初彼氏(仙道)
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迎えたデート当日ー
まどかは買ったばかりの服を着て、念入りに化粧をして髪を整える。
「(ちょっと化粧濃すぎたかな…?ま、いっか…。)」
身支度に時間を費やしていたら、待ち合わせ時間ギリギリになりそうな気がしたので、急いで家を出ようとすると…。
「おい⁉何だ、その派手な服と化粧は⁉ピアスの穴、まだ塞いでないのか⁉」
父親に呼び止められた、まどか。
「お父さん…。今日は特別授業もないし、宿題も終わらせたから…。ひかる達と、パーッと遊びに行くんだよ。待ち合わせしてるから、行ってきます…。」
ぶっきらぼうに言い放ち、家を出る。
「小学生の頃は、素直な子だったのに…。何であんな風になったんだ?」
「あなた、あんまり煩く言うもんじゃないわよ?良いじゃないの。まどか、日頃ちゃんと勉強してるんだから…。休みの日くらい、好きなようにさせてあげましょうよ…。」
「お前が、そうやって甘やかすから…。まどかも付け上がるんだ!まだ、中3の分際であんな服着て化粧までして、変な男に声掛けられたらどうするんだ⁉︎
俺は仕事や部活が忙しいから…。娘の躾をお前に任せたのが、間違いだったのか⁉」
「あら?今の言葉、聞き捨てならないわね…。
私は、あなたから言われた通り、ちゃんと娘への教育や躾はしてるつもりよ?あなたみたいに、そうやって頭ごなしに言ってばかりじゃ、まどかだってストレス溜まるじゃない。
それにあの子は…小学校3年生から、中学受験のために勉強ばかりして…。
偏差値高い学校に入って、1年生の頃から成績も良くて今でも成績落とすことなんか、滅多にないんだから…。
高校受験も無いんだし、少しくらいお洒落させて遊ばせたって、全然良いと思うわよ?
それに、そろそろ彼氏が出来ても、私は良いと思うけど…。」
「彼氏だと⁉︎お前、正気でそんなこと言ってるのか⁉︎万が一妊娠でもしたら、どうするんだ⁉︎さっきから聞いていれば…それでも母親か⁉︎」
「彼氏や好きな人が出来て、そういうことになって、妊娠しないようにする為にも…。
前に私からまどかにも、ちゃんと話をしてるわよ。
年頃の女の子なんだし、父親には話しづらいことだって、いっぱいあるのよ。」
妻の娘への対応が気に入らなく、半夫婦喧嘩になる。
また、娘のことが気になってたまらないようで、イライラする田岡。
「(まどか…。今日はきっと男の子と出掛けるのね…。うんとお洒落してたわ…。)」
妻は娘のお洒落を見て、すぐにデートだと見抜いた。
一方のまどか…
案の定、待ち合わせ時間ギリギリになってしまい、
「(お父さんに捕まったせいか、ギリギリ…。今日は休みだから、人が多い…!)」
早足で、待ち合わせ場所の駅前コンビニの前に向かったら、既に仙道の姿があった。
「仙道さん!お待たせしました!」
「まどかちゃん。まだ、約束の時間の5分前だよ…。」
ちなみに、この日のまどかの私服は…
上品な女性らしさを演出する、ミニ丈のボーダーのニットワンピース、ヒールの高いサンダル、シンプル且つお洒落なデニムバッグ。
ハート×シェルフラワーをモチーフにした、お揃いのピアスとネックレス。
仙道はまどかの私服姿を見て、
「(制服を脱いだまどかちゃんは、とても色っぽい。本当に中学生なのか…⁇)」と思った。
「仙道さん。東京の何処行くんですか?」
「渋谷。楽しいところだよ。ところで、ピアス完成したのかな?今日つけてるの、可愛いね。」
「私、渋谷行くの初めて。ピアスホール、完成しましたよ。このピアス、ネックレスとセットで…お母さんが買ってくれました。掃除中に見つけた、お父さんのへそくりで…。」
初めて行く渋谷を楽しみにするまどか。
そして、普段は怖い監督が私生活では妻の尻に敷かれている話を聞かされ、笑う仙道。
都内に向かう電車の中でも、二人は色々な話をしていた。
やがて、渋谷に到着し駅を出る二人。
「うわ…。地元と違って、人が凄い…‼」
初めて来た渋谷の人の多さに、驚くまどか。
そんなまどかの手をさり気なく繋ぐ仙道。
「(えっ…?仙道さんが、私の手を握ってる…⁉)」
「まどかちゃん。渋谷は人が多いから、はぐれないようにね!」
そう言って、歩きだす。
「仙道さん…。渋谷詳しいんですか?」
「実家から近くて、中学の時からよく来てるし、今でも帰ってきたら時々来る場所だからね。」
二人は109を見たり、センター街を歩いたりしながら…。
続いて公園通りを歩いて、再びセンター街に戻り、ファーストフード店に立ち寄った。
「本当に凄い人ですね‼」
「これくらいで驚いてちゃ困るね…。ハロウィンの時なんか、渋谷の街が人で埋め尽くされるんだから!」
改めて都会の凄さを実感する、まどか。
二人で食事をしながら話をしていると、
「まどかちゃん。駅で言ってたさ…。“お父さんのへそくり”って、あれは一体どういう事?」
と仙道が聞いた。
「あぁ…。お父さん、何らかの形でへそくりするんですけど、隠すの下手で、いつもお母さんに見つかっちゃうんです。」
「田岡先生にも、そんな一面があったんだね。」
「へそくり…。お母さん探し出すの、本当に上手くて…。使いきっちゃっても、お父さんには全然バレないんですよ。」
まどかは鬼監督・田岡が恐妻に支配されていることを、改めて事細かく話し、仙道は笑いながら聞いていた。
「お父さんが部活とか学校で、ガミガミ煩いの…。欲求不満も入ってるんですよ。」
まどかはサラッと言い放った。
「まどかちゃん。此処出たら、原宿行こうか?」
と言い店を出た後、二人は駅に向かい電車を一駅乗り、原宿へ向かった。
まどかは買ったばかりの服を着て、念入りに化粧をして髪を整える。
「(ちょっと化粧濃すぎたかな…?ま、いっか…。)」
身支度に時間を費やしていたら、待ち合わせ時間ギリギリになりそうな気がしたので、急いで家を出ようとすると…。
「おい⁉何だ、その派手な服と化粧は⁉ピアスの穴、まだ塞いでないのか⁉」
父親に呼び止められた、まどか。
「お父さん…。今日は特別授業もないし、宿題も終わらせたから…。ひかる達と、パーッと遊びに行くんだよ。待ち合わせしてるから、行ってきます…。」
ぶっきらぼうに言い放ち、家を出る。
「小学生の頃は、素直な子だったのに…。何であんな風になったんだ?」
「あなた、あんまり煩く言うもんじゃないわよ?良いじゃないの。まどか、日頃ちゃんと勉強してるんだから…。休みの日くらい、好きなようにさせてあげましょうよ…。」
「お前が、そうやって甘やかすから…。まどかも付け上がるんだ!まだ、中3の分際であんな服着て化粧までして、変な男に声掛けられたらどうするんだ⁉︎
俺は仕事や部活が忙しいから…。娘の躾をお前に任せたのが、間違いだったのか⁉」
「あら?今の言葉、聞き捨てならないわね…。
私は、あなたから言われた通り、ちゃんと娘への教育や躾はしてるつもりよ?あなたみたいに、そうやって頭ごなしに言ってばかりじゃ、まどかだってストレス溜まるじゃない。
それにあの子は…小学校3年生から、中学受験のために勉強ばかりして…。
偏差値高い学校に入って、1年生の頃から成績も良くて今でも成績落とすことなんか、滅多にないんだから…。
高校受験も無いんだし、少しくらいお洒落させて遊ばせたって、全然良いと思うわよ?
それに、そろそろ彼氏が出来ても、私は良いと思うけど…。」
「彼氏だと⁉︎お前、正気でそんなこと言ってるのか⁉︎万が一妊娠でもしたら、どうするんだ⁉︎さっきから聞いていれば…それでも母親か⁉︎」
「彼氏や好きな人が出来て、そういうことになって、妊娠しないようにする為にも…。
前に私からまどかにも、ちゃんと話をしてるわよ。
年頃の女の子なんだし、父親には話しづらいことだって、いっぱいあるのよ。」
妻の娘への対応が気に入らなく、半夫婦喧嘩になる。
また、娘のことが気になってたまらないようで、イライラする田岡。
「(まどか…。今日はきっと男の子と出掛けるのね…。うんとお洒落してたわ…。)」
妻は娘のお洒落を見て、すぐにデートだと見抜いた。
一方のまどか…
案の定、待ち合わせ時間ギリギリになってしまい、
「(お父さんに捕まったせいか、ギリギリ…。今日は休みだから、人が多い…!)」
早足で、待ち合わせ場所の駅前コンビニの前に向かったら、既に仙道の姿があった。
「仙道さん!お待たせしました!」
「まどかちゃん。まだ、約束の時間の5分前だよ…。」
ちなみに、この日のまどかの私服は…
上品な女性らしさを演出する、ミニ丈のボーダーのニットワンピース、ヒールの高いサンダル、シンプル且つお洒落なデニムバッグ。
ハート×シェルフラワーをモチーフにした、お揃いのピアスとネックレス。
仙道はまどかの私服姿を見て、
「(制服を脱いだまどかちゃんは、とても色っぽい。本当に中学生なのか…⁇)」と思った。
「仙道さん。東京の何処行くんですか?」
「渋谷。楽しいところだよ。ところで、ピアス完成したのかな?今日つけてるの、可愛いね。」
「私、渋谷行くの初めて。ピアスホール、完成しましたよ。このピアス、ネックレスとセットで…お母さんが買ってくれました。掃除中に見つけた、お父さんのへそくりで…。」
初めて行く渋谷を楽しみにするまどか。
そして、普段は怖い監督が私生活では妻の尻に敷かれている話を聞かされ、笑う仙道。
都内に向かう電車の中でも、二人は色々な話をしていた。
やがて、渋谷に到着し駅を出る二人。
「うわ…。地元と違って、人が凄い…‼」
初めて来た渋谷の人の多さに、驚くまどか。
そんなまどかの手をさり気なく繋ぐ仙道。
「(えっ…?仙道さんが、私の手を握ってる…⁉)」
「まどかちゃん。渋谷は人が多いから、はぐれないようにね!」
そう言って、歩きだす。
「仙道さん…。渋谷詳しいんですか?」
「実家から近くて、中学の時からよく来てるし、今でも帰ってきたら時々来る場所だからね。」
二人は109を見たり、センター街を歩いたりしながら…。
続いて公園通りを歩いて、再びセンター街に戻り、ファーストフード店に立ち寄った。
「本当に凄い人ですね‼」
「これくらいで驚いてちゃ困るね…。ハロウィンの時なんか、渋谷の街が人で埋め尽くされるんだから!」
改めて都会の凄さを実感する、まどか。
二人で食事をしながら話をしていると、
「まどかちゃん。駅で言ってたさ…。“お父さんのへそくり”って、あれは一体どういう事?」
と仙道が聞いた。
「あぁ…。お父さん、何らかの形でへそくりするんですけど、隠すの下手で、いつもお母さんに見つかっちゃうんです。」
「田岡先生にも、そんな一面があったんだね。」
「へそくり…。お母さん探し出すの、本当に上手くて…。使いきっちゃっても、お父さんには全然バレないんですよ。」
まどかは鬼監督・田岡が恐妻に支配されていることを、改めて事細かく話し、仙道は笑いながら聞いていた。
「お父さんが部活とか学校で、ガミガミ煩いの…。欲求不満も入ってるんですよ。」
まどかはサラッと言い放った。
「まどかちゃん。此処出たら、原宿行こうか?」
と言い店を出た後、二人は駅に向かい電車を一駅乗り、原宿へ向かった。