退院

木ノ葉病院の病室でカカシは綱手に検査してもらっている。綱手の横にはサクラもいる。

綱「うん。問題ない。よし、今日で退院だ」
カ「ひょっとして、そこの荷物を早く持っていってほしいからじゃないですよね？」

カカシは自分の隣のベットへと目を移す。綱手とサクラも後ろにあるベットを見る。
そこにはナルトがいた。しかも爆睡している。綱手は呆れながら言う。

綱「まあ、それもあるがな…」
ｻｸ「ナルトったら、いつでも修行が始められるようにって病室から離れなくって」
カ「ホントは、数日家でゴロゴロ…いえ、療養してからと思ってましたが…。
読む本も無くなってしまいましたし…ちゃっちゃと修行やってしまいますか」
綱「そうだな…」
ナ「螺旋！」

突然のナルトの大きな寝言に皆がいっせいにナルトを見る。サクラはナルトに近づき叫んだ。

ｻｸ「起きろ、馬鹿ナルト！！」

サクラの大声でナルトは飛び起きる。ナルトは寝ぼけた顔をしながらサクラに顔を向ける。

ナ「ブサイク…」
ｻｸ「は？！…しゃーんなろー！！」
ナ「へ？！サクラちゃん？！」

ナルトは盛大にサクラをキレさせた。