夢見る力
なかった。
それから、何時間が過ぎ、日がとっぷりとすぎて夕方になる。
カー、カーと鴉も遠い空で鳴く。
「ぷはあ~っ」
疲れた珠紀は、ボロボロで地面に仰向けで大の字に寝転んだ。
そんな珠紀を心配してヒナが寄ってくる。
「だいじょうぶ」
ぽんっとヒナの頭に手を置いて、珠紀は安心させるように言う。
「きっと、もとのところに、かえしてあげるからね」
そう満面の笑顔で言う珠紀を、ヒナはじっと見つめていた。
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それから、何時間が過ぎ、日がとっぷりとすぎて夕方になる。
カー、カーと鴉も遠い空で鳴く。
「ぷはあ~っ」
疲れた珠紀は、ボロボロで地面に仰向けで大の字に寝転んだ。
そんな珠紀を心配してヒナが寄ってくる。
「だいじょうぶ」
ぽんっとヒナの頭に手を置いて、珠紀は安心させるように言う。
「きっと、もとのところに、かえしてあげるからね」
そう満面の笑顔で言う珠紀を、ヒナはじっと見つめていた。