黒幕の正体
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乱菊VS吉良
冬「松本!!任せていいか!」
冬獅郎は自身の後ろを走っている乱菊に声をかけた。
乱「どうぞ!」
冬獅郎は走ってきた方向に体の向きを変え、引き返した。冬獅郎はそのまま、四十六室の方へと去った。
それを見届けた吉良が急に立ち止まった。
乱「…何?逃げるのやめたの?」
吉「…確か……知りませんでしたよね。松本さんは」
乱「何をよ」
吉「僕の斬魄刀の能力」
乱「あんたそういうの、誰にも喋らないじゃない」
吉「そんなことないですよ…」
吉良は腰の左側に帯刀している斬魄刀を鞘から抜く。
吉「同期の雛森くんと…阿散井くんも知ってたかなあ…
…でも、いいですよ。松本さんにも教えますよ…」
吉良は解号を唱え、始解をする。
吉「…面を上げろ『侘助 』」
乱「…あんた…」
吉良の斬魄刀「侘助」は形を変えた。
吉良は一瞬で乱菊の傍らまで来て、乱菊の右下から左上に向かって振り上げるように斬りかかる。だが、乱菊はそれを瞬時に抜いた自身の斬魄刀で防いだ。
吉「良いですね、反応!」
乱「何様!…あんた、おかしいわよ、吉良。ギンに何吹き込まれたか知らないけど…」
吉良は何回も乱菊に斬りかかるがそれを全て、乱菊は斬魄刀で受け止め、防いでいる。
吉「…今、何回受けました?僕の剣」
乱「!」
吉良がそう乱菊に聞くやいなや、乱菊が持っていた斬魄刀が急に重みを増した。
吉「斬りつけたものの重さを倍にする。
2度斬れば更に倍。3度斬れば、そのまた倍。そして、斬られた相手は重みに耐えかね、必ず地に這いつくばり侘びるかの様に頭 を差し出す。故に『侘助』。数えてなかったなら教えてあげます。
刀が0.8㎏として2の7乗倍すると、102.4㎏。抱えて走れる重さじゃあない」
乱「…だから何?
抱えて走れないなら、抱えなきゃいいだけよ
(ギン……あんた一体、この子をどうしたいの)」
乱菊は解号を唱え、始解をする。
乱「──唸れ『灰猫 』!」
乱菊の斬魄刀「灰猫」の刀身が一瞬で灰状に変化して霧散する。
乱「(あんた一体、あたしをどうしたいの
あんた一体、何処へ行きたいの──────)」
その頃の雛森は───
雛「何…これ…?
中央四十六室が…死んでる…。…みんな…。
日番谷くんが…驚いてて…吉良くんがいて…日番谷くんはそれを追いかけていって…。どういうこと…?藍染隊長を殺したのが日番谷くんなら…これをやったのも日番谷くんの筈なのに…。
じゃあ…じゃあ、これをやったのは吉良くん…?それじゃあ、日番谷くんは…?藍染隊長は…?」
四十六室の前で呆然と立っている雛森の背後に近づいていく1人の影──
ギ「いらっしゃい、雛森ちゃん」
───ギンが雛森の背後からそう言い放った。
冬「松本!!任せていいか!」
冬獅郎は自身の後ろを走っている乱菊に声をかけた。
乱「どうぞ!」
冬獅郎は走ってきた方向に体の向きを変え、引き返した。冬獅郎はそのまま、四十六室の方へと去った。
それを見届けた吉良が急に立ち止まった。
乱「…何?逃げるのやめたの?」
吉「…確か……知りませんでしたよね。松本さんは」
乱「何をよ」
吉「僕の斬魄刀の能力」
乱「あんたそういうの、誰にも喋らないじゃない」
吉「そんなことないですよ…」
吉良は腰の左側に帯刀している斬魄刀を鞘から抜く。
吉「同期の雛森くんと…阿散井くんも知ってたかなあ…
…でも、いいですよ。松本さんにも教えますよ…」
吉良は解号を唱え、始解をする。
吉「…面を上げろ『
乱「…あんた…」
吉良の斬魄刀「侘助」は形を変えた。
吉良は一瞬で乱菊の傍らまで来て、乱菊の右下から左上に向かって振り上げるように斬りかかる。だが、乱菊はそれを瞬時に抜いた自身の斬魄刀で防いだ。
吉「良いですね、反応!」
乱「何様!…あんた、おかしいわよ、吉良。ギンに何吹き込まれたか知らないけど…」
吉良は何回も乱菊に斬りかかるがそれを全て、乱菊は斬魄刀で受け止め、防いでいる。
吉「…今、何回受けました?僕の剣」
乱「!」
吉良がそう乱菊に聞くやいなや、乱菊が持っていた斬魄刀が急に重みを増した。
吉「斬りつけたものの重さを倍にする。
2度斬れば更に倍。3度斬れば、そのまた倍。そして、斬られた相手は重みに耐えかね、必ず地に這いつくばり侘びるかの様に
刀が0.8㎏として2の7乗倍すると、102.4㎏。抱えて走れる重さじゃあない」
乱「…だから何?
抱えて走れないなら、抱えなきゃいいだけよ
(ギン……あんた一体、この子をどうしたいの)」
乱菊は解号を唱え、始解をする。
乱「──唸れ『
乱菊の斬魄刀「灰猫」の刀身が一瞬で灰状に変化して霧散する。
乱「(あんた一体、あたしをどうしたいの
あんた一体、何処へ行きたいの──────)」
その頃の雛森は───
雛「何…これ…?
中央四十六室が…死んでる…。…みんな…。
日番谷くんが…驚いてて…吉良くんがいて…日番谷くんはそれを追いかけていって…。どういうこと…?藍染隊長を殺したのが日番谷くんなら…これをやったのも日番谷くんの筈なのに…。
じゃあ…じゃあ、これをやったのは吉良くん…?それじゃあ、日番谷くんは…?藍染隊長は…?」
四十六室の前で呆然と立っている雛森の背後に近づいていく1人の影──
ギ「いらっしゃい、雛森ちゃん」
───ギンが雛森の背後からそう言い放った。