日記
寂しいクリスマス
2018/08/05 08:06ゲームの話
昨日になりますが、2064:Read Only Memoriesクリアしました。泣きました色んな意味で。最後にチューリングたちの前に立ち塞がるアイツについてはまあ……確かにかなり怪しいなぁとは思ってましたが、ああそういうことだったんだなあ、と……。「機械は自分のために生きることが出来ない」、重たい言葉でした。実はこれ全編英語のボイスがついててけっこう贅沢な1本なんですけど、向こうの声優さんもすごいですね。単語をちょいちょい拾える程度の英語力しかない私でしたが、伝わるものはしっかり伝わりました。キャラごとの訛りとかイントネーションの微妙な違いみたいなのが分かるレベルになってくるともっと面白いんだろうなぁとか、そんな事を思いました。
エンディング分岐もありそうなので(最後の作戦の失敗に繋がったイベントに心当たりがありすぎる)、色んなラストを一通り見終わってからまた感想まとめられたらいいなと思います。機械が意思を持ったらどうなるか? 病気や怪我の治療のためとはいえ、遺伝子に手を加えることで人とかけ離れた姿を持つことは許されるのか? 何が人間を人間たらしめるのか? 心が存在していればそれは人間なのか? それらのテーマをそう遠くない未来、2064年のネオ・サンフランシスコを舞台に描いた良作でした。そもそも2064年という設定が素晴らしい。2063、2065では駄目だった、2064であることに意味があった。久々に心をざっくりやられるいいゲームでした。