強がり人妻と男子高校生(神 ※裏)
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私、藍川(現在:水島)まどか。
仕事とプライベートはしっかり分けたいので、職場では旧姓のままでいる。
海南大附属高校の養護教諭になって、5年以上経った。
もともと、都内でOLをしていたけれど…入社4年目に会社の業績不振で人員整理にあって、転職せざるを得なくなった。
色々仕事を探したが、このご時世の転職は正直厳しい。採用された仕事も、派遣社員や契約社員が多かった。
こんな働き方で、またリストラにでも遭ったら後々面倒だ。
そう思って、正規採用の仕事が無いかとネットで探していたら…この学校の養護教諭の求人が、目に留まった。
大学時代、養護教諭の資格を取得していたこともあり、資格を活かして尚且つ正規採用ならと思い…応募したらとんとん拍子で物事が進んで、内定が出た。
27歳からこの仕事を始め、29歳の時に婚活で知り合った外資系商社マンの今の旦那と結婚。
今、気付けば年齢が、30代半ばになっていた。
でも旦那は仕事がかなり忙しく、ここ何年かは海外勤務が多い。
駅のすぐ近くに購入した、派手な新築マンションで私はほぼ一人暮らし状態。
当然、子供なんかつくる時間なんてない。
友達の大半は、結婚して子供もいて旦那とも上手くやっていたり、
中には不倫やパパ活を楽しんでいる子もいるが、私はそんなことをしようなんて思うことはあまりない…。
この何の変哲もない毎日…変わらないかな⁇
私は毎日、真っ赤な車で大音量で音楽をかけながら出勤する。
もともと派手好きで、生徒や同僚の教師達からは「ケバイ」と頻繫に口にされている。
職員用駐車場は体育館のすぐ傍。今日もド派手に出勤してきた頃、朝練を終えたバスケ部員達が体育館から出てきた。
「あ、保健室の藍川だ。相変わらず派手だなぁ!」
「しかも、音量デカすぎで近所迷惑なんじゃね?」
私をもろに指摘する発言が飛び交う。
車を降りれば…
「うわ…。今日も派手な服に化粧だな…。バッグもブランド物…。」
「あの女…。滅茶苦茶気強いっすよね?あーいうケバイ女の旦那って、ドMなんすかね?」
二番目に発言していたのは、バスケ部1年の清田信長。この男子生徒、言いたいことを何かと言いまくる性分なようだ。
「おはよう♡清田君。あのね…私の噂話するんなら、完全防音にした部室でしなさい‼
それとあなた、この前『夜遅くまでTVゲームに夢中になって寝不足だから、休ませて下さい。』なんて堂々と保健室来ていたけど…そういう事するんだったら、保健室に来ないでね!
私は養護教諭…本当に体調が悪かったり怪我をしている生徒の世話をするのが、私の仕事なの!わかった⁉」
近頃イライラすることがちょっと多く、きつい口調で言い放ってしまった。
「本当におっかねー…。ドS女…。」
「清田。あんまりくだらない理由で、保健室出入りするなよ。」
「俺達までとばっちり受けるのは、御免だからな。」
清田に次いで、牧と武藤が発言した。
私がイライラしてる理由…それは姑と実父のことだ。
姑は「まだ子供出来ないのか⁉」と頻繁に連絡してきて、この前は“不妊治療”のパンフレットを送り付けてきた。
そして実父。それなりの高齢者で、昔から聞き分けのない性格の頑固者。私が男と付き合うこと、結婚すること…ほとんど反対してきた。
今の旦那と結婚してからも、ほぼ毎日のように私の携帯に連絡してくる。
最近はかなり精神が不安定らしく、「離婚しろ!実家に戻れ!」と一日に何度も電話やメールをしてくる。
同居している私の母も、当然頭を悩ませているらしい。
職場にてー
今日は保健室利用者が少なく、比較的心穏やかに過ごせる…。
そう思っていたら、2時間目終りの休み時間に扉が開いた。
「失礼します。すみません。ちょっと頭が痛くて…。」
入ってきたのは、長身で爽やかな雰囲気の男子生徒。
(あれ、この子…確かバスケ部だったかな?駐車場で何回か見たことがあるかも…。)
「じゃあ、そのノートに名前書いて。あと、ちょっと熱測らせてね。」
と言い、体温計を額に近づける。
(結構イケメンじゃん…。)
内心そう思ってたら、体温計が鳴った。
「36.9℃…。微熱かもね。えっと、君の名前は…“神宗一郎”ね?あなたも、バスケ部だったわね?体育館の近くで何回か見たことあるわ。」
ほんの少しタイプだったから、こう話してみる。
「はい。藍川先生。今朝、後輩が先生に失礼なことを言ってしまい、すみませんでした。」
丁寧に話してくる。
「良いわよ。神君が謝らなくても。それより、微熱あるようだけど…。風邪の引き始めかしらね?」
「いえ…。昨夜遅くまで勉強していて寝るのがいつもより遅くなって、今日も朝練で…。ちょっと疲れちゃったかもしれないです。」
神君は真面目な子なんだなと思う。
「そう。勉強も部活も、どっちも大切だろうけど…あまり無理しないようにね。夜は眠い時は早く寝て、朝起きて少しだけ勉強する方が効率良いわよ。」と言って、神君に頭痛薬と水を渡し、ベッドへ誘導する。
「藍川先生。ベッド使っていいんですか?」
と遠慮気味に聞いてくる。
「良いわよ。今朝もバスケ部員達に言ったでしょ?『本当に体調悪かったり怪我している生徒の世話をするのが、私の仕事。』って。薬飲んで、少し横になってなさい。」
私にしては、珍しく優しい対応かも…。
「何かあったら…私ここに居るから、呼んでね。」
と言って、デスクに戻る私。
1時間後ー
神君が目覚めたようだ。
「神君。どう?体調は?」と聞くと、
「寝たおかげで良くなりました。」と言った。
「藍川先生。生徒の話を聞くことも、“先生”の仕事ですよね?」と微笑みながら、随分と刹那的なところがあるんだなと思った。
「どうしたの?何か悩み事でもあるの?例えば好きな女の子の事とか?別に、好きな女の子が居るのは全然良いことじゃないの。年頃なんだから。
体の関係持つのも、駄目とは言わないわよ。但し、ちゃんと避妊しなさい。」と男子生徒によくあるパターンで、言ってみた。
「藍川先生のことなんですけど…。」
(えっ?私のこと?ちょっと…何聞いてくるのよ?)
「藍川先生のこと…クラスでも部活でも、皆凄いって言ってますよ。東京のOLを経てこの学校に来て、エリート男性と結婚して高級新築マンション住まいetc…。勝ち組だの、何で働く必要があるんだかとか言ってますよ。」
私の経歴等を諸々話してきた。
「そうよ。その通りよ。何かまだ聞きたい事あるの?」
こういうタイプは、さっさと片付けた方が楽かもと思いながら返答する。
「藍川先生の旦那さん。海外勤務なんですよね?」
旦那のことを聞かれた。
「そうよ。ここ何年かはほぼ海外勤務で、日本に戻ることは指折り数える程度よ。」と答えたら、
「じゃあ、先生。ほぼ一人で過ごされてるんですか?」と聞いてきて、
「そうね。マンションも私一人でいる時間多いし、旦那が日本戻ってきたら仕事の都合上、空港近くのホテルに二人で泊まる事ばかりだし…。
友達は結婚して家庭円満な子が多いから…。」
何だろう…?神君って妙に話しやすくて、色々話してしまう…。
「藍川先生。今朝結構イラついてたようですけど…。先生こそ、何か悩み事があるんじゃないですか?」
と私の心を奥深く読んでいるようだった。
「俺で良ければ聞きますよ…。話して下さい♡」
彼の甘いマスクについつい、言葉が出てしまう。
「ちょっとね…。姑と実父のことで、厄介事があってね…。姑に子供急かされてるんだけど、旦那がああいう仕事じゃ作る時間確保できないし…。
実父は結婚に猛反対してたから…しょっちゅう『離婚しろ』って怒って電話してくるのよ…。」と胸の内を曝け出してしまった。
「はぁー…。あなたみたいな健全な男子高校生が、私みたいなおばさんからかって、何か面白いかしら?」と付け加えると、向かいに座っていた席から立ちあがり、
「藍川先生って強がっているように見えて、実は寂しがり屋なんじゃないですか?」と整った顔を近づけながら言ってきた。
(やばい…。神君の顔綺麗すぎ…。どうしよう…。)
「先生が迷惑じゃなかったら、LINE聞いてもいいですか?」と携帯を出してきた。
おもむろに自分の携帯を出して、LINE交換する私達。
と同時に、次の授業の始業時間が近づいてきた。
「気分が良くなったなら…授業は出て良いけど、放課後の部活は念の為休んだ方が良いかもね。監督とキャプテンには、私から言っておくわ。」と言うと、神君は保健室から出て行った。
その後、神君が使った後のベッドを整えている時…ふわりと神君の匂いがして、思わずベッドに倒れこんでしまった。
仕事とプライベートはしっかり分けたいので、職場では旧姓のままでいる。
海南大附属高校の養護教諭になって、5年以上経った。
もともと、都内でOLをしていたけれど…入社4年目に会社の業績不振で人員整理にあって、転職せざるを得なくなった。
色々仕事を探したが、このご時世の転職は正直厳しい。採用された仕事も、派遣社員や契約社員が多かった。
こんな働き方で、またリストラにでも遭ったら後々面倒だ。
そう思って、正規採用の仕事が無いかとネットで探していたら…この学校の養護教諭の求人が、目に留まった。
大学時代、養護教諭の資格を取得していたこともあり、資格を活かして尚且つ正規採用ならと思い…応募したらとんとん拍子で物事が進んで、内定が出た。
27歳からこの仕事を始め、29歳の時に婚活で知り合った外資系商社マンの今の旦那と結婚。
今、気付けば年齢が、30代半ばになっていた。
でも旦那は仕事がかなり忙しく、ここ何年かは海外勤務が多い。
駅のすぐ近くに購入した、派手な新築マンションで私はほぼ一人暮らし状態。
当然、子供なんかつくる時間なんてない。
友達の大半は、結婚して子供もいて旦那とも上手くやっていたり、
中には不倫やパパ活を楽しんでいる子もいるが、私はそんなことをしようなんて思うことはあまりない…。
この何の変哲もない毎日…変わらないかな⁇
私は毎日、真っ赤な車で大音量で音楽をかけながら出勤する。
もともと派手好きで、生徒や同僚の教師達からは「ケバイ」と頻繫に口にされている。
職員用駐車場は体育館のすぐ傍。今日もド派手に出勤してきた頃、朝練を終えたバスケ部員達が体育館から出てきた。
「あ、保健室の藍川だ。相変わらず派手だなぁ!」
「しかも、音量デカすぎで近所迷惑なんじゃね?」
私をもろに指摘する発言が飛び交う。
車を降りれば…
「うわ…。今日も派手な服に化粧だな…。バッグもブランド物…。」
「あの女…。滅茶苦茶気強いっすよね?あーいうケバイ女の旦那って、ドMなんすかね?」
二番目に発言していたのは、バスケ部1年の清田信長。この男子生徒、言いたいことを何かと言いまくる性分なようだ。
「おはよう♡清田君。あのね…私の噂話するんなら、完全防音にした部室でしなさい‼
それとあなた、この前『夜遅くまでTVゲームに夢中になって寝不足だから、休ませて下さい。』なんて堂々と保健室来ていたけど…そういう事するんだったら、保健室に来ないでね!
私は養護教諭…本当に体調が悪かったり怪我をしている生徒の世話をするのが、私の仕事なの!わかった⁉」
近頃イライラすることがちょっと多く、きつい口調で言い放ってしまった。
「本当におっかねー…。ドS女…。」
「清田。あんまりくだらない理由で、保健室出入りするなよ。」
「俺達までとばっちり受けるのは、御免だからな。」
清田に次いで、牧と武藤が発言した。
私がイライラしてる理由…それは姑と実父のことだ。
姑は「まだ子供出来ないのか⁉」と頻繁に連絡してきて、この前は“不妊治療”のパンフレットを送り付けてきた。
そして実父。それなりの高齢者で、昔から聞き分けのない性格の頑固者。私が男と付き合うこと、結婚すること…ほとんど反対してきた。
今の旦那と結婚してからも、ほぼ毎日のように私の携帯に連絡してくる。
最近はかなり精神が不安定らしく、「離婚しろ!実家に戻れ!」と一日に何度も電話やメールをしてくる。
同居している私の母も、当然頭を悩ませているらしい。
職場にてー
今日は保健室利用者が少なく、比較的心穏やかに過ごせる…。
そう思っていたら、2時間目終りの休み時間に扉が開いた。
「失礼します。すみません。ちょっと頭が痛くて…。」
入ってきたのは、長身で爽やかな雰囲気の男子生徒。
(あれ、この子…確かバスケ部だったかな?駐車場で何回か見たことがあるかも…。)
「じゃあ、そのノートに名前書いて。あと、ちょっと熱測らせてね。」
と言い、体温計を額に近づける。
(結構イケメンじゃん…。)
内心そう思ってたら、体温計が鳴った。
「36.9℃…。微熱かもね。えっと、君の名前は…“神宗一郎”ね?あなたも、バスケ部だったわね?体育館の近くで何回か見たことあるわ。」
ほんの少しタイプだったから、こう話してみる。
「はい。藍川先生。今朝、後輩が先生に失礼なことを言ってしまい、すみませんでした。」
丁寧に話してくる。
「良いわよ。神君が謝らなくても。それより、微熱あるようだけど…。風邪の引き始めかしらね?」
「いえ…。昨夜遅くまで勉強していて寝るのがいつもより遅くなって、今日も朝練で…。ちょっと疲れちゃったかもしれないです。」
神君は真面目な子なんだなと思う。
「そう。勉強も部活も、どっちも大切だろうけど…あまり無理しないようにね。夜は眠い時は早く寝て、朝起きて少しだけ勉強する方が効率良いわよ。」と言って、神君に頭痛薬と水を渡し、ベッドへ誘導する。
「藍川先生。ベッド使っていいんですか?」
と遠慮気味に聞いてくる。
「良いわよ。今朝もバスケ部員達に言ったでしょ?『本当に体調悪かったり怪我している生徒の世話をするのが、私の仕事。』って。薬飲んで、少し横になってなさい。」
私にしては、珍しく優しい対応かも…。
「何かあったら…私ここに居るから、呼んでね。」
と言って、デスクに戻る私。
1時間後ー
神君が目覚めたようだ。
「神君。どう?体調は?」と聞くと、
「寝たおかげで良くなりました。」と言った。
「藍川先生。生徒の話を聞くことも、“先生”の仕事ですよね?」と微笑みながら、随分と刹那的なところがあるんだなと思った。
「どうしたの?何か悩み事でもあるの?例えば好きな女の子の事とか?別に、好きな女の子が居るのは全然良いことじゃないの。年頃なんだから。
体の関係持つのも、駄目とは言わないわよ。但し、ちゃんと避妊しなさい。」と男子生徒によくあるパターンで、言ってみた。
「藍川先生のことなんですけど…。」
(えっ?私のこと?ちょっと…何聞いてくるのよ?)
「藍川先生のこと…クラスでも部活でも、皆凄いって言ってますよ。東京のOLを経てこの学校に来て、エリート男性と結婚して高級新築マンション住まいetc…。勝ち組だの、何で働く必要があるんだかとか言ってますよ。」
私の経歴等を諸々話してきた。
「そうよ。その通りよ。何かまだ聞きたい事あるの?」
こういうタイプは、さっさと片付けた方が楽かもと思いながら返答する。
「藍川先生の旦那さん。海外勤務なんですよね?」
旦那のことを聞かれた。
「そうよ。ここ何年かはほぼ海外勤務で、日本に戻ることは指折り数える程度よ。」と答えたら、
「じゃあ、先生。ほぼ一人で過ごされてるんですか?」と聞いてきて、
「そうね。マンションも私一人でいる時間多いし、旦那が日本戻ってきたら仕事の都合上、空港近くのホテルに二人で泊まる事ばかりだし…。
友達は結婚して家庭円満な子が多いから…。」
何だろう…?神君って妙に話しやすくて、色々話してしまう…。
「藍川先生。今朝結構イラついてたようですけど…。先生こそ、何か悩み事があるんじゃないですか?」
と私の心を奥深く読んでいるようだった。
「俺で良ければ聞きますよ…。話して下さい♡」
彼の甘いマスクについつい、言葉が出てしまう。
「ちょっとね…。姑と実父のことで、厄介事があってね…。姑に子供急かされてるんだけど、旦那がああいう仕事じゃ作る時間確保できないし…。
実父は結婚に猛反対してたから…しょっちゅう『離婚しろ』って怒って電話してくるのよ…。」と胸の内を曝け出してしまった。
「はぁー…。あなたみたいな健全な男子高校生が、私みたいなおばさんからかって、何か面白いかしら?」と付け加えると、向かいに座っていた席から立ちあがり、
「藍川先生って強がっているように見えて、実は寂しがり屋なんじゃないですか?」と整った顔を近づけながら言ってきた。
(やばい…。神君の顔綺麗すぎ…。どうしよう…。)
「先生が迷惑じゃなかったら、LINE聞いてもいいですか?」と携帯を出してきた。
おもむろに自分の携帯を出して、LINE交換する私達。
と同時に、次の授業の始業時間が近づいてきた。
「気分が良くなったなら…授業は出て良いけど、放課後の部活は念の為休んだ方が良いかもね。監督とキャプテンには、私から言っておくわ。」と言うと、神君は保健室から出て行った。
その後、神君が使った後のベッドを整えている時…ふわりと神君の匂いがして、思わずベッドに倒れこんでしまった。
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