新生第七班
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柱間細胞
サクラはナルトの体を仰向けにし、医療忍術で治療を始める。それにアカネも加わる。
『私も手伝うわ』
サク「(アカネさんも医療忍術を…)」
ナルトは治療中も苦しそうである。ナルトの傷が遅いながらも治っていく。
『傷の治りが遅いわね…』
サク「(確かに、アカネさんの言う通り、傷の治りが遅い…。今までのナルトなら、九尾のチャクラで回復がもっと早かったのに)」
ヤ「(自「ナルトは九尾状態においてチャクラが象る妖狐の衣に守られているように見えるが…実際には逆に妖狐の衣によって体にダメージを受け続けていた。
4本目の尾が出た時、妖狐の衣をまとった奴の体は血まみれ…重症を負いながら暴れていた」
…自来也様の言っていた4本目が…まさかこれほどとは…)」
ヤマトはアカネとサクラに治療されているナルトを静かに見ていた。
サクラは医療忍術をさらに強くかける。だが、先程の傷が治りきっておらず、左腕の傷に響いてしまった。
サク「うっ…!」
『無理しないで…』
ヤ「……」
なおもナルトは苦しそうにしている。
ナ「うぐっ…」
サク「ヤマト隊長…ナルトを止めたさっきの術…。あの術…私にも教えてくれませんか?」
ヤ「それは無理だよ…。
木ノ葉の中であの術を使えるのは、初代様の細胞と適合出来たボクと紅葉一族であるアカネだけさ」
ヤマトはそう言う。アカネはそれに付け足す。
『と言っても、私の木遁は柱間様の細胞を持たない木遁でコントロール出来る力は弱いの』
ヤ「まぁ…あの術は九尾のチャクラを無理矢理力で抑え込むもので…その為の特別な力を持たない者には、決して使いこなせるものではないんだ。実験体であるコピーのボクの力は、オリジナルの初代様とまではいかないけどね」
『ナルトが首にかけているモノは初代火影様の持っていたものでね……。初代火影様のチャクラにだけ呼応する、チャクラの結晶石なのよ。
その首飾りで〝人柱力〟のチャクラを制御できる。初代火影様が火影たりえたのもその力があったからだと言われているわ』
ヤ「…ボクがこの隊の隊長として選ばれた理由もそれさ」
サクラはヤマトとアカネの話を黙って聞いていた。
サク「いつもそう…」
ヤ「『…?』」
サク「私がナルトにしてあげられるのは、ほんの小さなことだけ」
ヤ「『……』」
ヤ「出来る事の大きい小さいは問題じゃないよ…」
『そうよ。
大切なのは、ナルトを想う気持ちの大きさでしょ』
サクラはヤマトとアカネを見る。
ヤ「サクラ…君を見ていたら分かる。
君はホントは…」
ナ「サ…サクラちゃん…」
ヤ「!」
『!』
サク「!」
ヤマトが何か言おうとした時、ナルトがサクラの名を呼び、声を発した。ナルトは起き上がる。
ナ「痛 っ…イテテ…」
サク「ナルト…!」
ナ「…アレ?…オレ、どうしたんだっけ…?大蛇丸のヤローを追っかけて…それから…。
それから、それから何したんだっけ?なぁ、サクラちゃ…
アレ?サクラちゃん、なんで泣いてんだってばよ?」
サク「目にゴミが…」
ナ「あー!
さては毒舌のサイにまた何か傷付くこと言われたんだな!!ブスとか!怪力とか!あのヤロー!!」
座っていたサクラは立ち上がりナルトに近づく。
サク「サイは怪力なんて言ってないでしょうが…」
ナ「ア…アレ?そうだっけ?」
サク「…勝手に増やすな…。…コノヤロー」
そう言ってサクラはナルトの腹を殴った。
ナ「うぐっ!?」
そんなナルトとサクラにヤマトとアカネの2人は呆れていた。
サク「そういえば…。
ヤマト隊長、アカネさん。サイは?」
サクラはナルトの体を仰向けにし、医療忍術で治療を始める。それにアカネも加わる。
『私も手伝うわ』
サク「(アカネさんも医療忍術を…)」
ナルトは治療中も苦しそうである。ナルトの傷が遅いながらも治っていく。
『傷の治りが遅いわね…』
サク「(確かに、アカネさんの言う通り、傷の治りが遅い…。今までのナルトなら、九尾のチャクラで回復がもっと早かったのに)」
ヤ「(自「ナルトは九尾状態においてチャクラが象る妖狐の衣に守られているように見えるが…実際には逆に妖狐の衣によって体にダメージを受け続けていた。
4本目の尾が出た時、妖狐の衣をまとった奴の体は血まみれ…重症を負いながら暴れていた」
…自来也様の言っていた4本目が…まさかこれほどとは…)」
ヤマトはアカネとサクラに治療されているナルトを静かに見ていた。
サクラは医療忍術をさらに強くかける。だが、先程の傷が治りきっておらず、左腕の傷に響いてしまった。
サク「うっ…!」
『無理しないで…』
ヤ「……」
なおもナルトは苦しそうにしている。
ナ「うぐっ…」
サク「ヤマト隊長…ナルトを止めたさっきの術…。あの術…私にも教えてくれませんか?」
ヤ「それは無理だよ…。
木ノ葉の中であの術を使えるのは、初代様の細胞と適合出来たボクと紅葉一族であるアカネだけさ」
ヤマトはそう言う。アカネはそれに付け足す。
『と言っても、私の木遁は柱間様の細胞を持たない木遁でコントロール出来る力は弱いの』
ヤ「まぁ…あの術は九尾のチャクラを無理矢理力で抑え込むもので…その為の特別な力を持たない者には、決して使いこなせるものではないんだ。実験体であるコピーのボクの力は、オリジナルの初代様とまではいかないけどね」
『ナルトが首にかけているモノは初代火影様の持っていたものでね……。初代火影様のチャクラにだけ呼応する、チャクラの結晶石なのよ。
その首飾りで〝人柱力〟のチャクラを制御できる。初代火影様が火影たりえたのもその力があったからだと言われているわ』
ヤ「…ボクがこの隊の隊長として選ばれた理由もそれさ」
サクラはヤマトとアカネの話を黙って聞いていた。
サク「いつもそう…」
ヤ「『…?』」
サク「私がナルトにしてあげられるのは、ほんの小さなことだけ」
ヤ「『……』」
ヤ「出来る事の大きい小さいは問題じゃないよ…」
『そうよ。
大切なのは、ナルトを想う気持ちの大きさでしょ』
サクラはヤマトとアカネを見る。
ヤ「サクラ…君を見ていたら分かる。
君はホントは…」
ナ「サ…サクラちゃん…」
ヤ「!」
『!』
サク「!」
ヤマトが何か言おうとした時、ナルトがサクラの名を呼び、声を発した。ナルトは起き上がる。
ナ「
サク「ナルト…!」
ナ「…アレ?…オレ、どうしたんだっけ…?大蛇丸のヤローを追っかけて…それから…。
それから、それから何したんだっけ?なぁ、サクラちゃ…
アレ?サクラちゃん、なんで泣いてんだってばよ?」
サク「目にゴミが…」
ナ「あー!
さては毒舌のサイにまた何か傷付くこと言われたんだな!!ブスとか!怪力とか!あのヤロー!!」
座っていたサクラは立ち上がりナルトに近づく。
サク「サイは怪力なんて言ってないでしょうが…」
ナ「ア…アレ?そうだっけ?」
サク「…勝手に増やすな…。…コノヤロー」
そう言ってサクラはナルトの腹を殴った。
ナ「うぐっ!?」
そんなナルトとサクラにヤマトとアカネの2人は呆れていた。
サク「そういえば…。
ヤマト隊長、アカネさん。サイは?」