2つの手がつなぐ奇跡
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その後
それから、鴻鳥や今橋を尋ねてきていた瀬戸親子もテレビの取材を受け、病院でもその番組が流されていた。
そしてその日の昼休憩、優香は医局で白石と通話していた。
『シアン?あんた達大丈夫だったわけ?』
白【うん。私と灰谷先生は軽傷だったんだけど、冴島さんは症状が重くて…でもお腹の赤ちゃんにも今のところ影響はないみたいだから…】
『そう…ていうか冴島、妊娠してたんだ。藤川とは順調ってわけ』
白【うーん…そうでもないみたい。なんか2人ですれ違ってるみたいな…】
『そ…。まあ、そっちも大変だろうけど頑張って』
白【うん、ありがとう。それじゃ】
優香は通話を終えるといつものようにスクラブのズボンのポケットにスマホをしまった。
『ふぅ……。…きゃっ!』
四「…!」
優香が振り向いた時、四宮が医局にいた為、気づかなかった優香は驚いて声を上げ、四宮はその声に驚いたような反応を示す。
『四宮先生、いたんですか』
四「……電話なら外ですればいいだろ」
『外だと何かあった時すぐに対応できないんで。それは救命も産科も同じですよね』
四「………」
優香と四宮は暫く見合っていたが、それぞれ医局内の別の椅子に座ると、四宮はジャムパンと牛乳、優香は鮭おにぎりとおかかおにぎりと緑茶で昼食を取り始めたのだった。
それから、鴻鳥や今橋を尋ねてきていた瀬戸親子もテレビの取材を受け、病院でもその番組が流されていた。
そしてその日の昼休憩、優香は医局で白石と通話していた。
『シアン?あんた達大丈夫だったわけ?』
白【うん。私と灰谷先生は軽傷だったんだけど、冴島さんは症状が重くて…でもお腹の赤ちゃんにも今のところ影響はないみたいだから…】
『そう…ていうか冴島、妊娠してたんだ。藤川とは順調ってわけ』
白【うーん…そうでもないみたい。なんか2人ですれ違ってるみたいな…】
『そ…。まあ、そっちも大変だろうけど頑張って』
白【うん、ありがとう。それじゃ】
優香は通話を終えるといつものようにスクラブのズボンのポケットにスマホをしまった。
『ふぅ……。…きゃっ!』
四「…!」
優香が振り向いた時、四宮が医局にいた為、気づかなかった優香は驚いて声を上げ、四宮はその声に驚いたような反応を示す。
『四宮先生、いたんですか』
四「……電話なら外ですればいいだろ」
『外だと何かあった時すぐに対応できないんで。それは救命も産科も同じですよね』
四「………」
優香と四宮は暫く見合っていたが、それぞれ医局内の別の椅子に座ると、四宮はジャムパンと牛乳、優香は鮭おにぎりとおかかおにぎりと緑茶で昼食を取り始めたのだった。