三尾
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追跡再開
一行は木から木へと跳躍して移動していた。
キ「クソっ!やっぱり一瞬でも目を離したのがまずかったぜ…!また1から奴らの気配を探さなきゃならねえ」
ナ「コウモリのせいで自由に動けないのが痛てぇってばよ」
シノ「こうなったら、一か八かの方法を試すか」
一行はそれぞれの傍の木に立ち止まる。
カ「シノ、何かあるのか?」
シノ「考え方の問題だ。見つからないようにしている場合、コウモリは確かに障害となる。だが、見つかる事を覚悟していればコウモリは利用出来る」
ナ「ん?どういう事だ?」
シノ「コウモリの超音波はそう遠くへは届かない。要するにオレ達の居場所を感知した後どうやって奴らに知らせているかを考えれば…」
キ「なるほど、そういう事か!」
カ「言われてみればその通りだ。よく気づいたな、シノ」
皆がシノの言葉を理解したのに対し、ナルトだけは理解出来ていないようで戸惑いながら分かったのかと問いかけている。
キ「当たり前だろ?ここにいるのは全員が上忍と中忍だぞ。…っと、1名まだ下忍だったな」
ナ「てめぇ、喧嘩売ってんのか!フン!いいよ!オレだって理由わかったもんな!」
キ「んー?ホントかァ?」
シノ「話を戻そう。…で、どうする?」
カ「やってみよう。ナルト、3人の影分身を作って幅10mの間隔を取りながら地上を走らせろ」
ナ「んぇ?そんな事したら… カ「早くしろ!」…ったく、分かったってばよ…」
ナルトはカカシに言われた通り、3人の影分身を作り出し、その3人の影分身はそれぞれ3方向に駆け出す。
ナ「こんな事したら、コウモリのレーダーに引っかかっちまうだろ…」
カ「それでいいんだ」
ナ「え?」
頭に疑問符を浮かべるナルトの左右にそれぞれキバとシノが並ぶ。キバとシノは辺りを警戒し、シノが飛び立つコウモリを発見する。
シノ「アレだ!なぜなら、昼間にコウモリが理由なく飛び立つなどありえないからだ」
カ「よし、行くぞ!皆」
ナ「ところでよォ、皆なんでコウモリ追いかけてんだ?」
キバはナルトの問いに呆れて唸り声を出す。
キ「やっぱ分かってねえのかよ…?!
あのコウモリは、オレ達を見つけたって事を知らせに奴らのところに戻ってんだよ」
ナ「ん…?」
キ「つまり、あいつを追っていけば敵にたどり着けるってわけだ」
ナ「なんだ、そんな事か!」
キ「ったく…ホントいつまでもダメダメだな、お前は」
そして、一同はコウモリを追いかけ始めてからそれなりの距離を進んでいた。しかし、その途中でシノが何かを感じとったようで呟く。
シノ「何だ?この感覚は…」
カ「どうした?シノ」
シノ「オレの寄壊蟲が異様なチャクラを感じている」
ナ「異様なチャクラ?」
シノ「これまでに感じたことがないような膨大な量のチャクラだ」
赤「ワン!!」
キ「どうやら赤丸もお前の蟲と同じものを感じてるようだぜ!」
ナ「じゃあ、あそこに居るんだな?」
カ「急ごう!」
前方でのやりとりと同様に後方にいるヤマトとアカネも2人で会話していた。
『(?「ボクの本体が危険だよ!」)
?!…ヤマト先輩、奴らの目的…尾獣かもしれません』
ヤ「?!…知らせてくれたのかい?ここに居る尾獣の尾の数は…?」
『………3本。つまり、〝三尾〟です…』
ヤ「……カカシ先輩達の方も感じとっているみたいだ。急ごうか」
『はい』
カカシ達小隊は、急ぐ為にさらに加速して木々を移動し進んでいく。
そして暫く進み、コウモリが霧が漂っている場所で降下していく。
カ「あそこか…!」
ナ「なんだ?あれは…
霧の塊…?」
ヤ「コウモリは、あの霧に向かったようだね」
『(?「その先にボクの本体が居るよ!」)
………』
アカネは自身の内側から聞こえている声に目の前を見据える。
シノ「間違いない。膨大なチャクラもあそこから出ている」
ナ「あの霧の中に居るって事か」
カ「ああ。だが、あれでは正体がわからん!」
ナ「あそこに突っ込んでみればわかるってばよ!」
カ「まあ、そう焦るな。…覚悟を決めるか」
ナ「へっ!そう来なくっちゃ!」
カ「全員、戦闘準備!しかし、無茶はするな」
カカシが全員に指示を飛ばす。
キ「了解!」
赤「ワン!!」
ナ「了解だってばよ!」
一行は木から木へと跳躍して移動していた。
キ「クソっ!やっぱり一瞬でも目を離したのがまずかったぜ…!また1から奴らの気配を探さなきゃならねえ」
ナ「コウモリのせいで自由に動けないのが痛てぇってばよ」
シノ「こうなったら、一か八かの方法を試すか」
一行はそれぞれの傍の木に立ち止まる。
カ「シノ、何かあるのか?」
シノ「考え方の問題だ。見つからないようにしている場合、コウモリは確かに障害となる。だが、見つかる事を覚悟していればコウモリは利用出来る」
ナ「ん?どういう事だ?」
シノ「コウモリの超音波はそう遠くへは届かない。要するにオレ達の居場所を感知した後どうやって奴らに知らせているかを考えれば…」
キ「なるほど、そういう事か!」
カ「言われてみればその通りだ。よく気づいたな、シノ」
皆がシノの言葉を理解したのに対し、ナルトだけは理解出来ていないようで戸惑いながら分かったのかと問いかけている。
キ「当たり前だろ?ここにいるのは全員が上忍と中忍だぞ。…っと、1名まだ下忍だったな」
ナ「てめぇ、喧嘩売ってんのか!フン!いいよ!オレだって理由わかったもんな!」
キ「んー?ホントかァ?」
シノ「話を戻そう。…で、どうする?」
カ「やってみよう。ナルト、3人の影分身を作って幅10mの間隔を取りながら地上を走らせろ」
ナ「んぇ?そんな事したら… カ「早くしろ!」…ったく、分かったってばよ…」
ナルトはカカシに言われた通り、3人の影分身を作り出し、その3人の影分身はそれぞれ3方向に駆け出す。
ナ「こんな事したら、コウモリのレーダーに引っかかっちまうだろ…」
カ「それでいいんだ」
ナ「え?」
頭に疑問符を浮かべるナルトの左右にそれぞれキバとシノが並ぶ。キバとシノは辺りを警戒し、シノが飛び立つコウモリを発見する。
シノ「アレだ!なぜなら、昼間にコウモリが理由なく飛び立つなどありえないからだ」
カ「よし、行くぞ!皆」
ナ「ところでよォ、皆なんでコウモリ追いかけてんだ?」
キバはナルトの問いに呆れて唸り声を出す。
キ「やっぱ分かってねえのかよ…?!
あのコウモリは、オレ達を見つけたって事を知らせに奴らのところに戻ってんだよ」
ナ「ん…?」
キ「つまり、あいつを追っていけば敵にたどり着けるってわけだ」
ナ「なんだ、そんな事か!」
キ「ったく…ホントいつまでもダメダメだな、お前は」
そして、一同はコウモリを追いかけ始めてからそれなりの距離を進んでいた。しかし、その途中でシノが何かを感じとったようで呟く。
シノ「何だ?この感覚は…」
カ「どうした?シノ」
シノ「オレの寄壊蟲が異様なチャクラを感じている」
ナ「異様なチャクラ?」
シノ「これまでに感じたことがないような膨大な量のチャクラだ」
赤「ワン!!」
キ「どうやら赤丸もお前の蟲と同じものを感じてるようだぜ!」
ナ「じゃあ、あそこに居るんだな?」
カ「急ごう!」
前方でのやりとりと同様に後方にいるヤマトとアカネも2人で会話していた。
『(?「ボクの本体が危険だよ!」)
?!…ヤマト先輩、奴らの目的…尾獣かもしれません』
ヤ「?!…知らせてくれたのかい?ここに居る尾獣の尾の数は…?」
『………3本。つまり、〝三尾〟です…』
ヤ「……カカシ先輩達の方も感じとっているみたいだ。急ごうか」
『はい』
カカシ達小隊は、急ぐ為にさらに加速して木々を移動し進んでいく。
そして暫く進み、コウモリが霧が漂っている場所で降下していく。
カ「あそこか…!」
ナ「なんだ?あれは…
霧の塊…?」
ヤ「コウモリは、あの霧に向かったようだね」
『(?「その先にボクの本体が居るよ!」)
………』
アカネは自身の内側から聞こえている声に目の前を見据える。
シノ「間違いない。膨大なチャクラもあそこから出ている」
ナ「あの霧の中に居るって事か」
カ「ああ。だが、あれでは正体がわからん!」
ナ「あそこに突っ込んでみればわかるってばよ!」
カ「まあ、そう焦るな。…覚悟を決めるか」
ナ「へっ!そう来なくっちゃ!」
カ「全員、戦闘準備!しかし、無茶はするな」
カカシが全員に指示を飛ばす。
キ「了解!」
赤「ワン!!」
ナ「了解だってばよ!」