君のことが好きだから(神・仙道)
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合同合宿発表後の田岡家にてー
「高校生初の連休…。親父の学校と合同合宿か…。」
複雑な気分の遼一。
「お前らの日頃の成果、しっかり見せて貰うぞ!他校であろうが、不真面目なところを見せたら承知しないからな!」
「なんか…色んな意味で疲れそう。」
「陵南にはマネージャー居ないんだろ?てことは…合宿で女は姉貴だけだから、また言い寄ってくる男増えんじゃね?」
「遼一。余計なことばかり言わないでよ!」
「まどか!男漁りなら他でやれ!“合同合宿”だってことを理解してるのか⁉︎」
ああだこうだ論議を交わす父子三人。
迎えた合同合宿当日ー
各自学校に集合し、バスで合宿先に向かい施設で合流するという流れ。
座席は自由になっているため、仲の良い者同士で席につく。
「(この間は迷惑かけちまったけど…。謝るのも兼ねて、まどかちゃんの隣に座って喋りたいな…。)」
「(合宿でのメニューの事や…。マネージャーとコミュニケーションを取るのも、キャプテンとして当然だろ?是非とも俺の隣に…。)」
清田と牧はまどかの隣に座りたいと強く願い、席を確保しようとするが…
「まどかちゃん。ここどうぞ。」
神が素早く席を確保し、窓際にまどかを導いた。
「神さん。私が隣で良いんですか?」
「構わないよ。この席、景色よく見えそうだよ。おいで。」
更に爽やかな笑顔且つ、まどかは離さないという状態。
「(じ、神さん…。また抜け駆けっすか⁉︎)」
「(それはないだろ…。少しはキャプテンに権限与えてくれないか?)」
がっかりする二人に対し神は、
「(ノブ…。この席順に、なんか文句あんのか?早い者勝ちなんだよ?怒)」
「(牧さん…。異論はないですよね?)」
と別の意味で微笑み出す。
反論出来ない二人は、渋々他の席へ隣同士で座る。
人数確認を行った後バスは出発する。
途中休憩を挟み、両校は約二時間後に合宿施設に到着する。
部員達はバスから降りて自分の荷物を持ち、キャプテンが点呼確認を行う。
男子部員ばかりの中で唯一の女子・まどかは、一際目立ち陵南からも密かに注目を浴びる。
「ねぇねぇ?君が噂の、田岡先生の双子の娘さんのまどかちゃん?本当に美人だね。」
背後からいきなり、ツンツン頭の男に声をかけられて覗かれる。
「(何この人?女好きそうで、チャラそう…。ま、その分格好良いけどね…。)」
「コラー!お前ら到着早々、何をしとるんだ⁉︎」
田岡の怒声が飛ぶ。
「(仙道さん、早くも娘さんに目をつけはった…。それにしても、まどかさんはホンマにべっぴんさんや!弟の遼一さんと合わせて、要チェックや‼︎)」
彦一の心の声。
一方まどかは、魚住に目が行き
「陵南バスケ部・キャプテンの魚住さんですよね?海南バスケ部・マネージャーの田岡まどかです。父から話は聞いています。今日から三日間宜しくお願いします。」
自ら元気よく挨拶をする。
「…よ、宜しくお願いします…。」
「(何赤くなってんだ…?)」
こういったやり取り後、監督から声がかかり全員荷物を持って施設隣接の体育館に移動する。
合宿の詳細説明が行われ、その中に「最終日に、各校で一軍・二軍・三軍でチーム分けをし、それぞれ20分ハーフの練習試合を行う。」というものもあり、部員達にプレッシャーがかかる。
説明後は各自の部屋に荷物を置き、着替えて体育館に集合し練習開始となった。
「高校生初の連休…。親父の学校と合同合宿か…。」
複雑な気分の遼一。
「お前らの日頃の成果、しっかり見せて貰うぞ!他校であろうが、不真面目なところを見せたら承知しないからな!」
「なんか…色んな意味で疲れそう。」
「陵南にはマネージャー居ないんだろ?てことは…合宿で女は姉貴だけだから、また言い寄ってくる男増えんじゃね?」
「遼一。余計なことばかり言わないでよ!」
「まどか!男漁りなら他でやれ!“合同合宿”だってことを理解してるのか⁉︎」
ああだこうだ論議を交わす父子三人。
迎えた合同合宿当日ー
各自学校に集合し、バスで合宿先に向かい施設で合流するという流れ。
座席は自由になっているため、仲の良い者同士で席につく。
「(この間は迷惑かけちまったけど…。謝るのも兼ねて、まどかちゃんの隣に座って喋りたいな…。)」
「(合宿でのメニューの事や…。マネージャーとコミュニケーションを取るのも、キャプテンとして当然だろ?是非とも俺の隣に…。)」
清田と牧はまどかの隣に座りたいと強く願い、席を確保しようとするが…
「まどかちゃん。ここどうぞ。」
神が素早く席を確保し、窓際にまどかを導いた。
「神さん。私が隣で良いんですか?」
「構わないよ。この席、景色よく見えそうだよ。おいで。」
更に爽やかな笑顔且つ、まどかは離さないという状態。
「(じ、神さん…。また抜け駆けっすか⁉︎)」
「(それはないだろ…。少しはキャプテンに権限与えてくれないか?)」
がっかりする二人に対し神は、
「(ノブ…。この席順に、なんか文句あんのか?早い者勝ちなんだよ?怒)」
「(牧さん…。異論はないですよね?)」
と別の意味で微笑み出す。
反論出来ない二人は、渋々他の席へ隣同士で座る。
人数確認を行った後バスは出発する。
途中休憩を挟み、両校は約二時間後に合宿施設に到着する。
部員達はバスから降りて自分の荷物を持ち、キャプテンが点呼確認を行う。
男子部員ばかりの中で唯一の女子・まどかは、一際目立ち陵南からも密かに注目を浴びる。
「ねぇねぇ?君が噂の、田岡先生の双子の娘さんのまどかちゃん?本当に美人だね。」
背後からいきなり、ツンツン頭の男に声をかけられて覗かれる。
「(何この人?女好きそうで、チャラそう…。ま、その分格好良いけどね…。)」
「コラー!お前ら到着早々、何をしとるんだ⁉︎」
田岡の怒声が飛ぶ。
「(仙道さん、早くも娘さんに目をつけはった…。それにしても、まどかさんはホンマにべっぴんさんや!弟の遼一さんと合わせて、要チェックや‼︎)」
彦一の心の声。
一方まどかは、魚住に目が行き
「陵南バスケ部・キャプテンの魚住さんですよね?海南バスケ部・マネージャーの田岡まどかです。父から話は聞いています。今日から三日間宜しくお願いします。」
自ら元気よく挨拶をする。
「…よ、宜しくお願いします…。」
「(何赤くなってんだ…?)」
こういったやり取り後、監督から声がかかり全員荷物を持って施設隣接の体育館に移動する。
合宿の詳細説明が行われ、その中に「最終日に、各校で一軍・二軍・三軍でチーム分けをし、それぞれ20分ハーフの練習試合を行う。」というものもあり、部員達にプレッシャーがかかる。
説明後は各自の部屋に荷物を置き、着替えて体育館に集合し練習開始となった。