侵入者
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旅禍
『なあ、シロ兄』
冬「なんだ?」
十番隊第三席・日番谷冬華は兄である十番隊隊長・日番谷冬獅郎に呼びかける。冬獅郎はそれに返事する。冬華は問いかける。
『行方不明になってた十三番隊の朽木ルキアが見つかったというのは本当なのか?』
冬「あぁ、そうだが…。お前、朽木と仲良かったか?」
『いや?ただ聞いただけだ』
冬「そうか」
2人はそれだけの会話をすると、それぞれ仕事に戻っていった。
数日後、一番隊隊舎・隊首会議場にて、護廷十三隊定例隊首会が行われた。
だがその途中───
<緊急警報!緊急警報!
瀞霊廷内に侵入者あり!
各隊守護配置についてください!
繰り返します。────>
『侵入者…?とにかく行くか…』
冬華は、腰の裏側に2振りの斬魄刀を差し、十番隊隊舎の外に出た。
隊舎の外に出ると、瀞霊廷内では、各隊に所属する死神達が慌ただしく動き回っていた。
隊士「日番谷三席!」
『なんだ』
隊士のひとりが冬華に駆け寄る。
隊士「我々はどういたしましょう」
その隊士が冬華に指示を仰ぐ。冬華は隊士達に指示を出した。
『警報のとおりに動け。各班にわかれ守護配置につけ。旅禍を見つけ次第、早急に捕らえろ。いいな』
隊士達「はい!」
隊士達は冬華の指示に従った。
─────────────────────────
冬獅郎が隊首会から戻り、十番隊副隊長・松本乱菊も戻ってきた。
3人は上を見ていた。3人の視線の先、そこには大きな球体が遮魂膜にぶつかっていた。そして、その球体が破裂し、4つの光になり、四方へと別れた。
『4つに…』
冬「別れた…」
冬華と冬獅郎はそれを見て呟いた。
冬獅郎は黙って歩き出す。そんな冬獅郎に後ろから乱菊が声をかける。
乱「隊長?どちらへ?」
冬「少し気になる事がある。お前達もついてこい。松本、冬華」
乱「はい」
『ああ』
返事をすると乱菊と冬華は歩いている冬獅郎に駆け寄り、冬獅郎の後をついて行った。
冬獅郎と冬華は瀞霊廷内を駆けていた。ちなみに乱菊は再び副隊長で集まった為、途中で抜け、別行動中だ。
冬華が急に立ち止まる。それに気づいた冬獅郎も立ち止まり冬華に問いかける。
冬「冬華…?どうかしたのか?」
『後で地獄蝶からの連絡が来ると思うが一応知らせておく。十一番隊第三席・斑目一角、同隊第五席・綾瀬川弓親がそれぞれ対峙していた旅禍に敗れた。それと、七番隊第四席・一貫坂慈楼坊の霊圧が消失した』
その報告を聞いた冬獅郎は目を見開いた。
冬「斑目と綾瀬川が…?!それに一貫坂の霊圧が消失…。死んだわけではないんだろう?」
『…そこまではさすがに私も分からない』
冬「そうか…。しかし上位席官が次々と…。旅禍の奴らは相当力をつけてるみてェだな…」
冬華は霊圧探知・感知能力が敏感でその感知能力で得た情報を冬獅郎へと伝えた。
『なあ、シロ兄』
冬「なんだ?」
十番隊第三席・日番谷冬華は兄である十番隊隊長・日番谷冬獅郎に呼びかける。冬獅郎はそれに返事する。冬華は問いかける。
『行方不明になってた十三番隊の朽木ルキアが見つかったというのは本当なのか?』
冬「あぁ、そうだが…。お前、朽木と仲良かったか?」
『いや?ただ聞いただけだ』
冬「そうか」
2人はそれだけの会話をすると、それぞれ仕事に戻っていった。
数日後、一番隊隊舎・隊首会議場にて、護廷十三隊定例隊首会が行われた。
だがその途中───
<緊急警報!緊急警報!
瀞霊廷内に侵入者あり!
各隊守護配置についてください!
繰り返します。────>
『侵入者…?とにかく行くか…』
冬華は、腰の裏側に2振りの斬魄刀を差し、十番隊隊舎の外に出た。
隊舎の外に出ると、瀞霊廷内では、各隊に所属する死神達が慌ただしく動き回っていた。
隊士「日番谷三席!」
『なんだ』
隊士のひとりが冬華に駆け寄る。
隊士「我々はどういたしましょう」
その隊士が冬華に指示を仰ぐ。冬華は隊士達に指示を出した。
『警報のとおりに動け。各班にわかれ守護配置につけ。旅禍を見つけ次第、早急に捕らえろ。いいな』
隊士達「はい!」
隊士達は冬華の指示に従った。
─────────────────────────
冬獅郎が隊首会から戻り、十番隊副隊長・松本乱菊も戻ってきた。
3人は上を見ていた。3人の視線の先、そこには大きな球体が遮魂膜にぶつかっていた。そして、その球体が破裂し、4つの光になり、四方へと別れた。
『4つに…』
冬「別れた…」
冬華と冬獅郎はそれを見て呟いた。
冬獅郎は黙って歩き出す。そんな冬獅郎に後ろから乱菊が声をかける。
乱「隊長?どちらへ?」
冬「少し気になる事がある。お前達もついてこい。松本、冬華」
乱「はい」
『ああ』
返事をすると乱菊と冬華は歩いている冬獅郎に駆け寄り、冬獅郎の後をついて行った。
冬獅郎と冬華は瀞霊廷内を駆けていた。ちなみに乱菊は再び副隊長で集まった為、途中で抜け、別行動中だ。
冬華が急に立ち止まる。それに気づいた冬獅郎も立ち止まり冬華に問いかける。
冬「冬華…?どうかしたのか?」
『後で地獄蝶からの連絡が来ると思うが一応知らせておく。十一番隊第三席・斑目一角、同隊第五席・綾瀬川弓親がそれぞれ対峙していた旅禍に敗れた。それと、七番隊第四席・一貫坂慈楼坊の霊圧が消失した』
その報告を聞いた冬獅郎は目を見開いた。
冬「斑目と綾瀬川が…?!それに一貫坂の霊圧が消失…。死んだわけではないんだろう?」
『…そこまではさすがに私も分からない』
冬「そうか…。しかし上位席官が次々と…。旅禍の奴らは相当力をつけてるみてェだな…」
冬華は霊圧探知・感知能力が敏感でその感知能力で得た情報を冬獅郎へと伝えた。