君のことが好きだから(神・仙道)
ご自身のお名前を入力してください。
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
合宿二日目ー
早朝起床で朝一のランニングを行い、まどかも自転車に乗り笛を吹きながら、部員達の後を走る。
一軍・ニ軍・三軍のチーム分けを控え、初日以上に熱のこもった練習を行う部員達。
神・仙道の2年生コンビは、まどかの気を引きたい一心で、初日以上の実力を発揮する。
牧と清田も同じ様子。
昼休憩終了後の練習中…
「仙道さん。俺と1on1やってくれませんか?」
遼一は仙道に自ら勝負を挑んだ。
「良いぜ。面白そうだからやってやるよ。」
仙道も勝負を引き受け、遼一対仙道の1on1が始まった。
他の部員もそれぞれの練習の傍ら、二人の監督とまどかもその様子を見ていた。
結果は、3本勝負で仙道の圧勝だった。
「畜生!」
悔しがって、地団駄を踏む遼一。
「遼一。あんまり気にするんじゃないよ。仙道さんは2年生エースで、あんたはまだ1年生なんだから。これからこれから。焦らないで着実に力つけていこう。」
弟を気遣う姉。
「遼一!俺の鼻を明かすと、散々言っておきながら…。なんだこのザマは⁉そんなことで、海南でやっていけるのか⁉」
厳しい言葉をぶつける田岡監督。
「お父さん。何でいつもそんな言い方ばっかすんの?遼一だって、頑張ってやってんでしょうが?何でそれを認めてやんないで、叱ることしかできないのよ⁉筋金入りの頑固親父ね!」
「父親に向かって、なんて口聞くんだ⁉ まどかこそ…。合宿中の様子を見ていても、やっぱり男にちやほやされたい一心で、海南に入ってマネージャーやってるようにしか見えんぞ⁉︎」
親子喧嘩を繰り広げる、父と娘。
「まあまあ、田岡先輩。それくらいでいいじゃないですか?まどかちゃんも遼一君も、二人とも頑張ってやってますから。私が保証しますから。」
「「高頭監督…。」」
高頭監督の一声で、一時的に収まったようだった。
夕食の時間を迎え、最終日の練習試合のチーム発表がされた。
海南・陵南の一軍は…
牧・神・清田・武藤・高砂。
魚住・仙道・池上・越野・植草。
この5名だった。
続いて、二軍・三軍が発表され遼一は海南三軍だった。
「三軍かよ…。やっぱり俺には、海南はきついのかな?」
気を落とす遼一。
「さっきも言ったでしょ?これからだって。三軍でも、少しでもいいところ見せれば…。お父さんだって分かってくれると思うよ?遼一、この合宿中すごい頑張ったと思うよ。
お姉ちゃんが言うんだから、間違い無いよ。
試合頑張りな。」
激励する姉。
まどかの寛容な部分に感心し、ますます好意を抱く部員達。
まどかは二日目の夜もゆっくり入浴しようと、大浴場に向かう途中…
「まどかちゃん。今からお風呂かな?可愛いルームウェアだね。」と神に呼び止められた。
「(またなの…?)そうですけど…。炭酸風呂疲れ取れるし、部の雑務から解放されるから、ゆっくり入るんです。」
「ねぇ?お風呂から上がったら、一緒にアイス食べない?」
「(昨夜の仙道さんと同じ手…?にしても、神さんはよく話しかけて来るわね。ま、真面目な人だから良いか…。)」
二人で並んで歩いていると、清田と遼一が何やら忙しなさそうに走ってきた。
「どうしたんだよ?そんなに慌てて?」
「神さん!大変っす!」
「二人とも何よ?」
「姉貴、親父達がロビーで…。」
急いでロビーに向かう一行。
早朝起床で朝一のランニングを行い、まどかも自転車に乗り笛を吹きながら、部員達の後を走る。
一軍・ニ軍・三軍のチーム分けを控え、初日以上に熱のこもった練習を行う部員達。
神・仙道の2年生コンビは、まどかの気を引きたい一心で、初日以上の実力を発揮する。
牧と清田も同じ様子。
昼休憩終了後の練習中…
「仙道さん。俺と1on1やってくれませんか?」
遼一は仙道に自ら勝負を挑んだ。
「良いぜ。面白そうだからやってやるよ。」
仙道も勝負を引き受け、遼一対仙道の1on1が始まった。
他の部員もそれぞれの練習の傍ら、二人の監督とまどかもその様子を見ていた。
結果は、3本勝負で仙道の圧勝だった。
「畜生!」
悔しがって、地団駄を踏む遼一。
「遼一。あんまり気にするんじゃないよ。仙道さんは2年生エースで、あんたはまだ1年生なんだから。これからこれから。焦らないで着実に力つけていこう。」
弟を気遣う姉。
「遼一!俺の鼻を明かすと、散々言っておきながら…。なんだこのザマは⁉そんなことで、海南でやっていけるのか⁉」
厳しい言葉をぶつける田岡監督。
「お父さん。何でいつもそんな言い方ばっかすんの?遼一だって、頑張ってやってんでしょうが?何でそれを認めてやんないで、叱ることしかできないのよ⁉筋金入りの頑固親父ね!」
「父親に向かって、なんて口聞くんだ⁉ まどかこそ…。合宿中の様子を見ていても、やっぱり男にちやほやされたい一心で、海南に入ってマネージャーやってるようにしか見えんぞ⁉︎」
親子喧嘩を繰り広げる、父と娘。
「まあまあ、田岡先輩。それくらいでいいじゃないですか?まどかちゃんも遼一君も、二人とも頑張ってやってますから。私が保証しますから。」
「「高頭監督…。」」
高頭監督の一声で、一時的に収まったようだった。
夕食の時間を迎え、最終日の練習試合のチーム発表がされた。
海南・陵南の一軍は…
牧・神・清田・武藤・高砂。
魚住・仙道・池上・越野・植草。
この5名だった。
続いて、二軍・三軍が発表され遼一は海南三軍だった。
「三軍かよ…。やっぱり俺には、海南はきついのかな?」
気を落とす遼一。
「さっきも言ったでしょ?これからだって。三軍でも、少しでもいいところ見せれば…。お父さんだって分かってくれると思うよ?遼一、この合宿中すごい頑張ったと思うよ。
お姉ちゃんが言うんだから、間違い無いよ。
試合頑張りな。」
激励する姉。
まどかの寛容な部分に感心し、ますます好意を抱く部員達。
まどかは二日目の夜もゆっくり入浴しようと、大浴場に向かう途中…
「まどかちゃん。今からお風呂かな?可愛いルームウェアだね。」と神に呼び止められた。
「(またなの…?)そうですけど…。炭酸風呂疲れ取れるし、部の雑務から解放されるから、ゆっくり入るんです。」
「ねぇ?お風呂から上がったら、一緒にアイス食べない?」
「(昨夜の仙道さんと同じ手…?にしても、神さんはよく話しかけて来るわね。ま、真面目な人だから良いか…。)」
二人で並んで歩いていると、清田と遼一が何やら忙しなさそうに走ってきた。
「どうしたんだよ?そんなに慌てて?」
「神さん!大変っす!」
「二人とも何よ?」
「姉貴、親父達がロビーで…。」
急いでロビーに向かう一行。