新生第七班
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サイの任務
ナ「なぁ、〝木ノ葉を潰す〟ってどういうことだってばよ?」
『今の木ノ葉をよ』
サク「今の木ノ葉…?
……!それじゃあ綱手様を…!」
サクラの言葉にアカネは頷き、「そういう事よ」と答えた。
ナ「なぁ、さっぱり話が見えねぇってばよ。
いくらサイの上司ってのが三代目のじいちゃんと対立してたからって、木ノ葉を潰すとか…綱手のばあちゃんをどうこうしようってどうしてなるんだよ?」
サク「忘れたの?ナルト。綱手様は三代目の愛弟子だったのよ?」
サクラの言葉を聞き、ナルトはヤマトとアカネを見る。
『そのうえ、五代目火影・綱手様を中心とした今の木ノ葉の体制は、明らかに三代目の意志を受け継いだものよ。当然、ダンゾウとしても面白くはないでしょうね…。かと言って里のほとんどの者が今の体制を支持している以上、簡単に体制が変わるはずがない』
サク「この体制を変えようと思ったら、里全体を揺るがすような大事件でも起こすしかない…」
この言葉で何かに気づいたようにナルトがサクラを見る。
サク「そう…大蛇丸が仕掛けた〝木ノ葉崩し〟のような事件を」
ナ「木ノ葉崩し…!」
ナルトは当時の事を思い返す。巨大な蛇が里の外壁や里内を壊していく様子、砂の忍が木ノ葉の忍と闘う姿などの悲惨な光景。それを思い出し、ナルトの顔は怒りで歪んだ。アカネに代わってヤマトが話す。
ヤ「もしもダンゾウが綱手様を火影の座から失脚させる為に大蛇丸と結託し、もう一度木ノ葉を襲わせようと考えているのだとしたら…」
ナ「それだけの為に木ノ葉を潰すっていうのかよ?!」
サク「それだけじゃない!」
サクラがナルトの最後の方の言葉にかぶせ、そう言った。ナルトはサクラを見る。
サク「体制の崩壊後自分が理想とする里を作り、火影として再び表舞台へ立つ為よ…!」
ヤ「今になってダンゾウが動き出したのは…」
サク「前回の木ノ葉崩しから3年が経って、大蛇丸側の戦力を充分整った頃だろうと睨んだから」
ヤ「それもあるだろうが、大蛇丸が前回の襲撃失敗でより慎重になっている、と考えたからかもしれない。
今なら大蛇丸との交渉も容易に進む、とね」
サク「里の中から協力するともちかけるわけですね?」
ヤ「そうだ」
ヤマトとサクラの会話を聞き、ナルトは信じられないといったように1歩後ずさる。
ナ「まさか…。じゃあサイの極秘任務って…」
サク「おそらく、大蛇丸に取り入ってダンゾウとのパイプ役になること…だったのかも。
私達の班にいれば大蛇丸と接触できる確率が高いと考えた」
ナ「そんな…!」
ヤ「事と次第によっては…サイを始末しなければならないかもしれない…」
ナ「…!」
サク「…始末…」
サクラの呟きにヤマト頷く。アカネはヤマトと代わってから、終始黙ったままだ。
ナ「なぁ、〝木ノ葉を潰す〟ってどういうことだってばよ?」
『今の木ノ葉をよ』
サク「今の木ノ葉…?
……!それじゃあ綱手様を…!」
サクラの言葉にアカネは頷き、「そういう事よ」と答えた。
ナ「なぁ、さっぱり話が見えねぇってばよ。
いくらサイの上司ってのが三代目のじいちゃんと対立してたからって、木ノ葉を潰すとか…綱手のばあちゃんをどうこうしようってどうしてなるんだよ?」
サク「忘れたの?ナルト。綱手様は三代目の愛弟子だったのよ?」
サクラの言葉を聞き、ナルトはヤマトとアカネを見る。
『そのうえ、五代目火影・綱手様を中心とした今の木ノ葉の体制は、明らかに三代目の意志を受け継いだものよ。当然、ダンゾウとしても面白くはないでしょうね…。かと言って里のほとんどの者が今の体制を支持している以上、簡単に体制が変わるはずがない』
サク「この体制を変えようと思ったら、里全体を揺るがすような大事件でも起こすしかない…」
この言葉で何かに気づいたようにナルトがサクラを見る。
サク「そう…大蛇丸が仕掛けた〝木ノ葉崩し〟のような事件を」
ナ「木ノ葉崩し…!」
ナルトは当時の事を思い返す。巨大な蛇が里の外壁や里内を壊していく様子、砂の忍が木ノ葉の忍と闘う姿などの悲惨な光景。それを思い出し、ナルトの顔は怒りで歪んだ。アカネに代わってヤマトが話す。
ヤ「もしもダンゾウが綱手様を火影の座から失脚させる為に大蛇丸と結託し、もう一度木ノ葉を襲わせようと考えているのだとしたら…」
ナ「それだけの為に木ノ葉を潰すっていうのかよ?!」
サク「それだけじゃない!」
サクラがナルトの最後の方の言葉にかぶせ、そう言った。ナルトはサクラを見る。
サク「体制の崩壊後自分が理想とする里を作り、火影として再び表舞台へ立つ為よ…!」
ヤ「今になってダンゾウが動き出したのは…」
サク「前回の木ノ葉崩しから3年が経って、大蛇丸側の戦力を充分整った頃だろうと睨んだから」
ヤ「それもあるだろうが、大蛇丸が前回の襲撃失敗でより慎重になっている、と考えたからかもしれない。
今なら大蛇丸との交渉も容易に進む、とね」
サク「里の中から協力するともちかけるわけですね?」
ヤ「そうだ」
ヤマトとサクラの会話を聞き、ナルトは信じられないといったように1歩後ずさる。
ナ「まさか…。じゃあサイの極秘任務って…」
サク「おそらく、大蛇丸に取り入ってダンゾウとのパイプ役になること…だったのかも。
私達の班にいれば大蛇丸と接触できる確率が高いと考えた」
ナ「そんな…!」
ヤ「事と次第によっては…サイを始末しなければならないかもしれない…」
ナ「…!」
サク「…始末…」
サクラの呟きにヤマト頷く。アカネはヤマトと代わってから、終始黙ったままだ。