新生第七班

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ヤ「自来也様のおっしゃってた…〝まるで小さな九尾〟とはこの事か」

ナルトが剣を掴み、アカネ達のいる方へ退ける。カブトは迫ってきた剣を上に飛び避け、ヤマトはサクラを抱え、アカネと共に飛び避けた。だが、その影響で橋はさらに壊れた。
それを見ていたカブトはこう言う。

カブ「これじゃ忍者の闘いというより…まるでバケモノ同士の闘いじゃないか…。ククク…」
サク「(ナルト…)」

またもナルトが雄叫びをあげる。そんなナルトを見ながらカブトは言った。

カブ「見なよ、アレを。あんな姿になってまでサスケ君を助けたかったのかね」

サクラは暴走してしまっているナルトを見ながら、昔のナルトを思い返していた。

ナ『サスケはぜってーオレが連れて帰る!一生の約束だってばよ!』
ナ『…サクラちゃん!オレ……約束は絶対守るってばよ』
ナ『まっすぐ自分の言葉は曲げねェ。それがオレの忍道だからよ…』


カブ「今じゃ自分の意識すら飛んでしまってる……。
悲しい子だ…」

サクラは目に涙を浮かべ、今のナルトを見ている。そして、涙を流しながらナルトの方に駆ける。

ヤ「『待て!サクラ!
今のナルトに 近づくんじゃない!!/近づくな!!』」

ヤマトとアカネは止めるがサクラは聞かずに駆けてゆく。

サク「ナルト!もう…もういいから!サスケ君は私が助け出してみせる!だから!だからナルトはもう…」
ヤ「(ヤバい!)」

妖狐の尾がサクラに襲い掛かる。咄嗟にヤマトも巳の印を結んだ。
だが間に合わず、サクラは飛ばされ、地についた。左腕は怪我をして出血してしまっている。

カブ「あーあ…」
ヤ「(くそ…間に合わなかったか…)」

ヤマトは木遁でナルトを押さえつける。カブトがサクラの元に歩み寄る。そして、カブトはサクラに手をかざす。それを咄嗟にアカネも木遁をカブトに巻き付け防ぐ。

『手は出させないわ』
カブ「早とちりだよ…。もう君達に手を出すつもりは無い…。それどころか…その逆さ」
『どういうこと?』

アカネが問いかけると、カブトは拘束されている左手に医療忍術特有の緑色のチャクラを纏わせ、そのチャクラをサクラの傷口へ伸ばした。ヤマトとアカネもそれに驚く。
カブトの医療忍術でサクラの傷が徐々に治っていく。

カブ「ボク達と君達には同じ目的がある。
カブ「……〝暁〟が邪魔だ。
君達を生かしておけば〝暁〟のもう1人くらいは始末してくれるかもしれないと…ふと思ってね」
サク「(………ナルト……)」
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