日記

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  • 主笙のはなし

    20180406(金)17:29
     
    現実の主笙を書きました。
    ここの本当に難しくて残酷なところって、そもそもの出会いが人ひとりの死を前提としてることなんですよと私は思います。彼をあそこまで追い詰めて、家から出ることすらできなくしてしまった「彼女の死」が。
    笙悟がビルの屋上に立つ彼女から逃げずに説得したとか、なんらかの要因で彼女に死ぬつもりがなくなるとか、もしくは彼女の死をなんとか乗り越えた(想像がつかないけど)世界があって、引きこもることもなく普通に働いてる佐竹さんがいるとします。その世界で彼と自分はそもそも出会うことが出来たのか、そして偶然出会ったとしてもそこに恋心というものが生まれるのか、そして成就させることは可能なのかという問題と、部長くんは常に向き合わされることになるんですよね。まず笙悟と一凛が良い感じになってそのまま……というパターンだって無いとは言い切れないし。三十路近辺ならじゅうぶんありえる話。

    笙悟を今も苦しめる彼女の存在が、部長くんにとってはメビウスで彼と自分を引き合わせてくれた運命になるなんてやり切れませんね。笙悟の悩みを聞くうちにいつの間にか彼ら彼女らの因縁の「四人目」として当事者になってしまった部長くん、強く生きてほしい。

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    文章とか絵の話

  • お茶会だぞ

    20180405(木)08:21

    またデザインテーマを変えてしまった……すみません飽き性なんです……

    置いてあるブツとデザインの雰囲気があんまり噛み合ってない気がするんですけど、まあそこには目を瞑ってもらいたいよね。ついでにプロフィールのアイコンもスイートPちゃんに変えたので、セットで見るとちょっとかわいいと思います。カウンターの表示は別にこれ、ティーカップの絵文字と勘違いしてるわけじゃないですからね、知ってますよラーメンですからねラーメン。分かる人はニヤニヤしていってください。

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    サイトの話

  • P.A.B

    20180404(水)19:09
     
    今月配信されたばかりのスマホアプリゲーム。ポスト・アポカリプス・ベーカリー。面白い。
    プレイヤーは、荒廃した世紀末世界で最後に残されたパン屋の店長。と言っても荒廃した世界にはパンの材料になる小麦なんかは当然残されていないので、空気中のダークマター(!?)を煙突から集め(??)、先代の残した謎技術(……?)を使いパンを生成(???)します。……というのを、だいたいオープニングの3分くらいでよくわからないぶらさがりメカからざっと解説してもらうのですが、なるほど意味が分かりませんね。ゲームを進めるとこの先代の開発した謎理論のことを知る科学者が出てきたりもするのですけど、まあとりあえず意味が分からないままゲームが始まります。

    design
    なるほどわからん

    プレイヤーとしてやることは単純。焼き上げられてベルトコンベアーから流れてきたパンをカウンターにスライドさせることで、お客さんに提供していくだけです。代金をもらい、集めたお金でパンの味・匂い・見た目のきれいさ・腹持ちの良さなどのパラメータを上げたり、1日のパンの生産個数を増やしていったりします。
    本当にやることはそれだけなんですが、世紀末世界だけあってやって来るお客さんのパンチが効いてて飽きないんですよね。生身の人間の兄妹なんかもいるのですが、戦闘用ロボットや超能力者、ミュータントや脳ミソまでパンを買いに来る。個性豊かなお客さんは来店回数を重ねることで店の常連になっていき、ある程度仲良くなると悩みを打ち明けられたりお願い事をされたりします。いわばクエストで、パンのパラメータの強化が必要になるのはここですね。人間関係のトラブルから機械の故障、超能力の不調、はたまた「存在とは何か?」みたいな哲学の話まで、お客さんたちのあらゆる頼み事を、ただおいしかったりやわらかかったり栄養があったりするパンを焼くだけの力技で解決まで持っていきます。なんだこのゲーム……。

    design
    一介のパン屋には重荷すぎます。

    ほんとになんだこのゲーム……と思ってしまうのに、なかなかやめられない不思議な魅力がある。最初はぶっきらぼうだったり乱暴だったりするお客さんが、次第に自分のことを話すようになってくれたり本当の姿を見せてくれる様子は見ていてほっとしますね。ゲームを進めていくと常連さん同士が知り合いになって一緒にお店に来てくれることもあります。意外な組み合わせのメンバーから生まれる予想外の会話やくだらないトラブルを見ているだけでも面白い。パンの強化にややこしい条件が必要だったりするわけではないので、次はこの人の要望を解決しよう、と決めてサクサク進めることができます。今後のアップデートでお客さんが増えるかもとのことなので、のんびり楽しみたいゲームですね。ただ、ちょくちょく誤字があるのが気になる人は気になるかも。時間経過で溜まるスタミナ的なものは3回店を開けると無くなってしまうので一気に進めようと思うとちょっと苦しいですが、広告動画の視聴か課金で即座に回復が可能です。

    去年Vitaで出たベネズエラのインディーゲーに「va11-hallA」(ヴァルハラ)っていうすごく良いゲームがあるんですけど、それに雰囲気というかノリがちょっと近いかな。あっちは近未来のバーでセクサロイドとかサイボーグや犬にカクテルを出すというサイバーパンク物。直接悩み事を解決してあげたりはせず「ただカクテルを出して話をするだけ」のスタンスであるという違いはあるんですけど、お客さんたちの身の上話や持論を聞いたり複雑な人間(人間?)模様を眺めたりするゲームっていうのは同じですね。ヴァルハラ、日本語訳にものすごく気合いが入ってて一気に世界観に引き込まれます。おすすめです。まあアルコールを提供する場のお話なので、ちょっと生々しい下ネタが多かったりするのですが。パン屋が肌に合うなら次はバーテンダーになってみるのもいいし、逆にバーテンダーが楽しかった人は今度はパン屋になってみるのもいいんじゃないですか。

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    ゲームの話

  • 石拾い

    20180403(火)17:19

    FGOちまちま進めてます。1.5部、新宿はフリクエまでクリアしててアガルタはストーリーのみ、セイレムが途中、剣豪はほぼ手つかず。今フリクエの消費AP半減期間なので、とりあえずアガルタのフリクエでもらえる石を回収してます。ちまちま。
    イベントで配布鯖とか種火とか素材集められたので、だいぶ戦力整ってきた感ありますね。フリクエがサクサク進みます。なぜかアサシンの引きがものすごく良い手嶋マスターのカルデア、ジャックちゃんとセミ様と刑部がいて殺エミはいつの間にか宝具3です。薔薇摘み過ぎか。

    ログインは欠かさないようにはしてますけど、それでもお気軽エンジョイ勢ですね。毎日ちょっとずつ楽しんでるのでゲーム1本くらいは元が取れてるだろうと思って、今年の☆5確定福袋で初課金しました。FGOに、っていうかソシャゲそのものに初課金。あれめっちゃドキドキしますね……これで味をしめて息をするように課金するようになったらいかんぞと自分に言い聞かせてるので、今んとこ追い課金はしてません。そもそも「絶対このキャラが欲しい!」っていうのがないのが大きな要因かもわからんですね。来てくれた鯖とがんばるスタイル。
    ソシャゲにそこまでのめり込まないのも、やっぱり時間に縛られちゃうからかなーと思います。気が向いたときに「やろうかな」ではなくて、スタミナ回復したから、イベント始まったから「やらなくちゃ」になっちゃう瞬間があることが苦痛。もし少しでもソシャゲを義務に感じてしまったら、その時はたとえスタミナもったいなくてもイベント始まってても距離を置く、っていうのは徹底してます。そう考えると、身内を誘い合って時間決めてゲームのオンライン対戦~とかがあんまり得意じゃないのももしかしてそういう理由かも。あくまでゲームそのものは自分1人で好きな時に楽しみたい。プレイして感じたものを誰かと共有するのは好き。そんな感じ。まあゲームに関するスタンスって人それぞれだから好きなように楽しむのがいちばんですよね。そもそも1人プレイ前提の箱庭ゲーだってネット対戦前提のアクションゲーだってあるわけだし。好きなゲーム買って好きなように遊んで好きなようにファンと交流すればいい。楽しみ方を押しつける権利も咎める権利も、誰にもないからね。

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    ゲームの話

  • ※マインドホンの話(ろくでもない話)

    20180402(月)17:06

    やっぱりこう、理想の楽園っていうのはまず大前提としてみんなハッピー(であるはず)だから、楽しくなっちゃうおくすりみたいなものってそもそも存在してないのかなーとか思うこともあるんですよ。いや、あることにして書くけどさ。でもそこで何が代用品になるかって言ったらこれじゃないですか、マインドホン。

    カリギュラ知らない方がどのくらいこのサイトの日記を覗いてくださってるのか分からないんですが一応説明をしておくと、マインドホンとはμの楽曲を用いたヘッドホン型の洗脳装置ですね。これを通して曲を聴かせて、苦しかったね辛かったね!って歌詞でトラウマに同調したり好きなようにやっちまえよ!と欲望を煽ったりして、住民の浸食率(いわゆるメビウスへの依存度ですね)をぶち上げるマーベラスなアイテムです。たぶんそのへんのスピーカーとか街中に流れてる曲を聴かせるよりもダイレクトに手っ取り早く洗脳できるやつなんでしょう、ここが現実ではないことに気づきつつあるメビウスにおける異端な存在、いわゆる「遅滞者」の生徒への「更正プログラム」として用いられます。なんかハチャメチャな権力持ってる風紀委員とか裏生徒会みたいなノリですが楽士ってそういう存在です。椅子に縛り付けられてマインドホンを被せられたモブキャラが「やめてええ脳みそかき混ぜないでええ」と大絶叫する一幕もあります。良きかな良きかな。
    音楽というのは私たちの日常に当たり前のように寄り添っているものなので、こんな風に脳を直接掻き回すような暴力的な使われ方をされているとかえってあぶないおくすりなんかよりも背徳感があったりしなくもないですね、あくまで個人の感想ですが。……カリギュラ知らない方、興味持ってくれました?

    で、やっぱりこれを使ってキメ…クまがいなことだってできるんじゃないかな?と思ってしまうわけですよ。作中では、楽士のボスであるソーンさん特製なんていうなんだかさらにマーベラスでゴージャスな感じのするマインドホンが登場したりするんですけど、まあとっても高性能っぽいですよね……。最大音量で楽曲を頭にブチ込んでやれば一般生徒なんてそれこそ秒で洗脳できちゃうんでしょうけど、ここを音量ではなくて音質重視に設定すれば、時間は少しかかるけどとっても気持ちよくなってもらってより深く洗脳できそうな気がしませんか。わたしはします。楽曲との相性によっては効果は薄いかもしれないし、アッパー系の症状が出るかダウナー系の症状が出るかもやってみるまでわからない可能性も高いですけどね。でもせっかくこんな素敵な洗脳アイテムがあるんだから何かしらに活かせたらなーとは思います。どっかの某カギPくんも、デジヘッドは最ッ高に気持ちのイイ姿なんですよぉって力説してましたしね。超かわいい。ただひとつの難点なんですけど、あれ頭につけたままだと耳責めできなくない?

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    ※ろくでもない話