黒幕の正体
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混乱
元柳斎と京楽、浮竹が戦闘を行っている所では──
浮「────ば……馬鹿な……!藍染が……」
浮竹は信じられないといったように呟き、目を見開く。京楽は元柳斎に言う。
京「…だってさ。どうする、山じい。こんなことしてる場合じゃないんじゃないの?ボクら」
こちらでは、吉良との戦闘を終えた乱菊が塀の屋根を飛び移りながら駆けていた。
乱「…隊長が…敗けたなんて…!」
そして、乱菊との戦闘で敗けてしまった吉良は塀にもたれかかっていた。
吉「…そんな…
雛森くんには……何もしないって…」
吉良は伝信を聞き、絶望したような顔で呟いた。
その他の場所でも、それぞれに様々な混乱が生じていた。
射「四十六室が…全滅しとったじゃと…!?」
檜「…嘘だろ…。隊長が…裏切り…!?」
狛「…東仙…!?」
しかし、一際冷静なところもあった。
それは、石田との戦闘の後十二番隊舎へと戻っていた涅とネムだった。
ネ「…お聞きになられましたか?マユリ様」
ネムは涅に問いかけた。
涅「当たり前だ。聞こえているヨ」
ネ「いかがなさいます?」
涅「…フン、興味が無いネ」
そして、天挺空羅の伝信は一護達の元にも届いていた。
一「…何だったんだ…?今のは…」
岩「いきなり四十ナントカがどうとか、ナントカ催眠がどうとか、そんなこと言われてもワケわかんねーよ…」
織「…あたし、何も聞こえなかったけど…」
茶「今の声は四番隊って言ってた…。
井上は四番隊と直接、接触してないから霊圧を捕捉できなかったんだろう…」
一「大体、隊長が隊長を斬ったとかって…瀞霊廷内のモメ事じゃねえか…。
そんなの俺達に言ってどうすんだ?」
石「言うべきだと判断したから言ったんだろう」
一「あ?」
石「…わからないか、黒崎
その藍染という隊長が中央四十六室────、…話の流れから見て瀞霊廷の最高司法機関と見ていいだろう。それを全滅させ、自分の目的を恰もその四十六室の決定であるかのように見せかけて、遂行しようとしていたのなら──その目的とは何だ?」
一「─────……」
岩「……………
…処刑…か?」
石「そうだ。僕達が尸魂界 に入ってから、どんどん早まっていった朽木さんの処刑の期日…。君達も違和感を感じていた筈だ。
だが、それも全て今の話で繋がった。五番隊隊長・藍染惣右介…彼の目的こそが───朽木さんの殺害なんだ!」
石田の言葉で一護は、双極の丘の方を見た。
一「─────ルキア────────…!」
─────────────────────────
そして、伝信を聞いた冬華も急いで双極の丘へと向かっていた。
『────…ッ!
お願いだ…。どうか間に合ってくれ───…!!』
元柳斎と京楽、浮竹が戦闘を行っている所では──
浮「────ば……馬鹿な……!藍染が……」
浮竹は信じられないといったように呟き、目を見開く。京楽は元柳斎に言う。
京「…だってさ。どうする、山じい。こんなことしてる場合じゃないんじゃないの?ボクら」
こちらでは、吉良との戦闘を終えた乱菊が塀の屋根を飛び移りながら駆けていた。
乱「…隊長が…敗けたなんて…!」
そして、乱菊との戦闘で敗けてしまった吉良は塀にもたれかかっていた。
吉「…そんな…
雛森くんには……何もしないって…」
吉良は伝信を聞き、絶望したような顔で呟いた。
その他の場所でも、それぞれに様々な混乱が生じていた。
射「四十六室が…全滅しとったじゃと…!?」
檜「…嘘だろ…。隊長が…裏切り…!?」
狛「…東仙…!?」
しかし、一際冷静なところもあった。
それは、石田との戦闘の後十二番隊舎へと戻っていた涅とネムだった。
ネ「…お聞きになられましたか?マユリ様」
ネムは涅に問いかけた。
涅「当たり前だ。聞こえているヨ」
ネ「いかがなさいます?」
涅「…フン、興味が無いネ」
そして、天挺空羅の伝信は一護達の元にも届いていた。
一「…何だったんだ…?今のは…」
岩「いきなり四十ナントカがどうとか、ナントカ催眠がどうとか、そんなこと言われてもワケわかんねーよ…」
織「…あたし、何も聞こえなかったけど…」
茶「今の声は四番隊って言ってた…。
井上は四番隊と直接、接触してないから霊圧を捕捉できなかったんだろう…」
一「大体、隊長が隊長を斬ったとかって…瀞霊廷内のモメ事じゃねえか…。
そんなの俺達に言ってどうすんだ?」
石「言うべきだと判断したから言ったんだろう」
一「あ?」
石「…わからないか、黒崎
その藍染という隊長が中央四十六室────、…話の流れから見て瀞霊廷の最高司法機関と見ていいだろう。それを全滅させ、自分の目的を恰もその四十六室の決定であるかのように見せかけて、遂行しようとしていたのなら──その目的とは何だ?」
一「─────……」
岩「……………
…処刑…か?」
石「そうだ。僕達が
だが、それも全て今の話で繋がった。五番隊隊長・藍染惣右介…彼の目的こそが───朽木さんの殺害なんだ!」
石田の言葉で一護は、双極の丘の方を見た。
一「─────ルキア────────…!」
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そして、伝信を聞いた冬華も急いで双極の丘へと向かっていた。
『────…ッ!
お願いだ…。どうか間に合ってくれ───…!!』