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🎻・🎼『とある御夫人の想い出話』
体同士を隙間なく密着させた。
それを見て、真莉亜はぱああっと顔や目を
輝かせた。
「香穂子……」
「蓮……」
子供たちの存在を忘れ、二人だけの空間を作り、愛おしくお互いの名を囁き合う。
人目を憚らず、目の前で、甘々なピンク色の世界を広げる両親を──。
「まりあ……もしかして、あんなおとなになりたいの……?」
「うん! おにいちゃん!」
感動と興奮でキラキラと目を輝かせ憧れの眼差しで食い入って見つめる妹の隣で、対し双子の兄は冷静を通り越した冷然な目で見つめるのだった。
──終わり。
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