君のことが好きだから(神・仙道)
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高校生活が始まり、1ヶ月近く経とうとしていた。
神は部活の休憩中、頻繁にまどかに話しかける日が続く。
まどか・遼一のクラスの、ある日の体育ー
100m走のタイム測定をし、男女ともにクラス上位の者が、体育祭種目・各学年の四色対抗リレー選手に、選出されるということになった。
そして、このクラスの測定が最後及び他クラスより上位記録を出した者が居れば、授業中にアンカーも決まることになった。
アンカーは…女子代表がまどか、男子代表は清田となった。
遼一も選ばれたが、五番手走者だった。
まどかの“才色兼備”振りに、またも驚くクラス一同。
「(まどかちゃんは…。本当に何やらせても完璧だな…。)」
「(また姉貴に良いとこ持ってかれた…。)」
心の中で感心する清田に、少々焦りを感じる遼一。
部活の時間にてー
ハードな練習に耐え切れず、海南バスケ部は既に退部者が出始めていた。
二人一組で腹筋をする時、清田のみ一人になっていた。
「マネージャー。今日は風邪で欠席が居るから、清田の腹筋アシスト頼んでいいか?」
牧が唐突に言う。
「えっ⁉︎私がですか⁉︎」
「(まどかちゃんが、俺を支えんのか⁉︎)」
「経験者なら、それくらい出来るだろ?人数足りないから頼む。」
「はい…。」
清田のもとへ向かうまどか。
足首を抑え、
「それじゃ、数数えるから始めてね…。(清田君…。近くで見ると結構格好良いんだね…。)」
黙々と腹筋をしながら、
「(本当に可愛いな…。バランス崩して、俺の上に倒れ込んでくれないかな…?)」
清田は少々よからぬことを考えているようだった。
そんな時に手元がぶれ、まどかはバランスを崩して倒れかけ、床にぶつからないようにしっかりと清田が抱きかかえた。
「きゃあっ‼︎」
「おっと!危ねぇ!」
抱き合うように床に倒れた二人の姿に、部員達が注目して騒ぎ始める。
「清田!ずるいぞ!新入部員のくせして!」
「キャプテン!今度から、毎日全員でじゃんけんして勝った人が、マネージャーに腹筋アシストしてもらうってシステム導入して下さい!」
「(ノブ…。何勝手な真似してんだよ…?怒
バスケ部内で、まどかちゃんと現時点で仲良いのは、この“神宗一郎”なんだよ?分かってんのか?
『知性と逞しさと美しさ』を兼ね備えて、まどかちゃんを好きになる資格が与えられるんだよ…?)」
バタバタ騒ぐ二人。
「ちょっと!何すんのよ⁉︎離れなさいよ!」
「だって…。抱き止めなかったら、床にぶつかってただろ⁉︎」
漸くまどかから離れ、元に戻った。
「キャプテン!アシストなんか、部員同士でやって下さい!私、スコア整理とかやらなきゃいけない雑用ごとが、色々あるんですから!」
怒って机に向かうまどか。
清田のアシストは、牧が行うことになった。
「(お前…。何かよからぬこと考えたろ?)」
「(ま、牧さん…。)」
「(姉貴も怒ってる割には、嬉しかったりして…?)」
こんな波乱に満ち溢れた練習になった日、部活終了時に高頭監督から、「三連休中に2泊3日で、海南の合宿施設を使って陵南高校との合同合宿を行う。」という話が出て、部員達は響めいた。
この時、陵南でも同様の話がされていた。
神 side
「(合宿中… まどかちゃんといっぱい喋ろ♡バスの席だって、行き帰りともに俺の隣決定だ♡)」
仙道 side
「(海南と合同合宿か…。噂の双子姉弟お出ましか…。楽しみだな。早く美人の双子姉に会いたい♡相手が田岡監督の娘だろうが何だろうが、俺には関係ないよ。)」
神は部活の休憩中、頻繁にまどかに話しかける日が続く。
まどか・遼一のクラスの、ある日の体育ー
100m走のタイム測定をし、男女ともにクラス上位の者が、体育祭種目・各学年の四色対抗リレー選手に、選出されるということになった。
そして、このクラスの測定が最後及び他クラスより上位記録を出した者が居れば、授業中にアンカーも決まることになった。
アンカーは…女子代表がまどか、男子代表は清田となった。
遼一も選ばれたが、五番手走者だった。
まどかの“才色兼備”振りに、またも驚くクラス一同。
「(まどかちゃんは…。本当に何やらせても完璧だな…。)」
「(また姉貴に良いとこ持ってかれた…。)」
心の中で感心する清田に、少々焦りを感じる遼一。
部活の時間にてー
ハードな練習に耐え切れず、海南バスケ部は既に退部者が出始めていた。
二人一組で腹筋をする時、清田のみ一人になっていた。
「マネージャー。今日は風邪で欠席が居るから、清田の腹筋アシスト頼んでいいか?」
牧が唐突に言う。
「えっ⁉︎私がですか⁉︎」
「(まどかちゃんが、俺を支えんのか⁉︎)」
「経験者なら、それくらい出来るだろ?人数足りないから頼む。」
「はい…。」
清田のもとへ向かうまどか。
足首を抑え、
「それじゃ、数数えるから始めてね…。(清田君…。近くで見ると結構格好良いんだね…。)」
黙々と腹筋をしながら、
「(本当に可愛いな…。バランス崩して、俺の上に倒れ込んでくれないかな…?)」
清田は少々よからぬことを考えているようだった。
そんな時に手元がぶれ、まどかはバランスを崩して倒れかけ、床にぶつからないようにしっかりと清田が抱きかかえた。
「きゃあっ‼︎」
「おっと!危ねぇ!」
抱き合うように床に倒れた二人の姿に、部員達が注目して騒ぎ始める。
「清田!ずるいぞ!新入部員のくせして!」
「キャプテン!今度から、毎日全員でじゃんけんして勝った人が、マネージャーに腹筋アシストしてもらうってシステム導入して下さい!」
「(ノブ…。何勝手な真似してんだよ…?怒
バスケ部内で、まどかちゃんと現時点で仲良いのは、この“神宗一郎”なんだよ?分かってんのか?
『知性と逞しさと美しさ』を兼ね備えて、まどかちゃんを好きになる資格が与えられるんだよ…?)」
バタバタ騒ぐ二人。
「ちょっと!何すんのよ⁉︎離れなさいよ!」
「だって…。抱き止めなかったら、床にぶつかってただろ⁉︎」
漸くまどかから離れ、元に戻った。
「キャプテン!アシストなんか、部員同士でやって下さい!私、スコア整理とかやらなきゃいけない雑用ごとが、色々あるんですから!」
怒って机に向かうまどか。
清田のアシストは、牧が行うことになった。
「(お前…。何かよからぬこと考えたろ?)」
「(ま、牧さん…。)」
「(姉貴も怒ってる割には、嬉しかったりして…?)」
こんな波乱に満ち溢れた練習になった日、部活終了時に高頭監督から、「三連休中に2泊3日で、海南の合宿施設を使って陵南高校との合同合宿を行う。」という話が出て、部員達は響めいた。
この時、陵南でも同様の話がされていた。
神 side
「(合宿中… まどかちゃんといっぱい喋ろ♡バスの席だって、行き帰りともに俺の隣決定だ♡)」
仙道 side
「(海南と合同合宿か…。噂の双子姉弟お出ましか…。楽しみだな。早く美人の双子姉に会いたい♡相手が田岡監督の娘だろうが何だろうが、俺には関係ないよ。)」