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その五
夢主の名前
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そのころ清十字団は、牛鬼の部下たちに攻撃を仕掛けられていた。
森の中では、リクオが牛頭丸と刀を交えている。
牛頭丸の刀を受け止めながら爪の攻撃をかわすリクオ。
だんだんと追い詰められ、牛頭丸の爪が襲い掛かる。
絶体絶命のリクオに声もでない雪女。
しかし、次の瞬間、地面に伏すのは牛頭丸のほうだった。
「なぜだ・・・・・・、妖怪でもねぇてめぇに・・・・・・」
「血なら流れてる。悪の・・・総大将の血がな・・・・・・」
崩れ落ちる牛頭丸。
あっけに取られている雪女。
「もう大丈夫だ。・・・・知ってたよ、自分の・・・こと・・・。夜、こんな姿になっちまうんだな」
別荘では花開院ゆらが馬頭丸と戦っている。
あてにしていた妖怪セキュリティも効かず、馬頭丸の術により式神ももとの紙にもどってしまった。
為すすべのないゆらたちに、牛の妖怪は容赦なく襲い掛かってくる。
しかし、それよりも早く、空から別の妖怪が降りてきてうしおにを倒していく。
三羽鴉である。
「若は・・・いないのか」
「てめぇら・・・何者だぁー!」
「小僧、自分が誰に口をきいているかわからんのか。ワレらは鴉天狗一族・・・知らぬわけではあるまい」
「カ、カラス天狗!?本家のお目付役・・・なんでここに・・・」
「小僧、てめぇに聞きたいことがある」
捩目山の上空を黒い翼が風を切る。
山頂の牛鬼組屋敷を目指しているのは、黒羽丸とトサカ丸である。
「急げ!!牛頭丸に狙われた若を探すんだ!!それに夢主様の安否もわからん!」