〝暁〟
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弔い合戦紛い
シカマル、いの、チョウジの第十班はあうんの門にいた。
い「準備できた?」
チ「行くよ、シカマル!」
シ「………。…ああ」
3人は門を出る。しかし──
?「待て!」
い・チ「!」
3人は声のした方へ振り向く。そこに居たのは綱手だった。
い「五代目様……」
綱「どこへ行く気だ?」
シ「任務命令は継続中ですよね…。オレらは新しく隊を編成してこれから任務に向かいます」
綱「身勝手な行動は許さん!シカマル、お前はこちらで再編成した小隊に組み込む。そして、しっかりとした作戦 を立ててから行かせる」
シ「後で増援送ってくれればいいっすよ。オレらの連携ですでに作戦も立ててありますから」
綱「いい加減にしろ!!」
シ「………」
綱「アスマはアカネが治療したとはいえ意識不明だ。今のお前らは3人きりだ…」
シ「アスマはオレ達と共にいる」
綱「弔い合戦紛いの事でもするつもりか!お前らしくもない…。犬死にしたいのか!」
シ「オレ達だって馬鹿じゃないっスよ。死にに行くつもりなんて毛頭無いっスから…。………。ただ…」
綱「ただ…何だ?」
シ「このまま逃げて筋 通さねェまま生きていくような…そういうめんどくせー生き方もしたくねーんすよ」
綱「………。成長しろ…。
アスマは生きているが、忍には死がついてまわる…。時には受け入れ難い死もある」
綱手は弟の縄樹と恋人だったダンの事を思い出す。
綱「しかし、それを乗り越えねば未来 は無い…」
シ「このライター…これ持ってっとアスマ先生が近くにいるようなオレらを守ってくれてるような…そんな感じがするんすよ…。
…この戦いのケジメがつくまでは、このライターとも一緒だ…。もちろん、アスマ先生が目を覚ましたらすぐ返しますけど」
綱「………。現実を見ろ。
お前らは3人しかいない…。小隊は4人1組 が… ?「4人いればいいですよね」!」
チ「?」
い「カカシ先生!!」
綱手を遮って声を発したのはカカシだった。
カ「第十班にはオレが隊長として同行します。それでどうですかね?」
カカシはそう言いながら綱手たちの方へ歩を進める。
綱「…カカシ、お前!」
カ「止めたところでコイツら、行っちゃいますよ。だったらオレが付いてけば監視役にもなりますし…ムチャはさせませんから」
綱「………」
チ「………」
い「………」
シ「………」
綱手はため息をついた。
綱「分かった…。好きにしろ!」
シ「………」
チ「やったー!」
シ「カカシ先生、ナルトはいいんすか?」
カカシはシカマルの問に包帯を巻きつけた右手を3人に見せる。
綱「………」
い「その右手…」
カ「なーに…オレはもうアイツにとっちゃ用済みだ。ま!それに今は別の隊長も付いてるしな」
シ「フン…ナルトの奴…」
カ「それじゃ…」
綱「待て、カカシ」
号令をかけようとしたカカシを綱手が呼び止める。
カ「何です?」
綱「念の為だ。アイツも連れて行け」
カ「………分かりました。おい、アカネ」
シ・い・チ「?」
カカシが突然呼んだアカネの名に3人が首を傾げているとカカシの隣に避雷針でアカネが膝をつき現れた。
『何か』
カ「コラコラ、もう暗部じゃないんだから。
(でも、やっぱり潜んでたのね…)
…アカネ、お前も来い」
『はい』
カ「よし。それじゃアスマ班、行きますか!」
い・チ「うん!」
シ「………。感謝するぜ、カカシ先生!」
─火影室─
綱「で、ナルトの修業はどうなってる?」
サク「はい。カカシ先生が言うには何 かコツはつかんだらしくて…完成までにはもう少しかかるって言ってました…」
綱「…そうか…」
サク「第十班にカカシ先生とアカネさんが入ったっていう事は、彼らと連携の取りやすい第七班…つまり私達の小隊が増援に行くべきだと…そういう事ですよね」
綱「…察しがいいな…さすがお前だ…」
シズ「しかし、ナルト君の新術がいつ完成するのかも分かりませんし、別の小隊を向かわせた方が…」
綱「………」
綱手はカカシの右手を思い出す。
綱「サクラ…ヤマトに伝えろ。
あと24時間でナルトの新術を完成させろ!出来ない場合別の小隊を増援に向かわせるとな!」
サク「ハイ!」
サクラは火影室から去っていった。
綱手はそれを見送ると隣のシズネに声をかける。
綱「シズネ…間に合わなかった場合を考えてスケジュールを見て第十班と連携の取れる小隊の編成案を出せ!」
シズ「…分かりました」
綱「…さて…これからだ…」
シカマル、いの、チョウジの第十班はあうんの門にいた。
い「準備できた?」
チ「行くよ、シカマル!」
シ「………。…ああ」
3人は門を出る。しかし──
?「待て!」
い・チ「!」
3人は声のした方へ振り向く。そこに居たのは綱手だった。
い「五代目様……」
綱「どこへ行く気だ?」
シ「任務命令は継続中ですよね…。オレらは新しく隊を編成してこれから任務に向かいます」
綱「身勝手な行動は許さん!シカマル、お前はこちらで再編成した小隊に組み込む。そして、しっかりとした
シ「後で増援送ってくれればいいっすよ。オレらの連携ですでに作戦も立ててありますから」
綱「いい加減にしろ!!」
シ「………」
綱「アスマはアカネが治療したとはいえ意識不明だ。今のお前らは3人きりだ…」
シ「アスマはオレ達と共にいる」
綱「弔い合戦紛いの事でもするつもりか!お前らしくもない…。犬死にしたいのか!」
シ「オレ達だって馬鹿じゃないっスよ。死にに行くつもりなんて毛頭無いっスから…。………。ただ…」
綱「ただ…何だ?」
シ「このまま逃げて
綱「………。成長しろ…。
アスマは生きているが、忍には死がついてまわる…。時には受け入れ難い死もある」
綱手は弟の縄樹と恋人だったダンの事を思い出す。
綱「しかし、それを乗り越えねば
シ「このライター…これ持ってっとアスマ先生が近くにいるようなオレらを守ってくれてるような…そんな感じがするんすよ…。
…この戦いのケジメがつくまでは、このライターとも一緒だ…。もちろん、アスマ先生が目を覚ましたらすぐ返しますけど」
綱「………。現実を見ろ。
お前らは3人しかいない…。小隊は
チ「?」
い「カカシ先生!!」
綱手を遮って声を発したのはカカシだった。
カ「第十班にはオレが隊長として同行します。それでどうですかね?」
カカシはそう言いながら綱手たちの方へ歩を進める。
綱「…カカシ、お前!」
カ「止めたところでコイツら、行っちゃいますよ。だったらオレが付いてけば監視役にもなりますし…ムチャはさせませんから」
綱「………」
チ「………」
い「………」
シ「………」
綱手はため息をついた。
綱「分かった…。好きにしろ!」
シ「………」
チ「やったー!」
シ「カカシ先生、ナルトはいいんすか?」
カカシはシカマルの問に包帯を巻きつけた右手を3人に見せる。
綱「………」
い「その右手…」
カ「なーに…オレはもうアイツにとっちゃ用済みだ。ま!それに今は別の隊長も付いてるしな」
シ「フン…ナルトの奴…」
カ「それじゃ…」
綱「待て、カカシ」
号令をかけようとしたカカシを綱手が呼び止める。
カ「何です?」
綱「念の為だ。アイツも連れて行け」
カ「………分かりました。おい、アカネ」
シ・い・チ「?」
カカシが突然呼んだアカネの名に3人が首を傾げているとカカシの隣に避雷針でアカネが膝をつき現れた。
『何か』
カ「コラコラ、もう暗部じゃないんだから。
(でも、やっぱり潜んでたのね…)
…アカネ、お前も来い」
『はい』
カ「よし。それじゃアスマ班、行きますか!」
い・チ「うん!」
シ「………。感謝するぜ、カカシ先生!」
─火影室─
綱「で、ナルトの修業はどうなってる?」
サク「はい。カカシ先生が言うには
綱「…そうか…」
サク「第十班にカカシ先生とアカネさんが入ったっていう事は、彼らと連携の取りやすい第七班…つまり私達の小隊が増援に行くべきだと…そういう事ですよね」
綱「…察しがいいな…さすがお前だ…」
シズ「しかし、ナルト君の新術がいつ完成するのかも分かりませんし、別の小隊を向かわせた方が…」
綱「………」
綱手はカカシの右手を思い出す。
綱「サクラ…ヤマトに伝えろ。
あと24時間でナルトの新術を完成させろ!出来ない場合別の小隊を増援に向かわせるとな!」
サク「ハイ!」
サクラは火影室から去っていった。
綱手はそれを見送ると隣のシズネに声をかける。
綱「シズネ…間に合わなかった場合を考えてスケジュールを見て第十班と連携の取れる小隊の編成案を出せ!」
シズ「…分かりました」
綱「…さて…これからだ…」