三尾
name change
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
特殊な煙幕
ヒ「キバくん!」
2人は地面に着地する。
キ「くそっ!毒霧か…?!」
赤「ワンワン!!」
キ「!そうか!サンキュー、赤丸!」
赤丸によって毒霧でない事が分かり、キバは口元を押さえていた手を下ろす。
キ「(だが毒霧じゃねえって事は…ただの目眩しか?)
!(クンクン」
キバは何かに気付き、匂いを嗅ぐ。
キ「何?!これは…!辺りの匂いが…全部消えただと!?
(そうか…連中はこれを使って移動中の痕跡を消してたわけか)」
その時、キバの後ろから何かが襲いかかる。それによりキバは弾き飛ばされる。そして先程指示を出した男が再び「ヌラリ」と指示を出す。すると先程キバが狙いをつけたヌラリと呼ばれた男が駆け出し、キバに攻撃を繰り出す。だが──
ヒ「『伏せて!』」
ヒナタがキバを伏せさせ、アカネはヌラリと呼ばれた男の攻撃を体術で捌く。そして、2人はキバを連れて跳躍しヌラリとの距離をとる。
キ「ヒナタとアカネさんか!」
アカネとヒナタは白眼を使用していた。2人は立ち上がり、柔拳の構えを摂る。
ヒ「キバくん、下がってて!ここは私が…」
『………。分かった。任せたわよ、ヒナタ』
ヒ「はい!」
『行くわよ、キバ。先行するわ』
それからヒナタと離れたアカネ達だったがヒナタの悲鳴が聞こえ、キバが戻ろうとする。
『待ちなさい!この煙幕で視覚と嗅覚を奪われてるのよ?』
その時、僅かに風邪が吹き煙幕が少しだけ晴れる。
キ「!そうか!これなら上手くいくかもしれねぇ!行くぞ、赤丸!」
赤「ワン!!」
『は?!ちょっと!』
キバと赤丸は走っていき、アカネは慌ててそれを追いかけていく。
キ「牙通牙!!」
キバの声と共にバキバキという音が聞こえる。
『少し危険かもだけどごめんね!
風遁・気流乱舞!!』
そして今度はアカネの声と共に突風が吹き、煙幕が晴れていく。
キ「ヒナタ!」
赤「ワン!!」
ヒナタの両脇にキバと赤丸、後ろにアカネが着地する。
キ「悪ぃな、遅くなっちまって」
ヒナタはほっとしたのか力が抜けて倒れそうになるがキバが支える。
キ「おい!大丈夫か!?」
『すぐに治療するわ』
アカネはそう言うとヒナタの背中に手を当てて掌仙術をかけ始める。
ヒ「キバくん、アカネさん…どうやって…?」
キ「ああ、牙通牙の回転でこの辺りの空気を掻き回してやったのさ。ついでに辺りの風通しを良くして念の為にアカネさんに風遁を出してもらったら、やっとクソ忌々しい煙幕が晴れたって訳だ」
『急に走り出して牙通牙をするんだもの。とても驚いたわ』
キ「悪かったな。視覚と嗅覚さえ戻れば、こっちのもんだぜ!散々好きにしやがっててめぇら、覚悟しやがれ!」
男「覚悟?どっちが」
その時木陰に潜んでいたのか人影が飛び出し、新たに桃色の煙幕が放たれる。アカネ達はすぐさま木の上に飛び移る。
ヒ「コホッ…コホッ…」
キ「くそっ…まだ伏兵がいやがったのか…?」
『(注意が足りなかった…!)』
男「フッ…残念だったな」
アカネ達の前には先程までの男3人に加え新たに1人の男が加わっていた。
男「まあ、これでお前らの手の内がわかった…。次で仕留めるぞ!」
男達「承知!」
その時、男が頭を抑える。そして、急にキギリと呼ばれた男に煙幕と撤退の指示を出す。するとすぐさま先程の煙幕が漂う。
『待ちなさい!』
アカネは印を結び始める。するとアカネの周りに次々と薄い水色に輝く先が鋭く尖った氷が生成されていく。
『氷遁・群青氷柱!!』
そして、最後の印が結び終わると先程まで男達がいた場所に勢いよく向かっていく。しかし、その時には既に敵は逃げており、代わりにいたのは──
キ「ゴホッゴホッ…ゴホッ…てめぇら…どういうつもり…」
?「敵も優れた感知能力を持っているようだ」
煙幕が晴れて現れたのはシノだった。
ヒ「キバくん!」
2人は地面に着地する。
キ「くそっ!毒霧か…?!」
赤「ワンワン!!」
キ「!そうか!サンキュー、赤丸!」
赤丸によって毒霧でない事が分かり、キバは口元を押さえていた手を下ろす。
キ「(だが毒霧じゃねえって事は…ただの目眩しか?)
!(クンクン」
キバは何かに気付き、匂いを嗅ぐ。
キ「何?!これは…!辺りの匂いが…全部消えただと!?
(そうか…連中はこれを使って移動中の痕跡を消してたわけか)」
その時、キバの後ろから何かが襲いかかる。それによりキバは弾き飛ばされる。そして先程指示を出した男が再び「ヌラリ」と指示を出す。すると先程キバが狙いをつけたヌラリと呼ばれた男が駆け出し、キバに攻撃を繰り出す。だが──
ヒ「『伏せて!』」
ヒナタがキバを伏せさせ、アカネはヌラリと呼ばれた男の攻撃を体術で捌く。そして、2人はキバを連れて跳躍しヌラリとの距離をとる。
キ「ヒナタとアカネさんか!」
アカネとヒナタは白眼を使用していた。2人は立ち上がり、柔拳の構えを摂る。
ヒ「キバくん、下がってて!ここは私が…」
『………。分かった。任せたわよ、ヒナタ』
ヒ「はい!」
『行くわよ、キバ。先行するわ』
それからヒナタと離れたアカネ達だったがヒナタの悲鳴が聞こえ、キバが戻ろうとする。
『待ちなさい!この煙幕で視覚と嗅覚を奪われてるのよ?』
その時、僅かに風邪が吹き煙幕が少しだけ晴れる。
キ「!そうか!これなら上手くいくかもしれねぇ!行くぞ、赤丸!」
赤「ワン!!」
『は?!ちょっと!』
キバと赤丸は走っていき、アカネは慌ててそれを追いかけていく。
キ「牙通牙!!」
キバの声と共にバキバキという音が聞こえる。
『少し危険かもだけどごめんね!
風遁・気流乱舞!!』
そして今度はアカネの声と共に突風が吹き、煙幕が晴れていく。
キ「ヒナタ!」
赤「ワン!!」
ヒナタの両脇にキバと赤丸、後ろにアカネが着地する。
キ「悪ぃな、遅くなっちまって」
ヒナタはほっとしたのか力が抜けて倒れそうになるがキバが支える。
キ「おい!大丈夫か!?」
『すぐに治療するわ』
アカネはそう言うとヒナタの背中に手を当てて掌仙術をかけ始める。
ヒ「キバくん、アカネさん…どうやって…?」
キ「ああ、牙通牙の回転でこの辺りの空気を掻き回してやったのさ。ついでに辺りの風通しを良くして念の為にアカネさんに風遁を出してもらったら、やっとクソ忌々しい煙幕が晴れたって訳だ」
『急に走り出して牙通牙をするんだもの。とても驚いたわ』
キ「悪かったな。視覚と嗅覚さえ戻れば、こっちのもんだぜ!散々好きにしやがっててめぇら、覚悟しやがれ!」
男「覚悟?どっちが」
その時木陰に潜んでいたのか人影が飛び出し、新たに桃色の煙幕が放たれる。アカネ達はすぐさま木の上に飛び移る。
ヒ「コホッ…コホッ…」
キ「くそっ…まだ伏兵がいやがったのか…?」
『(注意が足りなかった…!)』
男「フッ…残念だったな」
アカネ達の前には先程までの男3人に加え新たに1人の男が加わっていた。
男「まあ、これでお前らの手の内がわかった…。次で仕留めるぞ!」
男達「承知!」
その時、男が頭を抑える。そして、急にキギリと呼ばれた男に煙幕と撤退の指示を出す。するとすぐさま先程の煙幕が漂う。
『待ちなさい!』
アカネは印を結び始める。するとアカネの周りに次々と薄い水色に輝く先が鋭く尖った氷が生成されていく。
『氷遁・群青氷柱!!』
そして、最後の印が結び終わると先程まで男達がいた場所に勢いよく向かっていく。しかし、その時には既に敵は逃げており、代わりにいたのは──
キ「ゴホッゴホッ…ゴホッ…てめぇら…どういうつもり…」
?「敵も優れた感知能力を持っているようだ」
煙幕が晴れて現れたのはシノだった。