新たな敵
name change
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
精神世界、襲撃後
恋次の放った大砲にイールフォルトがやられた姿を見たシャウロンは叫ぶ。
シ「退 けっ!!!一時撤退だ!!」
しかしナキールは乱菊によって倒され、それを見たシャウロンは飛び立つ。
冬「─────逃がすかよ」
冬獅郎は逃げ出したシャウロンを追う。そして、瞬く間にシャウロンは十字形の氷に包まれた。やがて、その氷はシャウロンと共に砕け散った。
しかし、冬獅郎の氷の翼にヒビが入っていく。そして砕け散った時、冬獅郎から血が噴き出す。
『!?シロ兄…!!』
すでに卍解を解いていた冬華は乱菊の居たアパートの屋上に落下した冬獅郎の傍に瞬歩で駆け寄る。
乱「隊長!隊長!!」
乱菊もすぐに冬獅郎の傍に駆け寄っていく。
『シロ兄…!』
冬獅郎に声をかけていた冬華はすでに鞘に収めてしまっていた水華を始解する為に抜こうとした直後、冬華の体が傾いていき、やがて意識を失い冬獅郎の隣にうつ伏せに倒れてしまった。
乱「冬華!!
織姫!織姫、ちょっと来て!お願い!!」
それから一護と戦っていたグリムジョーが現れた東仙と共に黒腔 で虚圏へ帰った後、啓吾の自宅に向かった一角と弓親以外の一行は、織姫の自宅のアパートの屋上に集まった。
冬獅郎と冬華の治療を終えた織姫は乱菊に運ばれて来たルキアを治療していた。ちなみに冬獅郎は包帯を巻き、立ってルキアの治療を見守っているが、冬華はまだ目を覚ましていない。その事に冬獅郎は内心では心配していた。
─────────────────────────
その頃の冬華は、自身の精神世界に潜っていた。
『………』
?「随分とやられたようですね、主様」
?「ですが、今回は私を使わなかった事は正しかったと思いますよ、主様」
『水華…炎華…』
冬華の前に現れたのは水の体を持つ不死鳥─水華と炎の体を持つ不死鳥─炎華だった。
水「貴方が今、何故ここに居られるのかお分かりですか?」
『…そういえば…。確か、シロ兄の傍で…』
炎「今回の貴方は、少し霊力を使用しすぎたようですね。その為に意識を失い、私達の元まで来たのでしょう」
『………』
水「さあ、主様。そろそろお戻りになられては?」
炎「冬獅郎様も主様の事を御心配されていますよ」
『…ああ。ありがとな、水華、炎華。また来る』
ス・エ「ご武運を、主様」
そして、冬華の意識は浮上していく。
『…………』
ギ「目ェ覚めた?冬華ちゃん。御免な、間に合わんかったみたいで」
『市丸隊長?』
冬華が目覚めた事に気付き声を掛けたのは戦闘に参加できていなかったギンだった。
冬華は上体を起こして立ち上がり、傍に置かれていた斬魄刀2本を腰の裏に帯刀する。
『……!シロ兄!大丈夫か?』
冬「ああ…冬華こそ大丈夫なのか?井上織姫の治療後も目を覚まさなかったが…」
『…ああ、水華と炎華の所にいたんだ』
冬「何か言ってたか?」
『いや、ただ心配されただけだ』
冬「…そうか」
そして、2度目の破面の襲撃の翌日。冬獅郎と冬華の2人は空座第一高校の制服(前回とは違い、2人共シャツの上に薄い黄色のベストを着ている)を着て、学校の屋上の淵に座り、伝令神機を操作していた。
恋次の放った大砲にイールフォルトがやられた姿を見たシャウロンは叫ぶ。
シ「
しかしナキールは乱菊によって倒され、それを見たシャウロンは飛び立つ。
冬「─────逃がすかよ」
冬獅郎は逃げ出したシャウロンを追う。そして、瞬く間にシャウロンは十字形の氷に包まれた。やがて、その氷はシャウロンと共に砕け散った。
しかし、冬獅郎の氷の翼にヒビが入っていく。そして砕け散った時、冬獅郎から血が噴き出す。
『!?シロ兄…!!』
すでに卍解を解いていた冬華は乱菊の居たアパートの屋上に落下した冬獅郎の傍に瞬歩で駆け寄る。
乱「隊長!隊長!!」
乱菊もすぐに冬獅郎の傍に駆け寄っていく。
『シロ兄…!』
冬獅郎に声をかけていた冬華はすでに鞘に収めてしまっていた水華を始解する為に抜こうとした直後、冬華の体が傾いていき、やがて意識を失い冬獅郎の隣にうつ伏せに倒れてしまった。
乱「冬華!!
織姫!織姫、ちょっと来て!お願い!!」
それから一護と戦っていたグリムジョーが現れた東仙と共に
冬獅郎と冬華の治療を終えた織姫は乱菊に運ばれて来たルキアを治療していた。ちなみに冬獅郎は包帯を巻き、立ってルキアの治療を見守っているが、冬華はまだ目を覚ましていない。その事に冬獅郎は内心では心配していた。
─────────────────────────
その頃の冬華は、自身の精神世界に潜っていた。
『………』
?「随分とやられたようですね、主様」
?「ですが、今回は私を使わなかった事は正しかったと思いますよ、主様」
『水華…炎華…』
冬華の前に現れたのは水の体を持つ不死鳥─水華と炎の体を持つ不死鳥─炎華だった。
水「貴方が今、何故ここに居られるのかお分かりですか?」
『…そういえば…。確か、シロ兄の傍で…』
炎「今回の貴方は、少し霊力を使用しすぎたようですね。その為に意識を失い、私達の元まで来たのでしょう」
『………』
水「さあ、主様。そろそろお戻りになられては?」
炎「冬獅郎様も主様の事を御心配されていますよ」
『…ああ。ありがとな、水華、炎華。また来る』
ス・エ「ご武運を、主様」
そして、冬華の意識は浮上していく。
『…………』
ギ「目ェ覚めた?冬華ちゃん。御免な、間に合わんかったみたいで」
『市丸隊長?』
冬華が目覚めた事に気付き声を掛けたのは戦闘に参加できていなかったギンだった。
冬華は上体を起こして立ち上がり、傍に置かれていた斬魄刀2本を腰の裏に帯刀する。
『……!シロ兄!大丈夫か?』
冬「ああ…冬華こそ大丈夫なのか?井上織姫の治療後も目を覚まさなかったが…」
『…ああ、水華と炎華の所にいたんだ』
冬「何か言ってたか?」
『いや、ただ心配されただけだ』
冬「…そうか」
そして、2度目の破面の襲撃の翌日。冬獅郎と冬華の2人は空座第一高校の制服(前回とは違い、2人共シャツの上に薄い黄色のベストを着ている)を着て、学校の屋上の淵に座り、伝令神機を操作していた。