新たな班員

─数日後─

アカネは火影室を訪れた。

綱「アカネ、早速で悪いがカカシ班で任務だ。
前回の任務で動けないカカシの代行として暗部のテンゾウがコードネーム・ヤマトとして隊長につく。それからサスケの代わりの補充要員は、根のサイだ。カカシ班は今、あ・んの門にいるだろう」
『了解しました。では、失礼します』

アカネは火影室を出て行った。アカネが出て行った扉を見つめていた綱手にシズネが声をかける。

ｼｽﾞ「綱手様、任務内容を伝えなくて宜しかったんですか？……綱手様？」

しかし綱手は扉を見つめたまま考えている様子で、シズネの問いには答えなかった。
場所は変わってあ・んの門。
そこには既にヤマト、ナルト、サクラ、サイがいた。アカネは瞬身の術でヤマトの横に現れた。ナルトとサクラは驚き、サイは表情を変えていない。

ヤ「来たね。
五代目の言っていた上忍は、アカネだったのか」
『はい。
私の名は紅葉アカネ。歳はナルトとサクラの4歳上、サイの3歳上、ヤマト先輩の6歳下、カカシ先輩の10歳下の20歳。一応上忍よ。よろしく』
ヤ「よし、では…。
カカシ班、これより出発する」

カカシ班とアカネはこうして、木ノ葉隠れの里を出発した。