黒幕の正体
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藍染惣右介
雛森はギンの後をついていき、ある場所へと来ていた。
雛「ここは…清浄塔居林 …。四十六室の為の居住 区域…。
どうしてあたしをこんなところに…?市丸隊長…」
ギ「今迄、ここへ来たことは?雛森ちゃん」
ギンは奥の部屋に進む為の階段を上る。雛森もそれについて行く。
雛「そんな…ここは完全禁踏区域 じゃないですか…。見るのも初めてです…」
ギ「逢わせたい人、おんねん」
雛「…逢わせたい…。あたしに…ですか?」
ギ「そうや」
雛「でも…」
市「ほれ、見てみ。後ろ」
雛「うし…ろ…?」
雛森はギンに言われた通り、後ろを見た。
そこには人が立っており、その人は───
雛「…あ……藍染……隊……長……」
─────死したはずの藍染惣右介だった。
─────────────────────────
雛森の胸には刀が貫かれていた。雛森は訳も分からず、目の前の藍染を見る。
藍染は雛森から刀を抜く。雛森はそのまま〝ドサ…ッ〟と倒れた。
藍染はギンに声をかけた。
藍「…行くぞ、ギン」
ギ「…はい、藍染隊長
(ご免な……雛森ちゃん。今はまだ─────)」
藍染はそばに居る、ギンに声をかけると傷つき横たえた雛森を背に歩き出す。ギンも返事をすると、藍染について行く。
藍染とギンが歩き出した時、息を切らした冬獅郎が2人の前に現れた。
藍「や、日番谷くん」
冬「藍……染…!?」
冬獅郎は目を見開く。冬獅郎が声、表情と共に驚きに包まれる。
冬「どういう…本当に藍染なのか…?」
藍「…勿論、見ての通り本物だよ。それにしても、予想より随分と早いご帰還だね、日番谷隊長は」
ギ「すんません。イヅルの引きつけが甘かったみたいですわ
(ホンマに
何でもうちょい引きつけとかんかったんや、イヅル。このままやったら日番谷隊長さんまで─────
でも、全部あの子の言 うた通りや…)」
藍染とギンの会話に冬獅郎は反応した。
冬「…何 の…
何の話をしてんだ、てめえら…」
藍「何の話?ただの戦術の話さ。敵戦力の分散は、戦術の初歩だろう?」
藍染の言葉に冬獅郎は驚愕する。
冬「〝敵〟……だと…!?」
冬獅郎は辺りを見回し、藍染に聞く。
冬「…雛森は何処だ…」
藍「さて、何処かな」
冬「!!」
冬獅郎は何かに気付くと、瞬歩で藍染とギンの間を通り抜け、奥の部屋に入った。そこには、血を流して倒れている雛森の姿があった。
冬「───ひ………雛……森……………」
藍「…残念、見つかってしまったか。…済まないね。君を驚かせるつもりじゃなかったんだ。
せめて、君に見つからないように粉々に斬り刻んでおくべきだったかな」
藍染は冬獅郎にそう言い放った。冬獅郎は拳を握りしめ、声を震わせながら聞く。
冬「藍染…市丸…てめえら何時からグルだった…」
藍「最初からさ」
冬「……てめえが死を装うより前ってことか…藍染…」
藍「理解が遅いな。最初から だよ。
私が隊長になってからただの一度も、彼以外を副隊長だと思ったことは無い」
冬「……それじゃあ…てめえは今迄ずっと…雛森も…俺も…てめえの部下も他の全ての死神も…みんな…騙してやがったのか…!」
冬獅郎は、雛森の方に向けていた顔を後ろの藍染達の方に向けた。
雛森はギンの後をついていき、ある場所へと来ていた。
雛「ここは…
どうしてあたしをこんなところに…?市丸隊長…」
ギ「今迄、ここへ来たことは?雛森ちゃん」
ギンは奥の部屋に進む為の階段を上る。雛森もそれについて行く。
雛「そんな…ここは
ギ「逢わせたい人、おんねん」
雛「…逢わせたい…。あたしに…ですか?」
ギ「そうや」
雛「でも…」
市「ほれ、見てみ。後ろ」
雛「うし…ろ…?」
雛森はギンに言われた通り、後ろを見た。
そこには人が立っており、その人は───
雛「…あ……藍染……隊……長……」
─────死したはずの藍染惣右介だった。
─────────────────────────
雛森の胸には刀が貫かれていた。雛森は訳も分からず、目の前の藍染を見る。
藍染は雛森から刀を抜く。雛森はそのまま〝ドサ…ッ〟と倒れた。
藍染はギンに声をかけた。
藍「…行くぞ、ギン」
ギ「…はい、藍染隊長
(ご免な……雛森ちゃん。今はまだ─────)」
藍染はそばに居る、ギンに声をかけると傷つき横たえた雛森を背に歩き出す。ギンも返事をすると、藍染について行く。
藍染とギンが歩き出した時、息を切らした冬獅郎が2人の前に現れた。
藍「や、日番谷くん」
冬「藍……染…!?」
冬獅郎は目を見開く。冬獅郎が声、表情と共に驚きに包まれる。
冬「どういう…本当に藍染なのか…?」
藍「…勿論、見ての通り本物だよ。それにしても、予想より随分と早いご帰還だね、日番谷隊長は」
ギ「すんません。イヅルの引きつけが甘かったみたいですわ
(ホンマに
何でもうちょい引きつけとかんかったんや、イヅル。このままやったら日番谷隊長さんまで─────
でも、全部あの子の
藍染とギンの会話に冬獅郎は反応した。
冬「…
何の話をしてんだ、てめえら…」
藍「何の話?ただの戦術の話さ。敵戦力の分散は、戦術の初歩だろう?」
藍染の言葉に冬獅郎は驚愕する。
冬「〝敵〟……だと…!?」
冬獅郎は辺りを見回し、藍染に聞く。
冬「…雛森は何処だ…」
藍「さて、何処かな」
冬「!!」
冬獅郎は何かに気付くと、瞬歩で藍染とギンの間を通り抜け、奥の部屋に入った。そこには、血を流して倒れている雛森の姿があった。
冬「───ひ………雛……森……………」
藍「…残念、見つかってしまったか。…済まないね。君を驚かせるつもりじゃなかったんだ。
せめて、君に見つからないように粉々に斬り刻んでおくべきだったかな」
藍染は冬獅郎にそう言い放った。冬獅郎は拳を握りしめ、声を震わせながら聞く。
冬「藍染…市丸…てめえら何時からグルだった…」
藍「最初からさ」
冬「……てめえが死を装うより前ってことか…藍染…」
藍「理解が遅いな。
私が隊長になってからただの一度も、彼以外を副隊長だと思ったことは無い」
冬「……それじゃあ…てめえは今迄ずっと…雛森も…俺も…てめえの部下も他の全ての死神も…みんな…騙してやがったのか…!」
冬獅郎は、雛森の方に向けていた顔を後ろの藍染達の方に向けた。