FF編
休み時間、光は次の授業の理科で使う資料を教師からの頼みで教室へと運んでいた。
「よっと、、、結構重いなこの資料。しかも職員室からうちの教室ちょっと遠いんだよな。」
渡り廊下を歩いていると一つ窓が開いていたのか、風が吹いた。すると資料の山の一番上に乗っていた紙が数枚飛んでいってしまった。少し遠いところで床に散らばった紙を見て光はため息をつく。
「しかたない、いったん資料を床において拾いに行くか、、、。」
そんな時、前方から一人の男子生徒が来て紙を拾い、持ってきてくれた。
「これ飛んできた紙です。、、、すごい量ですね。手伝います。」
そしてそのまま光が持つ資料の量に驚いた彼はすっと流れるように半分以上の量を抱えて持った。
「えっ、いいのか?すごい助かる。ありがとな。」
「いえ、、、この量は女子には少しきついでしょう。」
白髪を上にあげたツンツンとした頭の彼は涼しげのある面立ちをしていて、これは女子がほっとかなさそうだなと光は思う。
この少年も、相手が女子生徒ではあるが、自分と同じ、もしくは少し高い身長でさわやかな笑顔を見せる光に同じことを思っていた。
「あ、教室ここなんだ。運んでくれてありがとう。自己紹介まだだったな。私は白峰光。見ての通り3年生だよ。」
「やっぱり、先輩でしたか。俺は豪炎寺修也、2年生です。最近転校してきました。」
「転校生だったのか!余計に悪いな。まだこの広い校舎も把握しきれてないだろ?手伝ってくれて本当にありがとう。」
「いえ大したことはしていません。、、、白峰さん、それじゃあ俺は自分のクラスに戻ります。」
お互いの自己紹介をし、豪炎寺はそのまま教室に戻ろうとする。
「あ、ちょっと待ってくれ豪炎寺。えーと確か鞄に、、、あ、あった!」
「これは?」
「お礼だよお礼、こんなもので悪いけどな。昨日近所の子供と買った駄菓子がまだ余ってたんだ。」
「ふっ、、、ありがたく受け取りますね。」
豪炎寺はこの爽やかなかっこいい先輩が鞄から駄菓子を出すのがあまりにも似合わなくて少し笑ってしまった。それにしても律儀な人だと思う。
「それでは、失礼します。」
「おう!今度は私が何か手伝ってやるからなー。」
「っふ、、、くっ、ぜひ、お願いします。」
去り際の光の言葉もなぜか面白くて笑ってしまう。光本人は訳が分からず首を傾げていた。
また、会えるだろうか。このマンモス校で会う確率は高くはないだろうが、また話してみたい。
そんなことを思いながら豪炎寺は来た道を戻る。次の出会いがまさか同じフィールドになるとは知らずに。
「よっと、、、結構重いなこの資料。しかも職員室からうちの教室ちょっと遠いんだよな。」
渡り廊下を歩いていると一つ窓が開いていたのか、風が吹いた。すると資料の山の一番上に乗っていた紙が数枚飛んでいってしまった。少し遠いところで床に散らばった紙を見て光はため息をつく。
「しかたない、いったん資料を床において拾いに行くか、、、。」
そんな時、前方から一人の男子生徒が来て紙を拾い、持ってきてくれた。
「これ飛んできた紙です。、、、すごい量ですね。手伝います。」
そしてそのまま光が持つ資料の量に驚いた彼はすっと流れるように半分以上の量を抱えて持った。
「えっ、いいのか?すごい助かる。ありがとな。」
「いえ、、、この量は女子には少しきついでしょう。」
白髪を上にあげたツンツンとした頭の彼は涼しげのある面立ちをしていて、これは女子がほっとかなさそうだなと光は思う。
この少年も、相手が女子生徒ではあるが、自分と同じ、もしくは少し高い身長でさわやかな笑顔を見せる光に同じことを思っていた。
「あ、教室ここなんだ。運んでくれてありがとう。自己紹介まだだったな。私は白峰光。見ての通り3年生だよ。」
「やっぱり、先輩でしたか。俺は豪炎寺修也、2年生です。最近転校してきました。」
「転校生だったのか!余計に悪いな。まだこの広い校舎も把握しきれてないだろ?手伝ってくれて本当にありがとう。」
「いえ大したことはしていません。、、、白峰さん、それじゃあ俺は自分のクラスに戻ります。」
お互いの自己紹介をし、豪炎寺はそのまま教室に戻ろうとする。
「あ、ちょっと待ってくれ豪炎寺。えーと確か鞄に、、、あ、あった!」
「これは?」
「お礼だよお礼、こんなもので悪いけどな。昨日近所の子供と買った駄菓子がまだ余ってたんだ。」
「ふっ、、、ありがたく受け取りますね。」
豪炎寺はこの爽やかなかっこいい先輩が鞄から駄菓子を出すのがあまりにも似合わなくて少し笑ってしまった。それにしても律儀な人だと思う。
「それでは、失礼します。」
「おう!今度は私が何か手伝ってやるからなー。」
「っふ、、、くっ、ぜひ、お願いします。」
去り際の光の言葉もなぜか面白くて笑ってしまう。光本人は訳が分からず首を傾げていた。
また、会えるだろうか。このマンモス校で会う確率は高くはないだろうが、また話してみたい。
そんなことを思いながら豪炎寺は来た道を戻る。次の出会いがまさか同じフィールドになるとは知らずに。