FF編
「、、な、なんということだァ?!!突然雷門中の生徒と思わしき人物が乱入したかと思えば、あの帝国のディフェンスをくぐり抜け、強烈なシュートを決めてしまったァ!!!一体、何者なんだァ??!」
沈黙を破った実況の角馬の一声でその場はどよめき始める。
当の本人は、未だ無言のままゆっくりと雷門メンバーの元へと戻ってくる。途中すれ違う帝国メンバーは先程の信じられない事実と、異様な雰囲気に目を見開いて眺めることしか出来なかった。
「光!お、お前サッカー出来たんだな!!」
「ばっっか、円堂!それどころじゃないだろ!」
「いてっ」
光の元へいち早く駆けつけた幼なじみ2人。しかし、円堂の方は先程の光の必殺技に興奮して満面の笑みで声をかけた。風丸は光の怒りがまだ収まっていないことに焦っている。見当違いのことを話す円堂の頭を思わず叩いた。
「一郎太、」
「な、なんだ?光」
先程まで無言だった光に急に声をかけられたので風丸はたじろぐ。
「怪我は、、?」
「あ、あぁそりゃあ当たった時は痛かったけど今はそうでもないぞ。それに、、光がしてくれたさっきのシュートのおかげでなんというか、その、、、すっきりしたんだ!
俺の、俺達のためにしてくれたんだよな?光、ありがとう。すごいかっこよかったぞ。」
そう言って風丸はニッと笑い、自分より少し上にある光の頭を優しく撫でる。いつも撫でられることが多いからか風丸は少し不思議な気分だった。
そこでようやく光はいつも通りの少しやんちゃな笑みを浮かべた。
「、、っだよなー?私ほぼ初めてサッカーやったにしては凄くない?なんか白い光打てたし!さっきはなんも考えられなかったけど今思うとすごい気持ちよかった!サッカーって面白いな!」
「!!!!!だよな!!!」
「うんうん、光はすごいぞ。」
そこで円堂は全力で同意する。幼なじみなのに2人とは一緒にサッカーをやってこなかった。そんな2人が今、この瞬間、同じフィールドでサッカーをしている。円堂はなんだがとても嬉しくなった。
そんな和やかな幼なじみ3人組がいつまでたっても試合に戻らないので鬼道が声をかけてきた。
「おい、試合の続きを早く始めるぞ。そこの少年、お前はサッカー部ではないんだろ?突然乱入してきた上に勝手にボールを奪う行為は控えてもらいたい。
先程のシュートもノーカンだ。」
「まぁいいよ。お前の言ってること何もかもが事実だし。悪かったな。」
「フン、わかればいい。では試合を再会しよう。お前は早く外に出てくれ。」
そう言って鬼道は去っていく。彼のあまり気分の良くない言い方に風丸は何か言いたげだったが光はそれを抑えて素直に謝罪する。
そして、フィールドから出る前に光は歩いていた鬼道に向かって言葉を発した。
「なぁ、、、、私はサッカーを知らないんだ。」
「?あぁ、そのようだな。先程のシュートは目を見張るものだったがドリブルを見たら、お前が初心者だとはすぐにわかった。」
「サッカーは知らないけど、お前達のしていたあれがサッカーじゃないのはわかった。」
「、、、なんだと?」
鬼道は光の言葉に眉を歪ませる。
「これでも沢山のスポーツをしてきたつもりだ。どれも興味深く、熱く、とても楽しいものだった。お前たちのしてたさっきのボール蹴りがサッカーだと言うなら、どうやらサッカーは唯一の例外だったらしい。お前達のサッカーは何一つ唆られない。
そして、」
途中で言葉を切った光は鬼道の目の前へと移動する。
ガッッッ
「うっ、な、なにをする?!」
「私はお前が一郎太を傷つけたという事実を一生恨み忘れない。これはサッカーは関係ない。もう一度しようものなら次はお前の足を再起不能にしてやる。サッカーは足が命、なんだろ?」
「、、、、っ!」
鬼道の胸ぐらを掴み耳元でささやく。光の怒りは何もおさまっていなかった。
言い終わると掴んでいた手をパッと離す。そしてスタスタとフィールドから出ていってしまった。
「ゴホッゴホッ、、っなんて恐ろしいやつだ。」
だが、まだだ。おそらくやつはイレギュラー。総帥が言っていたのはやつの事ではない。そいつをおびき出すまでこの試合は続けなければならない。
そして再開のホイッスルが鳴った。
沈黙を破った実況の角馬の一声でその場はどよめき始める。
当の本人は、未だ無言のままゆっくりと雷門メンバーの元へと戻ってくる。途中すれ違う帝国メンバーは先程の信じられない事実と、異様な雰囲気に目を見開いて眺めることしか出来なかった。
「光!お、お前サッカー出来たんだな!!」
「ばっっか、円堂!それどころじゃないだろ!」
「いてっ」
光の元へいち早く駆けつけた幼なじみ2人。しかし、円堂の方は先程の光の必殺技に興奮して満面の笑みで声をかけた。風丸は光の怒りがまだ収まっていないことに焦っている。見当違いのことを話す円堂の頭を思わず叩いた。
「一郎太、」
「な、なんだ?光」
先程まで無言だった光に急に声をかけられたので風丸はたじろぐ。
「怪我は、、?」
「あ、あぁそりゃあ当たった時は痛かったけど今はそうでもないぞ。それに、、光がしてくれたさっきのシュートのおかげでなんというか、その、、、すっきりしたんだ!
俺の、俺達のためにしてくれたんだよな?光、ありがとう。すごいかっこよかったぞ。」
そう言って風丸はニッと笑い、自分より少し上にある光の頭を優しく撫でる。いつも撫でられることが多いからか風丸は少し不思議な気分だった。
そこでようやく光はいつも通りの少しやんちゃな笑みを浮かべた。
「、、っだよなー?私ほぼ初めてサッカーやったにしては凄くない?なんか白い光打てたし!さっきはなんも考えられなかったけど今思うとすごい気持ちよかった!サッカーって面白いな!」
「!!!!!だよな!!!」
「うんうん、光はすごいぞ。」
そこで円堂は全力で同意する。幼なじみなのに2人とは一緒にサッカーをやってこなかった。そんな2人が今、この瞬間、同じフィールドでサッカーをしている。円堂はなんだがとても嬉しくなった。
そんな和やかな幼なじみ3人組がいつまでたっても試合に戻らないので鬼道が声をかけてきた。
「おい、試合の続きを早く始めるぞ。そこの少年、お前はサッカー部ではないんだろ?突然乱入してきた上に勝手にボールを奪う行為は控えてもらいたい。
先程のシュートもノーカンだ。」
「まぁいいよ。お前の言ってること何もかもが事実だし。悪かったな。」
「フン、わかればいい。では試合を再会しよう。お前は早く外に出てくれ。」
そう言って鬼道は去っていく。彼のあまり気分の良くない言い方に風丸は何か言いたげだったが光はそれを抑えて素直に謝罪する。
そして、フィールドから出る前に光は歩いていた鬼道に向かって言葉を発した。
「なぁ、、、、私はサッカーを知らないんだ。」
「?あぁ、そのようだな。先程のシュートは目を見張るものだったがドリブルを見たら、お前が初心者だとはすぐにわかった。」
「サッカーは知らないけど、お前達のしていたあれがサッカーじゃないのはわかった。」
「、、、なんだと?」
鬼道は光の言葉に眉を歪ませる。
「これでも沢山のスポーツをしてきたつもりだ。どれも興味深く、熱く、とても楽しいものだった。お前たちのしてたさっきのボール蹴りがサッカーだと言うなら、どうやらサッカーは唯一の例外だったらしい。お前達のサッカーは何一つ唆られない。
そして、」
途中で言葉を切った光は鬼道の目の前へと移動する。
ガッッッ
「うっ、な、なにをする?!」
「私はお前が一郎太を傷つけたという事実を一生恨み忘れない。これはサッカーは関係ない。もう一度しようものなら次はお前の足を再起不能にしてやる。サッカーは足が命、なんだろ?」
「、、、、っ!」
鬼道の胸ぐらを掴み耳元でささやく。光の怒りは何もおさまっていなかった。
言い終わると掴んでいた手をパッと離す。そしてスタスタとフィールドから出ていってしまった。
「ゴホッゴホッ、、っなんて恐ろしいやつだ。」
だが、まだだ。おそらくやつはイレギュラー。総帥が言っていたのはやつの事ではない。そいつをおびき出すまでこの試合は続けなければならない。
そして再開のホイッスルが鳴った。
