〝暁〟
name change
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
飛段と角都
ア「よし、全員揃ってるな…」
い「ねぇねぇ、先生」
ア「ん?何だ」
い「もう…。分からないの?先生…」
いのは耳にあるピアスを見せる。
シ「あ…」
い「先生の前で全員がこのピアスつけて揃うのって初めてなんだよ」
『(猪鹿蝶の伝統か…)』
ア「よく頑張ったな、チョウジ、いの。前回合格したシカマルと併せてこれで晴れて第十班は全員中忍だ。
そしてここで、オレもお前らの担当から外れる。これからは、お前ら1人1人が隊長になり、新たなチームを率いることになる。
このピアスはオレからの中忍祝いのプレゼントだ。オレ達が第十班のチームだったことを忘れないようにな」
ア「そうか…。久しぶりの第十班全員揃い踏みってわけか…」
「ったく、何で修業を中断してまで任務に出なきゃなんねーんだよ!」
そんな声がして、元第十班とアカネがそちらを見てみれば、ナルト達カカシ班がいた。
サク「しょうがないじゃない、任務なんだから」
ナ「でもよー、任務にもよるだろ?任務にも…。なんだよ、綱手のばあちゃんってば、墓荒らしの事件なんてせっこい任務をさあ」
愚痴を言っていたナルトが前方にいる元第十班とアカネに気づく。
シ「よォ、ナルト。修業はどうしたんだ?」
ナ「任務で中断だってばよ…」
サク「いの、あんた達もこれから?アカネさんも一緒みたいだけど…」
い「そう。久しぶりにみんな揃って… ?「みんな、お揃いだなコレ」ん?」
ナ「木ノ葉丸!」
木「ナルトの兄ちゃん、任務か?」
ナ「ああ、まぁな…。なんだ?また猫探しか?」
木「そうだコレ。
もう7回目だぞ。今じゃベテランだ」
ナ「そっか!がんばってんな!」
木「じゃ、報告してくるんだコレ」
ア「じゃあな、木ノ葉丸」
木「アスマのおじちゃんもがんばって!」
木ノ葉丸はそう言って、同じ班のモエギとウドンと共に去っていった。
ナ「アスマのおじちゃんねェ…。おじちゃん……なんで?」
シ「なんでって、アスマは木ノ葉丸の叔父なんだからおじちゃんだろ」
シカマルのその言葉にナルトは驚く。
シ「三代目の息子じゃねぇか、アスマ先生は…」
い「知らなかった!」
チ「ボ…ボクも…」
ナ「へぇー…」
ナルトはアスマのことをジィーと見る。
ア「な…何だよ?」
ナ「いや…三代目のじいちゃんの息子だなんて、同じ〝風〟のチャクラ性質といい…。なんかさ、こう前よりぐっと親近感が湧くってばよ」
ア「ま、どんな任務に出ても、修業は続けられる。
いいか、忘れるな?薄く、鋭くだ!」
ナ「分かったってばよ!よし、ヤマト班!早速任務に向かうぞ!」
ナルトは走り出す。
サク「ちょ…ちょっと待ってよ!」
サイ「ナ…ナルト!」
ヤマトがアスマの方に歩み寄る。
ア「お前さんが班長か?」
ヤ「はい。カカシ先輩は、別任務があるそうで…」
ア「ナルトのこと…頼んだぞ」
ヤ「はい」
そこで、ヤマトがナルトを呼ぶ。
ヤ「アカネ、こっちのことは心配いらないから、君はそっちでの任務に集中して頑張って」
『はい、ありがとうございます。ヤマト先輩』
ヤマトはアスマに「失礼します」と言うとナルト達の方へ駆けていった。
ア「さて、オレ達も出発するか!」
4人は頷いた。
─────────────────────────
カ「驚異的なスピードで習得しつつありますが、まだまだそう簡単に新術とは…」
綱「だろうな。そんな時に悪いのだが、カカシ。
お前は自来也と合流してもらい〝暁〟の動向を探ってくれ。ナルトには修業に集中する時間を与えてやりたいところだが…」
カ「ナルトは、一刻も早くとかなり無理をしています。このまま修業を続ければ、ヤマトがいるとはいえまた力を暴発させる恐れも…。間違ってないと思いますよ、この判断は」
それから数日後、修業中のナルトについていたアカネが綱手に呼ばれ火影室を訪れていた。
『何の御用でしょうか、綱手様』
綱「火ノ寺からの報せが来た。〝暁〟の2人が来たそうだ。アカネ、お前は〝暁〟の調査をしていたのだろう?情報を渡せ」
『………。おそらく、そこには湯隠れの抜け忍・飛段と滝隠れの抜け忍・角都でしょう。彼からはこの2人は〝暁〟内での資金集めを担当しているようですから。
それと、彼らは言わば不死と言えるでしょうね』
シズ「不死?」
綱「どういう事だ」
『まずは、湯隠れの抜け忍・飛段は不死身の肉体を持っており、急所を突かれようが首をはねられようが死にません。
そして、彼からの攻撃を受けた場合、彼は相手の血を舐めることで肉体を変化させ、その状態で自分の血で描いた陣の中に入ることで、自分の肉体の損傷を相手に反映させる為、彼が急所を突いたり首をはねれば、血を舐められた者はどんな強者 だろうと確実に死にます。
ですが、飛段は死なないでしょう』
綱「……もう1人の能力は」
『滝隠れの抜け忍・角都の事は私も彼もあまりよく知らないんです。つまり、角都の能力は未知数ということです』
シズ「(そんな…)」
綱「そうか…。あいつもそいつの能力を知らないのかい?」
『はい。彼でさえも角都の能力を目にした事は無いそうですので』
シズ「でも、何故火ノ寺を襲撃したんでしょうか?」
『おそらく、狙いはおそらく地陸という人物でしょうね。奴らならば〝守護忍十二士〟が賞金首であると知っているはずですから。
なので、もしかするとアスマさんも狙われる可能性があるかと』
綱「…そうか」
『不謹慎ですが、火ノ寺の者が報せに来てくれて良かったです』
綱「…お前も新編成した20小隊の中に入れ。お前は万が一の為にアスマのところに付け」
『了解』
ア「よし、全員揃ってるな…」
い「ねぇねぇ、先生」
ア「ん?何だ」
い「もう…。分からないの?先生…」
いのは耳にあるピアスを見せる。
シ「あ…」
い「先生の前で全員がこのピアスつけて揃うのって初めてなんだよ」
『(猪鹿蝶の伝統か…)』
ア「よく頑張ったな、チョウジ、いの。前回合格したシカマルと併せてこれで晴れて第十班は全員中忍だ。
そしてここで、オレもお前らの担当から外れる。これからは、お前ら1人1人が隊長になり、新たなチームを率いることになる。
このピアスはオレからの中忍祝いのプレゼントだ。オレ達が第十班のチームだったことを忘れないようにな」
ア「そうか…。久しぶりの第十班全員揃い踏みってわけか…」
「ったく、何で修業を中断してまで任務に出なきゃなんねーんだよ!」
そんな声がして、元第十班とアカネがそちらを見てみれば、ナルト達カカシ班がいた。
サク「しょうがないじゃない、任務なんだから」
ナ「でもよー、任務にもよるだろ?任務にも…。なんだよ、綱手のばあちゃんってば、墓荒らしの事件なんてせっこい任務をさあ」
愚痴を言っていたナルトが前方にいる元第十班とアカネに気づく。
シ「よォ、ナルト。修業はどうしたんだ?」
ナ「任務で中断だってばよ…」
サク「いの、あんた達もこれから?アカネさんも一緒みたいだけど…」
い「そう。久しぶりにみんな揃って… ?「みんな、お揃いだなコレ」ん?」
ナ「木ノ葉丸!」
木「ナルトの兄ちゃん、任務か?」
ナ「ああ、まぁな…。なんだ?また猫探しか?」
木「そうだコレ。
もう7回目だぞ。今じゃベテランだ」
ナ「そっか!がんばってんな!」
木「じゃ、報告してくるんだコレ」
ア「じゃあな、木ノ葉丸」
木「アスマのおじちゃんもがんばって!」
木ノ葉丸はそう言って、同じ班のモエギとウドンと共に去っていった。
ナ「アスマのおじちゃんねェ…。おじちゃん……なんで?」
シ「なんでって、アスマは木ノ葉丸の叔父なんだからおじちゃんだろ」
シカマルのその言葉にナルトは驚く。
シ「三代目の息子じゃねぇか、アスマ先生は…」
い「知らなかった!」
チ「ボ…ボクも…」
ナ「へぇー…」
ナルトはアスマのことをジィーと見る。
ア「な…何だよ?」
ナ「いや…三代目のじいちゃんの息子だなんて、同じ〝風〟のチャクラ性質といい…。なんかさ、こう前よりぐっと親近感が湧くってばよ」
ア「ま、どんな任務に出ても、修業は続けられる。
いいか、忘れるな?薄く、鋭くだ!」
ナ「分かったってばよ!よし、ヤマト班!早速任務に向かうぞ!」
ナルトは走り出す。
サク「ちょ…ちょっと待ってよ!」
サイ「ナ…ナルト!」
ヤマトがアスマの方に歩み寄る。
ア「お前さんが班長か?」
ヤ「はい。カカシ先輩は、別任務があるそうで…」
ア「ナルトのこと…頼んだぞ」
ヤ「はい」
そこで、ヤマトがナルトを呼ぶ。
ヤ「アカネ、こっちのことは心配いらないから、君はそっちでの任務に集中して頑張って」
『はい、ありがとうございます。ヤマト先輩』
ヤマトはアスマに「失礼します」と言うとナルト達の方へ駆けていった。
ア「さて、オレ達も出発するか!」
4人は頷いた。
─────────────────────────
カ「驚異的なスピードで習得しつつありますが、まだまだそう簡単に新術とは…」
綱「だろうな。そんな時に悪いのだが、カカシ。
お前は自来也と合流してもらい〝暁〟の動向を探ってくれ。ナルトには修業に集中する時間を与えてやりたいところだが…」
カ「ナルトは、一刻も早くとかなり無理をしています。このまま修業を続ければ、ヤマトがいるとはいえまた力を暴発させる恐れも…。間違ってないと思いますよ、この判断は」
それから数日後、修業中のナルトについていたアカネが綱手に呼ばれ火影室を訪れていた。
『何の御用でしょうか、綱手様』
綱「火ノ寺からの報せが来た。〝暁〟の2人が来たそうだ。アカネ、お前は〝暁〟の調査をしていたのだろう?情報を渡せ」
『………。おそらく、そこには湯隠れの抜け忍・飛段と滝隠れの抜け忍・角都でしょう。彼からはこの2人は〝暁〟内での資金集めを担当しているようですから。
それと、彼らは言わば不死と言えるでしょうね』
シズ「不死?」
綱「どういう事だ」
『まずは、湯隠れの抜け忍・飛段は不死身の肉体を持っており、急所を突かれようが首をはねられようが死にません。
そして、彼からの攻撃を受けた場合、彼は相手の血を舐めることで肉体を変化させ、その状態で自分の血で描いた陣の中に入ることで、自分の肉体の損傷を相手に反映させる為、彼が急所を突いたり首をはねれば、血を舐められた者はどんな
ですが、飛段は死なないでしょう』
綱「……もう1人の能力は」
『滝隠れの抜け忍・角都の事は私も彼もあまりよく知らないんです。つまり、角都の能力は未知数ということです』
シズ「(そんな…)」
綱「そうか…。あいつもそいつの能力を知らないのかい?」
『はい。彼でさえも角都の能力を目にした事は無いそうですので』
シズ「でも、何故火ノ寺を襲撃したんでしょうか?」
『おそらく、狙いはおそらく地陸という人物でしょうね。奴らならば〝守護忍十二士〟が賞金首であると知っているはずですから。
なので、もしかするとアスマさんも狙われる可能性があるかと』
綱「…そうか」
『不謹慎ですが、火ノ寺の者が報せに来てくれて良かったです』
綱「…お前も新編成した20小隊の中に入れ。お前は万が一の為にアスマのところに付け」
『了解』