ兄だな』
冬華が冬獅郎にそう声をかけた時、夏梨も近付いてくる。
夏「冬獅郎のおかげだな!」
冬「お前のシュートが勝利点だろ。…それより、ちょっと話がある」
夏「ん?な、何だよ…」
冬「お前、この間…『!』!」
冬獅郎と冬華は霊圧を感じ取り、空を見上げた。すると、そこには亀裂が走っていた。夏梨もそれを見上げ「また出やがった」と呟いている。そのすぐ傍で冬獅郎と冬華は伝令神機を取り出し、虚の出現情報を確認する。画面上には赤い点の周りにある黄色の矢印が4つあり、いつもより早く点滅していた。
冬「(巨大虚 …いや、大虚か?)」
その時、上空の亀裂から一際大きい虚が姿を現した。虚が亀裂から出てくる。その着地点の近くに居る夏梨を庇いながら冬獅郎と冬華は避ける。虚が着地した所は大きなクレーターができていた。
翌日、夏梨達の言っていた公園にある建物の屋根の上に冬獅郎と冬華の2人はいた。2人は屋根の上に座り、サッカーの練習をする夏梨を見ていた。
すると、「たーいちょ!」と冬獅郎を呼ぶ声がしたので2人は振り向く。そこには乱菊が居た。
乱「ストーカーですか?」
冬「違う!」
『シロ兄はそんな事しねえだろうが』
冬「…ちょっと気になる事があるだけだ」
そう言って冬獅郎は再び夏梨に視線を戻す。乱菊も冬獅郎の視線の先を追い、夏梨を見る。
乱「えぇ?!隊長、現世の女の子に興味あるんだ!」
冬「違うっつってんだろうが…」
冬獅郎は怒鳴るのを耐えながら否定する。
乱「またまた…照れなくてもいいですよ!」
乱菊はそう言うが、最早からかって言っているのか否かすら分からず、冬獅郎は溜息をつき「もういい…」と言うと立ち上がり屋根から降りていく。冬華も冬獅郎の後に続く。
乱「あ、たいちょー!待ってくださいよー」
乱菊はもう一度夏梨を見た後で冬獅郎と冬華を追って屋根から降りた。
そして、その翌日。約束の試合の日、当日。冬獅郎と冬華は助っ人以外の用事で来たのだが夏梨が怪我をしている事に気付き、冬獅郎は仕方なく参加する事にした。
『頑張れよ、シロ兄』
冬「ああ」
冬獅郎は眼鏡をかけた少年と交代でコート内に入った。それからは、次々とシュートが決まり残り1点となった時、最後は冬獅郎が譲った夏梨のシュートで夏梨達のチームが勝利した。
冬華は冬獅郎に駆け寄っていく。
『さすがシロ兄だな』
冬華が冬獅郎にそう声をかけた時、夏梨も近付いてくる。
夏「冬獅郎のおかげだな!」
冬「お前のシュートが勝利点だろ。…それより、ちょっと話がある」
夏「ん?な、何だよ…」
冬「お前、この間…『!』!」
冬獅郎と冬華は霊圧を感じ取り、空を見上げた。すると、そこには亀裂が走っていた。夏梨もそれを見上げ「また出やがった」と呟いている。そのすぐ傍で冬獅郎と冬華は伝令神機を取り出し、虚の出現情報を確認する。画面上には赤い点の周りにある黄色の矢印が4つあり、いつもより早く点滅していた。
冬「(
その時、上空の亀裂から一際大きい虚が姿を現した。虚が亀裂から出てくる。その着地点の近くに居る夏梨を庇いながら冬獅郎と冬華は避ける。虚が着地した所は大きなクレーターができていた。