新生第七班
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志村ダンゾウという者
サク「ヤマト隊長、アカネさん?」
ヤ「サイは…。あ、少し待ってくれ」
ヤマトが言いかけたところで、ヤマトの分身から連絡が来る。ヤマトが連絡を聞いている間、ナルトは辺りを見回し、崩壊している橋に気づく。
ナ「(橋が…)」
分身との連絡を終えたヤマトはサクラ達に向き合う。アカネも自身の分身とやり取りをしていたため、ヤマトとその分身の会話は知っている。
サク「ヤマト隊長…」
ヤ「あぁ、そうだったね…。サイなら大蛇丸と一緒に移動中だよ」
サク「!?」
ナ「え?」
サク「一緒に…?…どういう事です?」
ヤ「2人とも、ボクとアカネについて来な」
ヤマト、アカネ、ナルト、サクラの4人は移動する。移動した先は、先程まで暴走したナルトと大蛇丸が戦っていた場所だ。
ナ「まだ土が柔らかいってばよ。橋は壊れてるし…ここはこんなになっちまって…。いったい何があったんだってばよ?」
そんなナルトにヤマトは問う。
ヤ「憶えてないのか?」
ヤマトの問いにナルトは考えた様子を見せる。
ヤ「(やはり自来也様がおっしゃってた通りか…。
自「怒りが引き金となり妖狐の尾が生え、増えていった。
その妖狐の尾が3本目の時まではアイツも意識を保っていたが、4本目でついに見境が無くなり、破壊衝動に支配されていった」)」
ナ「…そういえばオレって何で気絶してたんだ?」
サク「大蛇丸にやられて気絶してたのよ…」
ナ「マジかよ!?チクショー!」
サクラは少し考えた末、嘘の理由を述べた。少しの風が吹いたとき、サクラがあるものに気づく。それにサクラ達は近づく。
それはサイの荷物だった。
サク「サイの荷物が散らばってる…。
でも何故この絵本が…?この絵本は、サイにとっては大切なもののはず…。それをこんなところへ…」
ヤ「そんな大切な物を置いてくぐらいだ……。
さしものアイツも大蛇丸を前に緊張していたのかな」
サク「まるで見ていたみたいに知っているんですね?」
ヤ「さっきまでボクとアカネの木分身をここに置いて、ここに仕込んである無線で連絡を取り合ってたからな」
そう言ってヤマトは右耳の辺りを指さした。サクラはヤマトとアカネの2人に問う。
サク「サイに何があったんですか?」
サクラの問いにアカネが答える。
『サイはここで大蛇丸と会話のやりとりをした後…大蛇丸とカブトの後について行ったわ』
ナ「どういうことだってばよ?」
サク「会話の内容は?」
『会話は遠くて聞き取れなかったみたい』
ナ「何の話したんだろう?」
サク「脅されて連れていかれたのかも」
『…いや、そんな感じじゃなかったわ。自ら大蛇丸に近付き、何かを渡していた…。まるで大蛇丸に取り入 ろうとするかのように』
そんなアカネの話を聞いてナルトは抗議する。
ナ「ちょ…ちょっと待ってくれってばよ!
いくらアイツがすげぇ嫌な奴でもオレ達を裏切るなんてこと…」
サク「いや…あるかも」
ナ「!?」
ヤ「『……』」
そんなナルトの抗議の言葉を遮り、サクラは肯定の言葉を口にした。サクラは綱手の言っていたことを思い返していた。
綱「昔、三代目火影の椅子を巡って、亡き猿飛先生と争った人物だ。三代目とは違い、ガチガチな合理的思考に基づく強硬・武闘派線路の主導者で、サイの上司だ。初代火影の孫で、穏健派だった三代目の教え子の私が嫌いなのさ」
サク「…………。ヤマト隊長とアカネさんは、ダンゾウって人のこと…」
ヤ「知っているよ…」
『私も知ってるわ』
ナ「誰なんだってばよ…それ?」
ヤ「かつて三代目と対立したタカ派の男…」
サク「サイの上司で、三代目の意志を良く思ってないじじいよ」
『ダンゾウはサイを使って何かをしようとしてるのかもしれない……』
ナ「…?」
ヤ「もしかすると……サイはそのダンゾウからボクらの任務とは別の、何らかの極秘任務を命ぜられていた可能性もあるな…」
ナ「そんじゃあアイツはオレ達との任務を利用して、大蛇丸の奴と接触するために動いてたってことか?!」
サク「そういうことね…」
ヤ「『……』」
ヤマトとアカネは何やら考え込むと2人で見合わせ頷き合う。
ヤ「ここからさらに強引な推測だが、考えられないこともない事と…心して聞いてくれ」
ヤマトから引き継ぎ、アカネが告げた。
『ダンゾウは、今の木ノ葉を、潰す気かもしれない』
サク「ヤマト隊長、アカネさん?」
ヤ「サイは…。あ、少し待ってくれ」
ヤマトが言いかけたところで、ヤマトの分身から連絡が来る。ヤマトが連絡を聞いている間、ナルトは辺りを見回し、崩壊している橋に気づく。
ナ「(橋が…)」
分身との連絡を終えたヤマトはサクラ達に向き合う。アカネも自身の分身とやり取りをしていたため、ヤマトとその分身の会話は知っている。
サク「ヤマト隊長…」
ヤ「あぁ、そうだったね…。サイなら大蛇丸と一緒に移動中だよ」
サク「!?」
ナ「え?」
サク「一緒に…?…どういう事です?」
ヤ「2人とも、ボクとアカネについて来な」
ヤマト、アカネ、ナルト、サクラの4人は移動する。移動した先は、先程まで暴走したナルトと大蛇丸が戦っていた場所だ。
ナ「まだ土が柔らかいってばよ。橋は壊れてるし…ここはこんなになっちまって…。いったい何があったんだってばよ?」
そんなナルトにヤマトは問う。
ヤ「憶えてないのか?」
ヤマトの問いにナルトは考えた様子を見せる。
ヤ「(やはり自来也様がおっしゃってた通りか…。
自「怒りが引き金となり妖狐の尾が生え、増えていった。
その妖狐の尾が3本目の時まではアイツも意識を保っていたが、4本目でついに見境が無くなり、破壊衝動に支配されていった」)」
ナ「…そういえばオレって何で気絶してたんだ?」
サク「大蛇丸にやられて気絶してたのよ…」
ナ「マジかよ!?チクショー!」
サクラは少し考えた末、嘘の理由を述べた。少しの風が吹いたとき、サクラがあるものに気づく。それにサクラ達は近づく。
それはサイの荷物だった。
サク「サイの荷物が散らばってる…。
でも何故この絵本が…?この絵本は、サイにとっては大切なもののはず…。それをこんなところへ…」
ヤ「そんな大切な物を置いてくぐらいだ……。
さしものアイツも大蛇丸を前に緊張していたのかな」
サク「まるで見ていたみたいに知っているんですね?」
ヤ「さっきまでボクとアカネの木分身をここに置いて、ここに仕込んである無線で連絡を取り合ってたからな」
そう言ってヤマトは右耳の辺りを指さした。サクラはヤマトとアカネの2人に問う。
サク「サイに何があったんですか?」
サクラの問いにアカネが答える。
『サイはここで大蛇丸と会話のやりとりをした後…大蛇丸とカブトの後について行ったわ』
ナ「どういうことだってばよ?」
サク「会話の内容は?」
『会話は遠くて聞き取れなかったみたい』
ナ「何の話したんだろう?」
サク「脅されて連れていかれたのかも」
『…いや、そんな感じじゃなかったわ。自ら大蛇丸に近付き、何かを渡していた…。まるで大蛇丸に取り
そんなアカネの話を聞いてナルトは抗議する。
ナ「ちょ…ちょっと待ってくれってばよ!
いくらアイツがすげぇ嫌な奴でもオレ達を裏切るなんてこと…」
サク「いや…あるかも」
ナ「!?」
ヤ「『……』」
そんなナルトの抗議の言葉を遮り、サクラは肯定の言葉を口にした。サクラは綱手の言っていたことを思い返していた。
綱「昔、三代目火影の椅子を巡って、亡き猿飛先生と争った人物だ。三代目とは違い、ガチガチな合理的思考に基づく強硬・武闘派線路の主導者で、サイの上司だ。初代火影の孫で、穏健派だった三代目の教え子の私が嫌いなのさ」
サク「…………。ヤマト隊長とアカネさんは、ダンゾウって人のこと…」
ヤ「知っているよ…」
『私も知ってるわ』
ナ「誰なんだってばよ…それ?」
ヤ「かつて三代目と対立したタカ派の男…」
サク「サイの上司で、三代目の意志を良く思ってないじじいよ」
『ダンゾウはサイを使って何かをしようとしてるのかもしれない……』
ナ「…?」
ヤ「もしかすると……サイはそのダンゾウからボクらの任務とは別の、何らかの極秘任務を命ぜられていた可能性もあるな…」
ナ「そんじゃあアイツはオレ達との任務を利用して、大蛇丸の奴と接触するために動いてたってことか?!」
サク「そういうことね…」
ヤ「『……』」
ヤマトとアカネは何やら考え込むと2人で見合わせ頷き合う。
ヤ「ここからさらに強引な推測だが、考えられないこともない事と…心して聞いてくれ」
ヤマトから引き継ぎ、アカネが告げた。
『ダンゾウは、今の木ノ葉を、潰す気かもしれない』