ペイン
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呼応
『サクラ!』
サク「アカネさん!………!」
サクラはアカネの傍に居るサスケとイタチをその目で捉え、驚愕する。
『後できちんと説明するわ。今は、ナルトが優勢なのかどうか…それだけが知りたいの』
日向「さっきまでは優勢だったんだが……」
日向一族の男がそう口にした時、物凄い膨大なチャクラを感じ取る。
サク「このチャクラの感じ…あの時の……!どうなってるの!?」
日向「ヒナタ様が、ナルトを助けようと出て行かれて…」
サク「!まさか!!?」
『………っ
(今までに感じたことの無いほどの怒りと…憎しみ…こっちまで呑まれそう……!)」
アカネはナルトの膨大な九尾のチャクラを感じ、顔を歪める。そして、その直後に大きな爆音が轟く。
サク「何?!」
音のした方からは大きな煙が上がっている。
暗「す…すごい。何だアレは?」
サク「ナルトはどうなってますか?」
日向「何て言ったらいいか…!
とにかく、ナルトから6本のしっぽが…!!このままだともしかしたら九尾に!」
サク「(6本!!?6本って…
じゃあ、あの時よりさらに…!!)
……。カツユ様、すぐに避難するように皆に伝えて下さい」
『(本当にまずいわね…こっちまで呼応されそうになる…。これ以上尾の数が増えて9本に近くなれば、私の方も持ってかれる…!)』
アカネは何が何でも自分は引き寄せられまいと必死で耐えている為、もはやサクラ達の会話を含め周りの音が聞こえなくなり始めていた。
そしてついにその限界が来てしまう。
『うっ…!………っ!』
サク「アカネさん!?どうしたんですか?!」
『九…尾が…呼応…されて…っ!8本…まで……っ!
(助けて……)
───…ヤマト……さん…』
アカネはそこでとうとう意識を手放した。
サク「アカネさん!!」
イ「アカネの事はオレが抱えていく。君は治療に専念してくれ」
それから、サクラ達はヒナタを見つけたガイ班と合流し、サクラはヒナタの治療を始める。合流した時のガイ班はイタチとサスケの存在に驚いていた様子だが、イタチがアカネを抱えている事とイタチとサスケから敵意が感じられなかった為、取り敢えずは気にしない事にした。
皆は再び意識をヒナタに向け直す。
ネ「どうしてこんな無茶を……」
サク「(ヒナタ…。あなたは…ナルトの事…)」
カツ「ナルト君は自分で九尾を抑え込みました」
サク「…!
(自分で抑えた…)」
イ・サ「……」
カツ「今は最後のペインと決着をつけるところです」
ガ「リー!オレ達はナルトの増援に向かうぞ!」
リ「ハイ!」
カツ「それは、止めて下さい。かえってナルト君の邪魔になります」
リ「しかし……里をこんなにした奴を相手にたった1人で…!」
カツ「ナルト君には考えがあるようです。ここは彼を信じましょう」
そして、皆はその場に留まりサクラはヒナタの治療を続ける。その間にアカネが目を覚ます。
『ナルトは…九尾を抑え込めたみたいですね…』
カツ「はい…大丈夫ですか?」
『大丈夫です。私の方はチャクラだけですしね…』
やがて、ヒナタも目を覚ます。サクラはそれに気づくとかけていた掌仙術を止める。
サク「!」
日向「!」
ネ「ヒナタ様…!」
ヒ「……。…皆…」
テ「よかった…!心配したよ」
リ「大丈夫ですか?ヒナタさん」
ヒナタはゆっくりと身体を起こす。
ヒ「ありがとう、皆…。ありがとう、サクラさん…」
サク「ホントによかった。無茶するんだから…」
皆がヒナタが目を覚ました事に安堵している中、更なる吉報がカツユの口から告げられた。
『サクラ!』
サク「アカネさん!………!」
サクラはアカネの傍に居るサスケとイタチをその目で捉え、驚愕する。
『後できちんと説明するわ。今は、ナルトが優勢なのかどうか…それだけが知りたいの』
日向「さっきまでは優勢だったんだが……」
日向一族の男がそう口にした時、物凄い膨大なチャクラを感じ取る。
サク「このチャクラの感じ…あの時の……!どうなってるの!?」
日向「ヒナタ様が、ナルトを助けようと出て行かれて…」
サク「!まさか!!?」
『………っ
(今までに感じたことの無いほどの怒りと…憎しみ…こっちまで呑まれそう……!)」
アカネはナルトの膨大な九尾のチャクラを感じ、顔を歪める。そして、その直後に大きな爆音が轟く。
サク「何?!」
音のした方からは大きな煙が上がっている。
暗「す…すごい。何だアレは?」
サク「ナルトはどうなってますか?」
日向「何て言ったらいいか…!
とにかく、ナルトから6本のしっぽが…!!このままだともしかしたら九尾に!」
サク「(6本!!?6本って…
じゃあ、あの時よりさらに…!!)
……。カツユ様、すぐに避難するように皆に伝えて下さい」
『(本当にまずいわね…こっちまで呼応されそうになる…。これ以上尾の数が増えて9本に近くなれば、私の方も持ってかれる…!)』
アカネは何が何でも自分は引き寄せられまいと必死で耐えている為、もはやサクラ達の会話を含め周りの音が聞こえなくなり始めていた。
そしてついにその限界が来てしまう。
『うっ…!………っ!』
サク「アカネさん!?どうしたんですか?!」
『九…尾が…呼応…されて…っ!8本…まで……っ!
(助けて……)
───…ヤマト……さん…』
アカネはそこでとうとう意識を手放した。
サク「アカネさん!!」
イ「アカネの事はオレが抱えていく。君は治療に専念してくれ」
それから、サクラ達はヒナタを見つけたガイ班と合流し、サクラはヒナタの治療を始める。合流した時のガイ班はイタチとサスケの存在に驚いていた様子だが、イタチがアカネを抱えている事とイタチとサスケから敵意が感じられなかった為、取り敢えずは気にしない事にした。
皆は再び意識をヒナタに向け直す。
ネ「どうしてこんな無茶を……」
サク「(ヒナタ…。あなたは…ナルトの事…)」
カツ「ナルト君は自分で九尾を抑え込みました」
サク「…!
(自分で抑えた…)」
イ・サ「……」
カツ「今は最後のペインと決着をつけるところです」
ガ「リー!オレ達はナルトの増援に向かうぞ!」
リ「ハイ!」
カツ「それは、止めて下さい。かえってナルト君の邪魔になります」
リ「しかし……里をこんなにした奴を相手にたった1人で…!」
カツ「ナルト君には考えがあるようです。ここは彼を信じましょう」
そして、皆はその場に留まりサクラはヒナタの治療を続ける。その間にアカネが目を覚ます。
『ナルトは…九尾を抑え込めたみたいですね…』
カツ「はい…大丈夫ですか?」
『大丈夫です。私の方はチャクラだけですしね…』
やがて、ヒナタも目を覚ます。サクラはそれに気づくとかけていた掌仙術を止める。
サク「!」
日向「!」
ネ「ヒナタ様…!」
ヒ「……。…皆…」
テ「よかった…!心配したよ」
リ「大丈夫ですか?ヒナタさん」
ヒナタはゆっくりと身体を起こす。
ヒ「ありがとう、皆…。ありがとう、サクラさん…」
サク「ホントによかった。無茶するんだから…」
皆がヒナタが目を覚ました事に安堵している中、更なる吉報がカツユの口から告げられた。