夢見る力

 そして卓は笑みを浮かべたまま、何事もなかったように平然とこう言った。
やっぱり・・・・、むりだったようですね」
((((((『やっぱり』って、もしかしてさいちょからわかっててっ))))))
 卓の言葉に、真弘以外の六人が顔を引きつらせながら冷や汗をかいた。
 どれもこれも失敗に終わる。
 珠紀は、自分の手の上に乗るヒナをじっと見つめて。
「…………。そーだっ」
 なにかを思いつく。
「わたちがまほーつかいになって、もとのとこに、かえしてあげる」
(((だから、それが、いちばんむりなんだって)))
 満面の笑顔で言う珠紀に、拓磨、真弘、遼は脳内で同じツッコミを入れる。
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