日記

最近のアニメ化の流れ

2018/03/11 08:03
日記

すごいですよね、一昔前に流行った懐かしの作品再アニメ化ラッシュみたいな流れ……みんな「今平成何年だよ……」みたいなことを言っていて、そういうマーケティングが成立する時代が来たんだなと思います。あの頃のアニメや漫画を見て育った世代が企画通せる立場になっていて、お金落とせる余裕のある年代になっていて、そういうこと。だいたい30代前後をメインターゲットにしつつ、若年の新規層も取り込んでいくように展開していくんでしょうね。
でもアニメ化っていいことだけじゃないんですよね。昔は集めてる漫画の単行本に「アニメ化決定!」の帯がつけば無条件で嬉しかったりしたんですけど、高校生くらいになるといろいろ事情がわかってきてしまって……。〇〇のアニメは声優が良いだけ、□□□は原作設定無視、いらんところを改変してる、アニメオリジナルキャラが浮いてる、だとか、そういう話をよく聞くようになります。もちろん素晴らしい出来の作品だってたくさんあるんでしょうけどね。制作側の都合とオリジナル要素とファンの作品愛、ちょうどいいところで折り合いをつけることの難しさを感じます。ただBLEACHのアニオリはめちゃくちゃ面白いけどな……斬魄刀異聞編とか超好き……。

古い作品になればなるほど、自分の土台と言いますか、もはや人生観レベルで影響を受けてる熱いファンがたくさんいる。話題にもなるし期待も膨らむし、そしてそれが裏切られた時の落胆も大きくなる。知人の封……ファンが毎週悪い意味で死んでるのを見るの、作品ミリ知らの外野である私ですら心が痛むものがあるんですよね。もういい大人なんだしきっと作品との距離感くらい自分で決めることはできるはずなんですけど、それでもどうしても納得いかないことのラインってあるんだろうなと思います。
昔情熱を注いだあの漫画やアニメが、今の技術や声優さんたちの最高の演技によってもう一度命を吹き込まれる。いろんな作品ファンにとって、「再アニメ化」が素晴らしい思い出になるように願うしかありません。


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