三尾
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異変
キ「シノ!」
シノ「惜しい事をしたものだ…。もう少しで包囲網が完成する所だったが…」
キ「……へっ」
そしてまた3人と赤丸がいる木の上に1人の忍が着地した。
?「皆、無事か?」
キ「カカシ先生」
カ「これで全員揃ったな」
キ「ああ…だがヒナタが…」
『一応、私の医療忍術で応急処置はしてありますけど……。どう?動けそう?』
ヒ「はい…何とか…。くっ…」
赤「クゥーン…」
ヒナタは返事をするもまだ苦しそうである。赤丸もそんなヒナタに心配そうに鳴く。
キ「先生、あのデカいやつをやったのか?」
カ「いや…仕留め損ねた…」
『(カカシ先輩が…!?そんなに強かったって事…?ならさっきの私の氷遁も…当たってない……)』
キ「そうか。…こっちも逃げられたぜ」
カ「珍しいな…あれは見るからにお前の氷遁だろ?あれを発動して逃すなんてな…。何かあったのか?」
『…すみません。特殊な煙幕で視覚と嗅覚を奪われていて…。白眼で見ながら使うべきでした…』
カ「いや…こっちも逃げられたからな…。お互い様だよ」
『はい…』
カ「まあとにかく、まだ戦闘は終わっていない。近くにあの術の使い手がいるはずだ…」
一行は再びシノを混じえて敵の追跡を開始した。
カ「シノ、どうだ?追えるか?」
シノ「問題ない」
シノはそう言うとある方向に指を指す。
シノ「何故なら、蟲の包囲網が完成されていなかったのは唯一この10時の方向だけだからだ」
それを聞いたキバと赤丸はその方向の匂いを嗅ぐ。
赤「ガルルルルゥ…」
キ「ああ、奴らの目的を突き止める必要がありそうだぜ…」
カ「それじゃあ、行くぞ」
シノ「いや、待て」
キ「何だよ、シノ?」
赤「ワン!!」
シノ「寄壊蟲の様子がおかしい…。まるで出口を見失っているようだ」
キ「どういう事だよ?」
シノ「蟲達の全ての感覚が失われ彷徨ってる…という所か」
ヒ「幻術か何かなの?」
キ「奴ら、物理攻撃しか使ってこなかったぜ?」
シノ「いや、ただ単に仕掛けてこなかった…とも考えられる」
キ「手の内を隠してるって事か…」
カ「ヒナタ、封印術や結界が張られてないか調べてくれ」
ヒ「はい
(白眼!!)」
ヒナタは白眼でカカシに指示された通り確認する。しかし、ヒナタが見たのは封印術や結界でもなく、例え白眼だとしても見れない自身達の後ろ姿だった。それに驚いてヒナタは振り向く。すると自身が無数に現れヒナタは目を閉じ膝をついてしまった。
カ「どうした?!ヒナタ!」
ヒ「私達の…姿が…無数に…」
カ「(白眼が封じられた?!)」
大量のシノの寄壊蟲が周りを飛び回っている。
『どうやら何かしらの結界の中に閉じ込められているようね』
シノ「敵を寄壊蟲で封じ込めていたつもりが、さらにその外角を封じられていたというわけか…」
赤「ガルルルルゥ…ワン!!」
キ「敵だ!」
キバと赤丸が指し示した方向から手裏剣が飛んできたかと思えば、それが砕け無数のクナイのようにアカネ達の方へ飛んでくる。
カ「散!!」
カカシの指示でそれぞれ散らばり、飛んできたものを避ける。
それは威力が強く、命中した木は欠けたり枝が折れたりしていた。
キ「シノ!」
シノ「惜しい事をしたものだ…。もう少しで包囲網が完成する所だったが…」
キ「……へっ」
そしてまた3人と赤丸がいる木の上に1人の忍が着地した。
?「皆、無事か?」
キ「カカシ先生」
カ「これで全員揃ったな」
キ「ああ…だがヒナタが…」
『一応、私の医療忍術で応急処置はしてありますけど……。どう?動けそう?』
ヒ「はい…何とか…。くっ…」
赤「クゥーン…」
ヒナタは返事をするもまだ苦しそうである。赤丸もそんなヒナタに心配そうに鳴く。
キ「先生、あのデカいやつをやったのか?」
カ「いや…仕留め損ねた…」
『(カカシ先輩が…!?そんなに強かったって事…?ならさっきの私の氷遁も…当たってない……)』
キ「そうか。…こっちも逃げられたぜ」
カ「珍しいな…あれは見るからにお前の氷遁だろ?あれを発動して逃すなんてな…。何かあったのか?」
『…すみません。特殊な煙幕で視覚と嗅覚を奪われていて…。白眼で見ながら使うべきでした…』
カ「いや…こっちも逃げられたからな…。お互い様だよ」
『はい…』
カ「まあとにかく、まだ戦闘は終わっていない。近くにあの術の使い手がいるはずだ…」
一行は再びシノを混じえて敵の追跡を開始した。
カ「シノ、どうだ?追えるか?」
シノ「問題ない」
シノはそう言うとある方向に指を指す。
シノ「何故なら、蟲の包囲網が完成されていなかったのは唯一この10時の方向だけだからだ」
それを聞いたキバと赤丸はその方向の匂いを嗅ぐ。
赤「ガルルルルゥ…」
キ「ああ、奴らの目的を突き止める必要がありそうだぜ…」
カ「それじゃあ、行くぞ」
シノ「いや、待て」
キ「何だよ、シノ?」
赤「ワン!!」
シノ「寄壊蟲の様子がおかしい…。まるで出口を見失っているようだ」
キ「どういう事だよ?」
シノ「蟲達の全ての感覚が失われ彷徨ってる…という所か」
ヒ「幻術か何かなの?」
キ「奴ら、物理攻撃しか使ってこなかったぜ?」
シノ「いや、ただ単に仕掛けてこなかった…とも考えられる」
キ「手の内を隠してるって事か…」
カ「ヒナタ、封印術や結界が張られてないか調べてくれ」
ヒ「はい
(白眼!!)」
ヒナタは白眼でカカシに指示された通り確認する。しかし、ヒナタが見たのは封印術や結界でもなく、例え白眼だとしても見れない自身達の後ろ姿だった。それに驚いてヒナタは振り向く。すると自身が無数に現れヒナタは目を閉じ膝をついてしまった。
カ「どうした?!ヒナタ!」
ヒ「私達の…姿が…無数に…」
カ「(白眼が封じられた?!)」
大量のシノの寄壊蟲が周りを飛び回っている。
『どうやら何かしらの結界の中に閉じ込められているようね』
シノ「敵を寄壊蟲で封じ込めていたつもりが、さらにその外角を封じられていたというわけか…」
赤「ガルルルルゥ…ワン!!」
キ「敵だ!」
キバと赤丸が指し示した方向から手裏剣が飛んできたかと思えば、それが砕け無数のクナイのようにアカネ達の方へ飛んでくる。
カ「散!!」
カカシの指示でそれぞれ散らばり、飛んできたものを避ける。
それは威力が強く、命中した木は欠けたり枝が折れたりしていた。