初彼氏(仙道)
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原宿にてー
また人が多いため、仙道とまどかは手を繋いで歩く。
竹下通りを歩いていたら、プリクラを発見し、
「ねぇ、仙道さん。プリクラ撮りませんか?」とまどかは言い、
「(プリクラか…。やっぱり、まだ中学生らしいところもあるんだな…。)良いよ。撮ろう。」と仙道も言って、機種選びをする。
まどかは、慣れた手つきでプリクラを操作し…「撮影スタート!」と機材の自動音声が喋る。
二人は色々なポーズでプリクラを撮り、最後の一枚になった時に「二人でハートをつくってね♡」と自動音声が言った。
「仙道さん。手をこうやって…。」
まどかは二人でハートを作るために、仙道と手をくっつける。
撮影が終わって落書きブースに移動し、またもや慣れた手つきでプリクラへの落書きを始める。
「仙道さん。私がやってるように…。こんな風に、もう片方で落書きしてね。」
「まどかちゃんは、プリクラ好きなのかな?」
「大好きですよ。友達と遊んだ時は、いつもみんなで撮ってます。」
仙道は制限時間内に、プリクラに落書きをするので、いっぱいいっぱいのようだった。
落書きと携帯への転送画像選びも終わり、プリントされたシールを見て、分割する二人。
「(仙道さんとのプリクラ…。私の宝物…♡)」
そして、あることに気づくまどか。
それは、“ラブラブ”類の文字やハートのスタンプばかりが施された一枚で、明らかに自分が落書きしたものではない。
「仙道さん…。これ…⁇」
「これ、俺が落書きした奴だね。しょっちゅう撮ってる女子中学生とは違って、慣れないもんだからさ…。こんなのしか出来なかったよ。」
やがて、携帯にも画像が届き確認すると、仙道の携帯には自らが落書きした画像が、まどかの携帯にも別の画像が届いて、お互いに画像も送り合う。
「私達が連絡取り合ってるように…。プリクラも、お父さんに見つからないようにね♡」
仙道も心の中で、まどかと二人だけの秘密が増えることが、妙に嬉しいようだった。
二人はプリクラ店で貰った割引チケットを持って、近くのカフェに入った。
「女子中高生って、本当にプリクラ好きなんだね。俺なんか、短い制限時間内に、落書きするので必死だったからさ…。」
「バスケの試合の残り時間僅かよりも、プリクラの制限時間の方が仙道さんには、短く感じるんですかね?」
「そうかもね。さっき言ってたさ、友達と撮ったプリクラって…。あったら見せてもらっても良いかな?」
「良いですよ。はい。」
まどかは、携帯の写真フォルダの“プリクラ”を開いて、仙道に見せた。
学校帰りや行事終り、長期休みや“テスト終わりー!”などの落書きのされた、沢山のプリクラを見て、改めてまどかは普通の中学生なんだなと実感した。
「この三人の女の子達が…。まどかちゃんが入学した頃から、ずっと同じクラスで仲が良いって言った子達かな?」
「そうですよ。ひかるに愛未に朱莉です。」
と順番に指差して、友達の話をした。
「(四人の中で、まどかちゃんが一番可愛い…♡)
まどかちゃん。いつも友達と、どんな話してるのかな?」
「うーん。他の中学生と、あんまり変わらないかもしれないけど…。ファッションとかメイクとか、好きな芸能人のこととか…。テスト前になったら、皆で気持ち切り替えて、一気に勉強モードに入ります。でも、最近は恋愛の話が多いかな…?
私達の1学年下の子達が、彼氏持ちが多いんで…。そういうので女子校の子って、焦る子とか結構いるんですよね。」
「なるほどね…。この仲良しグループの子達は、彼氏いるのかな?」
「ひかるは、1年以上付き合ってる彼氏が居ますよ。愛未も最近出来て、朱莉ももうすぐ出来そうって言ってます。」
「女子校の子って、どんな風に男と出会うのかな?」
「男子校の文化祭行ったりとか、その逆とか。あとは、小学校時代の塾が一緒だった男の子の伝手とか…。そういうので知り合って、たまに皆でご飯食べたり、カラオケ行ったりしてます。」
「まどかちゃんは、そういう機会に彼氏作らないの?可愛いし、モテそうなのにね…。」
「最近は、そうやって同い年の男の子達と遊んでても…。なんか物足りないなって、感じることが多かった気がしました。
友達にも、同じようなこと言われました。」
「まどかちゃんも…。本当は“恋”したいんじゃないの?…それも、年上の男と?」
「えっ?仙道さん、何言ってるんですか⁉︎」
「俺はまどかちゃんの顔見る限り、『今まで勉強ばっかりだったから…。そろそろ本気で恋したい。』って心の底から言ってるように、思えるけどね…。」
仙道に思いっきり本心をつかれたような気分だった。
その時に、仲良しグループから連絡が来た。
ひかる「仙道さんとのデート、どう?」
愛未「東京の何処行ってるの?」
朱莉「プリクラ…。撮ってたら送ってよ♡」
まどかは仙道に、今日東京に遊びに行くことは両親に内緒で、この仲良しグループ内のみに相談していたことを話し、プリクラを送っていいか了承を得た。
まどか「プリクラ送るよ。流出しないように、気をつけてよ。私達四人だけの秘密だからね!」
画像2枚を送信する。
ひかる「本当に格好良いわ…。仙道さん…。このプリクラもいい感じ♡まどか、デート出来て良かったね♡」
愛未「今日は、やっとまどかに回ってきたチャンスなんだから…。逃さないようにね!あの派手な取り巻き女達に、差をつけちゃいな!」
朱莉「もしも、今夜お泊りってことになったら…♡その時も私達が、上手く両親を誤魔化してあげるから、頑張って♡」
まどか「お泊り…⁉︎みんな、変な事言うんじゃないよ!」
「友達、なんて言ってるのかな?」
とまどかの携帯を覗く仙道。
「あっ…。仙道さん…。」
少し戸惑うまどか。
「『お泊り』か…。友達も面白い子なんだね。」
と笑い、「もう…。この子達ったら、冗談が過ぎるんだから!」と顔を赤らめるまどか。
次は自分の好きな場所に行って良いかと言い、代々木公園へ向かった二人。
また人が多いため、仙道とまどかは手を繋いで歩く。
竹下通りを歩いていたら、プリクラを発見し、
「ねぇ、仙道さん。プリクラ撮りませんか?」とまどかは言い、
「(プリクラか…。やっぱり、まだ中学生らしいところもあるんだな…。)良いよ。撮ろう。」と仙道も言って、機種選びをする。
まどかは、慣れた手つきでプリクラを操作し…「撮影スタート!」と機材の自動音声が喋る。
二人は色々なポーズでプリクラを撮り、最後の一枚になった時に「二人でハートをつくってね♡」と自動音声が言った。
「仙道さん。手をこうやって…。」
まどかは二人でハートを作るために、仙道と手をくっつける。
撮影が終わって落書きブースに移動し、またもや慣れた手つきでプリクラへの落書きを始める。
「仙道さん。私がやってるように…。こんな風に、もう片方で落書きしてね。」
「まどかちゃんは、プリクラ好きなのかな?」
「大好きですよ。友達と遊んだ時は、いつもみんなで撮ってます。」
仙道は制限時間内に、プリクラに落書きをするので、いっぱいいっぱいのようだった。
落書きと携帯への転送画像選びも終わり、プリントされたシールを見て、分割する二人。
「(仙道さんとのプリクラ…。私の宝物…♡)」
そして、あることに気づくまどか。
それは、“ラブラブ”類の文字やハートのスタンプばかりが施された一枚で、明らかに自分が落書きしたものではない。
「仙道さん…。これ…⁇」
「これ、俺が落書きした奴だね。しょっちゅう撮ってる女子中学生とは違って、慣れないもんだからさ…。こんなのしか出来なかったよ。」
やがて、携帯にも画像が届き確認すると、仙道の携帯には自らが落書きした画像が、まどかの携帯にも別の画像が届いて、お互いに画像も送り合う。
「私達が連絡取り合ってるように…。プリクラも、お父さんに見つからないようにね♡」
仙道も心の中で、まどかと二人だけの秘密が増えることが、妙に嬉しいようだった。
二人はプリクラ店で貰った割引チケットを持って、近くのカフェに入った。
「女子中高生って、本当にプリクラ好きなんだね。俺なんか、短い制限時間内に、落書きするので必死だったからさ…。」
「バスケの試合の残り時間僅かよりも、プリクラの制限時間の方が仙道さんには、短く感じるんですかね?」
「そうかもね。さっき言ってたさ、友達と撮ったプリクラって…。あったら見せてもらっても良いかな?」
「良いですよ。はい。」
まどかは、携帯の写真フォルダの“プリクラ”を開いて、仙道に見せた。
学校帰りや行事終り、長期休みや“テスト終わりー!”などの落書きのされた、沢山のプリクラを見て、改めてまどかは普通の中学生なんだなと実感した。
「この三人の女の子達が…。まどかちゃんが入学した頃から、ずっと同じクラスで仲が良いって言った子達かな?」
「そうですよ。ひかるに愛未に朱莉です。」
と順番に指差して、友達の話をした。
「(四人の中で、まどかちゃんが一番可愛い…♡)
まどかちゃん。いつも友達と、どんな話してるのかな?」
「うーん。他の中学生と、あんまり変わらないかもしれないけど…。ファッションとかメイクとか、好きな芸能人のこととか…。テスト前になったら、皆で気持ち切り替えて、一気に勉強モードに入ります。でも、最近は恋愛の話が多いかな…?
私達の1学年下の子達が、彼氏持ちが多いんで…。そういうので女子校の子って、焦る子とか結構いるんですよね。」
「なるほどね…。この仲良しグループの子達は、彼氏いるのかな?」
「ひかるは、1年以上付き合ってる彼氏が居ますよ。愛未も最近出来て、朱莉ももうすぐ出来そうって言ってます。」
「女子校の子って、どんな風に男と出会うのかな?」
「男子校の文化祭行ったりとか、その逆とか。あとは、小学校時代の塾が一緒だった男の子の伝手とか…。そういうので知り合って、たまに皆でご飯食べたり、カラオケ行ったりしてます。」
「まどかちゃんは、そういう機会に彼氏作らないの?可愛いし、モテそうなのにね…。」
「最近は、そうやって同い年の男の子達と遊んでても…。なんか物足りないなって、感じることが多かった気がしました。
友達にも、同じようなこと言われました。」
「まどかちゃんも…。本当は“恋”したいんじゃないの?…それも、年上の男と?」
「えっ?仙道さん、何言ってるんですか⁉︎」
「俺はまどかちゃんの顔見る限り、『今まで勉強ばっかりだったから…。そろそろ本気で恋したい。』って心の底から言ってるように、思えるけどね…。」
仙道に思いっきり本心をつかれたような気分だった。
その時に、仲良しグループから連絡が来た。
ひかる「仙道さんとのデート、どう?」
愛未「東京の何処行ってるの?」
朱莉「プリクラ…。撮ってたら送ってよ♡」
まどかは仙道に、今日東京に遊びに行くことは両親に内緒で、この仲良しグループ内のみに相談していたことを話し、プリクラを送っていいか了承を得た。
まどか「プリクラ送るよ。流出しないように、気をつけてよ。私達四人だけの秘密だからね!」
画像2枚を送信する。
ひかる「本当に格好良いわ…。仙道さん…。このプリクラもいい感じ♡まどか、デート出来て良かったね♡」
愛未「今日は、やっとまどかに回ってきたチャンスなんだから…。逃さないようにね!あの派手な取り巻き女達に、差をつけちゃいな!」
朱莉「もしも、今夜お泊りってことになったら…♡その時も私達が、上手く両親を誤魔化してあげるから、頑張って♡」
まどか「お泊り…⁉︎みんな、変な事言うんじゃないよ!」
「友達、なんて言ってるのかな?」
とまどかの携帯を覗く仙道。
「あっ…。仙道さん…。」
少し戸惑うまどか。
「『お泊り』か…。友達も面白い子なんだね。」
と笑い、「もう…。この子達ったら、冗談が過ぎるんだから!」と顔を赤らめるまどか。
次は自分の好きな場所に行って良いかと言い、代々木公園へ向かった二人。