君のことが好きだから(神・仙道)
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翌週ー
スポーツ推薦組は春休みから先行して練習参加していたが、一般入試組も正式入部し、バスケ部をはじめとする各部は本格始動する。
新入部員・既存部員・監督の挨拶後に、マネージャーが挨拶をする。
「マネージャーを担当する、1年の田岡まどかです。
中学までバスケ部だったので、経験を活かして一生懸命皆さんをサポートします。
ちなみに、田岡遼一の双子の姉です。
弟共々宜しくお願いします。」
「(何だよ…。姉貴面剥き出しにしやがって…。)」
挨拶後、部員達は…
「あれが噂の…。陵南の監督の双子の娘か!なかなか美人だな。」
「あんな美人がマネージャーやってくれるなんて…。テンション上がるな!」
喜びを隠せない状態だった。
「(ジャージに、髪アップだと…。教室いる時と雰囲気違うな…。)」
「(去年のマネージャーは、すぐに辞めてしまったが…。田岡姉なら大丈夫そうだな…。しかし、本当に美人だな。)」
清田と牧もひっそりと、まどかに想いを寄せているようだった。
「(田岡まどかちゃん…。本当に可愛いな♡休憩時間に色々話しかけるか♡)」
神は誰よりも早くまどかと打ち解け、色々知りたくてたまらない様子。
挨拶が終わり、ランニングから各種基礎練習が行われた。
推薦組は大分慣れてきている者が多いが、一般入試組は基礎の段階で、バテかけている者が数名いた。
その中には、遼一の姿もあった。
「ちょっと、遼一。何バテてんのよ⁉︎お父さんの鼻明かしてやりたくて、“王者・海南”入ったんじゃないの⁉︎しっかりしなさいよ!」
檄を飛ばす姉。
まどかの美人な容姿以外に、“バスケ部監督の娘”らしい気の強さを兼ね備えていることに、他の部員達は呆然としていた。
ある程度の練習が済むと、キャプテンの指示で20分休憩に入ることになった。
「(はぁー…。やっぱり、“王者・海南”の練習はハードだわ…。)」
ベンチに腰掛けてひと休みしようとした時、神が隣に来た。
「まどかちゃん、お疲れ様。隣良いかな?あと、これどうぞ。」
まどかにジュースを差し出す神。
「(“ まどかちゃん?”…。何?神さんて、見かけによらず、チャラいのかしら…?)
ありがとうございます…。構いませんけど…。」
隣に座り話を始める。
「うち(海南)の練習どう?きつくない?」
「父(田岡監督)に、小さい頃から鍛えられてますから…。でも、流石に16年連続優勝してるだけありますね。」
「まどかちゃんはさ、お父さんの働いてる高校行こうって思わなかったの?どうして海南選んだの?高校では、バスケ続けようと思わなかったの?」
「(またその質問…?)私は色々と縛られるの好きじゃないし、自分の意思を尊重したい主義なんです。
バスケは小さい頃からうんとやったし、人の世話をするの嫌じゃないから、マネージャーに転身しました。
海南選んだのも、『マネージャーでやっていくなら、“一番”な学校が良い。』って思ったのと、あとは施設・設備が良いところが人気って部分に惹かれてですね。」
「(ますます魅力的な子だな…。バスケ部内で、まどかちゃんに一番詳しいのは俺になりたいな♡)」
話が弾む二人を見た、清田と牧は…
「(神さん…。まどかちゃんと喋りまくってる!仲良さそう…。)」
「(しまった…。先越された…。)」
若干がっかりしているようだった。
スポーツ推薦組は春休みから先行して練習参加していたが、一般入試組も正式入部し、バスケ部をはじめとする各部は本格始動する。
新入部員・既存部員・監督の挨拶後に、マネージャーが挨拶をする。
「マネージャーを担当する、1年の田岡まどかです。
中学までバスケ部だったので、経験を活かして一生懸命皆さんをサポートします。
ちなみに、田岡遼一の双子の姉です。
弟共々宜しくお願いします。」
「(何だよ…。姉貴面剥き出しにしやがって…。)」
挨拶後、部員達は…
「あれが噂の…。陵南の監督の双子の娘か!なかなか美人だな。」
「あんな美人がマネージャーやってくれるなんて…。テンション上がるな!」
喜びを隠せない状態だった。
「(ジャージに、髪アップだと…。教室いる時と雰囲気違うな…。)」
「(去年のマネージャーは、すぐに辞めてしまったが…。田岡姉なら大丈夫そうだな…。しかし、本当に美人だな。)」
清田と牧もひっそりと、まどかに想いを寄せているようだった。
「(田岡まどかちゃん…。本当に可愛いな♡休憩時間に色々話しかけるか♡)」
神は誰よりも早くまどかと打ち解け、色々知りたくてたまらない様子。
挨拶が終わり、ランニングから各種基礎練習が行われた。
推薦組は大分慣れてきている者が多いが、一般入試組は基礎の段階で、バテかけている者が数名いた。
その中には、遼一の姿もあった。
「ちょっと、遼一。何バテてんのよ⁉︎お父さんの鼻明かしてやりたくて、“王者・海南”入ったんじゃないの⁉︎しっかりしなさいよ!」
檄を飛ばす姉。
まどかの美人な容姿以外に、“バスケ部監督の娘”らしい気の強さを兼ね備えていることに、他の部員達は呆然としていた。
ある程度の練習が済むと、キャプテンの指示で20分休憩に入ることになった。
「(はぁー…。やっぱり、“王者・海南”の練習はハードだわ…。)」
ベンチに腰掛けてひと休みしようとした時、神が隣に来た。
「まどかちゃん、お疲れ様。隣良いかな?あと、これどうぞ。」
まどかにジュースを差し出す神。
「(“ まどかちゃん?”…。何?神さんて、見かけによらず、チャラいのかしら…?)
ありがとうございます…。構いませんけど…。」
隣に座り話を始める。
「うち(海南)の練習どう?きつくない?」
「父(田岡監督)に、小さい頃から鍛えられてますから…。でも、流石に16年連続優勝してるだけありますね。」
「まどかちゃんはさ、お父さんの働いてる高校行こうって思わなかったの?どうして海南選んだの?高校では、バスケ続けようと思わなかったの?」
「(またその質問…?)私は色々と縛られるの好きじゃないし、自分の意思を尊重したい主義なんです。
バスケは小さい頃からうんとやったし、人の世話をするの嫌じゃないから、マネージャーに転身しました。
海南選んだのも、『マネージャーでやっていくなら、“一番”な学校が良い。』って思ったのと、あとは施設・設備が良いところが人気って部分に惹かれてですね。」
「(ますます魅力的な子だな…。バスケ部内で、まどかちゃんに一番詳しいのは俺になりたいな♡)」
話が弾む二人を見た、清田と牧は…
「(神さん…。まどかちゃんと喋りまくってる!仲良さそう…。)」
「(しまった…。先越された…。)」
若干がっかりしているようだった。