初彼氏(仙道)
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まどか達四人は買い物をし、カラオケで勉強のストレスを発散させるために、思いっきり歌った。
カラオケを出た後はカフェに立ち寄り、女子トークに花を咲かせる。
朱莉「まどか。仙道さん、本当格好良かったね!」
愛未「まどかじゃなくても、あれなら一目惚れするわ!」
ひかる「でも仙道さんは…。見る限り、色々ハードル高そうだよね?東京出身なんでしょ?
向こうに既に彼女居るか…。それ以外にも、言い寄ってくる女もいっぱい居そう…。」
まどか「うん。お父さんが『東京から優秀な選手をスカウトした。』って、鼻高々に言ってた。」
ひかる「取り巻きの女達も、派手なのばっかりだったよね…。」
愛未「ライバル多そう…。向こうは共学だし、高校生だからね…。」
朱莉「でも、まどかは…。自分から連絡先聞いたんだから、頑張りなよ!」
ひかる「愛未もこの間彼氏できたし、朱莉もこの前一緒に遊んだ、男子校の子と良い感じになってきてるし…。
私は、去年から付き合ってる彼氏とラブラブだし…♡
あとはまどかにも彼氏出来れば、御の字だよね。」
愛未「私達1年生の頃から、ずっと同じクラスの友達なんだから…。精一杯、まどかの恋の応援するよ♡」
仲良し四人組中、二人は彼氏持ち。
もう一人ももうすぐ彼氏が出来そうで、まどかにも気になる男が出来た…。
しかし、相手は…。父親が勤務する高校で監督を務める、バスケ部のエース…。
越えるべきハードルは、かなり高い。
帰宅して、夜…。勇気を出して仙道へ連絡する。
まどか「仙道さん、こんばんは。部活お疲れ様です。」
仙道「まどかちゃん!ちょうど今、連絡しようかと思ってたんだよ!」
まどか「そうだったんですか。今日は…体育館まで案内してくれたり、お父さんにピアスの事を怒られた時フォローしてくれて、ありがとうございました。」
仙道「どういたしまして。話変わるけど…まどかちゃんの学校のセーラー服、可愛いかったね。進学率の高い“お嬢様学校”に、中学から通ってるなんて…。まどかちゃんは、可愛いうえに頭も良いんだね。」
まどか「そんなことないですよ。勉強進むの早いから、結構大変なんですよ。もう高1の単元入ってて、今日の特別授業も難しかったです。」
仙道「そうかそうか。“女子校”って名前の通り、女の子ばっかりなんだよね?」
まどか「そうですよ。まあ…女子しか居ない環境だから、煩過ぎちゃったりすることなんかも、ちょくちょくあります。
私の学校は完全中高一貫だから、中1~高3まで、6年間同じメンバーで過ごすんです。高校に上がっても同じ制服で、校章が銀から金に変わるだけです。」
仙道「そういう学校だと…。まどかちゃんにも仲良い友達、結構いるのかな?」
まどか「居ますよ。中1からずっと同じクラスの子が三人居て、いつも四人で行動してます。
実を言うと…今日もその子達に、お父さんの忘れ物届けに行った時のこと話したら、『仙道さんを見てみたい。』って話になって午後にこっそり、バスケ部の練習見てたんですよ。」
仙道「なんだ…。そうだったなら、もう一度顔見せてくれればよかったのに…。」
まどか「でも、私お父さんにピアスやスカートの事とかで怒られたばかりだったし、学校終わって化粧直しもしてたし…。
そんなの見られたら、また怒られちゃうと思って…。
友達もその事に気を遣って、遠くから見ようって事にしたんです。」
仙道「なるほどね…。」
まどか「仙道さんのバスケ…。凄かったです!友達もびっくりしてました!
ちなみに練習見に行った時…。休憩時間に、仙道さんに差し入れしてた女子達に向かって、お父さんが小煩い生活指導してるところも、見ちゃいました…。」
仙道「随分細かく見てくれてたんだね。その後は、友達と遊びに行ったのかな?田岡先生に言ってたように?」
まどか「仙道さんも、よくそんな話まで覚えてましたね。買い物とカラオケ行きました。」
仙道「今日は門限守ったかな?」
まどか「守りましたよ。お父さんの怒鳴り声、二度も聞きたくないですから。私これから、特別授業の宿題やらなきゃいけないんで…。」
仙道「また連絡するね。おやすみ。」
こうして二人は、頻繁に連絡を取り合う仲になっていった。
まどかも友達に、仙道とのことを毎日のように話していた。
ある日の昼休み…
仙道とのやり取りの一部を、友達に見せていたまどか。
ひかる「やるじゃん!まどか!」
愛未「毎日連絡欠かさないなんて…。」
朱莉「早くデートできるといいね♡」
まどか「うん…。(私も、もっと仙道さんのこと知りたい…。)」
自分の恋を、一生懸命応援してくれる友達。
仙道に対する想いも、日に日に強くなっているようだった。
こんないつもと変わらない昼休みを過ごしていたら、まどかの携帯が鳴り、目をやると仙道からの連絡だった。
仙道「まどかちゃん。今昼休みかな?ちょっといいかな?」
まどか「大丈夫ですよ。何ですか?」
仙道「今度の土曜日、バスケ部の練習休みなんだけど…。
まどかちゃんは、何か予定あるかな?」
まどか「私も次の土曜は、特別授業とか他の用事もないです…。」
仙道「だったら、東京に遊びに行かない?まどかちゃんは友達と遊ぶ時、都内に行くこととかはあるのかな?」
まどか「えっ⁉私とですか⁉友達と遊ぶ時は、大体地元か…行っても横浜くらいで、都内はほとんど行かないです…。
東京行ったと言えば…中学受験の時、東京の学校も検討して、入試説明会で少し行ったくらいかもです…。」
仙道「そっか…。じゃあ土曜日、俺と東京行こう。待ち合わせ場所や時間は、また今夜連絡するね。」
このやり取りを見た三人は…
ひかる「やったー!まどか!遂に、仙道さんと初デート♡」
愛未「しかも東京…。」
朱莉「プリクラ撮ったら、送ってよ♡」
と自分のことのように、嬉しそうに喋り出す。
しかし…
まどか「うん…。でも、こんなの…。お父さんに知られたら、かなり大変…。」
ひかる「大丈夫!土曜日は私達と出掛けるって言って、仙道さんとのデート行きなよ♡」
朱莉「この間買った服、すごく可愛くてまどかっぽかったから、あの服で行きなよ!化粧もばっちりでね!」
愛未「いい友達持ったことに、感謝しな!」
友達に後押しされ、仙道とのデートに行くことを決めたまどか。
カラオケを出た後はカフェに立ち寄り、女子トークに花を咲かせる。
朱莉「まどか。仙道さん、本当格好良かったね!」
愛未「まどかじゃなくても、あれなら一目惚れするわ!」
ひかる「でも仙道さんは…。見る限り、色々ハードル高そうだよね?東京出身なんでしょ?
向こうに既に彼女居るか…。それ以外にも、言い寄ってくる女もいっぱい居そう…。」
まどか「うん。お父さんが『東京から優秀な選手をスカウトした。』って、鼻高々に言ってた。」
ひかる「取り巻きの女達も、派手なのばっかりだったよね…。」
愛未「ライバル多そう…。向こうは共学だし、高校生だからね…。」
朱莉「でも、まどかは…。自分から連絡先聞いたんだから、頑張りなよ!」
ひかる「愛未もこの間彼氏できたし、朱莉もこの前一緒に遊んだ、男子校の子と良い感じになってきてるし…。
私は、去年から付き合ってる彼氏とラブラブだし…♡
あとはまどかにも彼氏出来れば、御の字だよね。」
愛未「私達1年生の頃から、ずっと同じクラスの友達なんだから…。精一杯、まどかの恋の応援するよ♡」
仲良し四人組中、二人は彼氏持ち。
もう一人ももうすぐ彼氏が出来そうで、まどかにも気になる男が出来た…。
しかし、相手は…。父親が勤務する高校で監督を務める、バスケ部のエース…。
越えるべきハードルは、かなり高い。
帰宅して、夜…。勇気を出して仙道へ連絡する。
まどか「仙道さん、こんばんは。部活お疲れ様です。」
仙道「まどかちゃん!ちょうど今、連絡しようかと思ってたんだよ!」
まどか「そうだったんですか。今日は…体育館まで案内してくれたり、お父さんにピアスの事を怒られた時フォローしてくれて、ありがとうございました。」
仙道「どういたしまして。話変わるけど…まどかちゃんの学校のセーラー服、可愛いかったね。進学率の高い“お嬢様学校”に、中学から通ってるなんて…。まどかちゃんは、可愛いうえに頭も良いんだね。」
まどか「そんなことないですよ。勉強進むの早いから、結構大変なんですよ。もう高1の単元入ってて、今日の特別授業も難しかったです。」
仙道「そうかそうか。“女子校”って名前の通り、女の子ばっかりなんだよね?」
まどか「そうですよ。まあ…女子しか居ない環境だから、煩過ぎちゃったりすることなんかも、ちょくちょくあります。
私の学校は完全中高一貫だから、中1~高3まで、6年間同じメンバーで過ごすんです。高校に上がっても同じ制服で、校章が銀から金に変わるだけです。」
仙道「そういう学校だと…。まどかちゃんにも仲良い友達、結構いるのかな?」
まどか「居ますよ。中1からずっと同じクラスの子が三人居て、いつも四人で行動してます。
実を言うと…今日もその子達に、お父さんの忘れ物届けに行った時のこと話したら、『仙道さんを見てみたい。』って話になって午後にこっそり、バスケ部の練習見てたんですよ。」
仙道「なんだ…。そうだったなら、もう一度顔見せてくれればよかったのに…。」
まどか「でも、私お父さんにピアスやスカートの事とかで怒られたばかりだったし、学校終わって化粧直しもしてたし…。
そんなの見られたら、また怒られちゃうと思って…。
友達もその事に気を遣って、遠くから見ようって事にしたんです。」
仙道「なるほどね…。」
まどか「仙道さんのバスケ…。凄かったです!友達もびっくりしてました!
ちなみに練習見に行った時…。休憩時間に、仙道さんに差し入れしてた女子達に向かって、お父さんが小煩い生活指導してるところも、見ちゃいました…。」
仙道「随分細かく見てくれてたんだね。その後は、友達と遊びに行ったのかな?田岡先生に言ってたように?」
まどか「仙道さんも、よくそんな話まで覚えてましたね。買い物とカラオケ行きました。」
仙道「今日は門限守ったかな?」
まどか「守りましたよ。お父さんの怒鳴り声、二度も聞きたくないですから。私これから、特別授業の宿題やらなきゃいけないんで…。」
仙道「また連絡するね。おやすみ。」
こうして二人は、頻繁に連絡を取り合う仲になっていった。
まどかも友達に、仙道とのことを毎日のように話していた。
ある日の昼休み…
仙道とのやり取りの一部を、友達に見せていたまどか。
ひかる「やるじゃん!まどか!」
愛未「毎日連絡欠かさないなんて…。」
朱莉「早くデートできるといいね♡」
まどか「うん…。(私も、もっと仙道さんのこと知りたい…。)」
自分の恋を、一生懸命応援してくれる友達。
仙道に対する想いも、日に日に強くなっているようだった。
こんないつもと変わらない昼休みを過ごしていたら、まどかの携帯が鳴り、目をやると仙道からの連絡だった。
仙道「まどかちゃん。今昼休みかな?ちょっといいかな?」
まどか「大丈夫ですよ。何ですか?」
仙道「今度の土曜日、バスケ部の練習休みなんだけど…。
まどかちゃんは、何か予定あるかな?」
まどか「私も次の土曜は、特別授業とか他の用事もないです…。」
仙道「だったら、東京に遊びに行かない?まどかちゃんは友達と遊ぶ時、都内に行くこととかはあるのかな?」
まどか「えっ⁉私とですか⁉友達と遊ぶ時は、大体地元か…行っても横浜くらいで、都内はほとんど行かないです…。
東京行ったと言えば…中学受験の時、東京の学校も検討して、入試説明会で少し行ったくらいかもです…。」
仙道「そっか…。じゃあ土曜日、俺と東京行こう。待ち合わせ場所や時間は、また今夜連絡するね。」
このやり取りを見た三人は…
ひかる「やったー!まどか!遂に、仙道さんと初デート♡」
愛未「しかも東京…。」
朱莉「プリクラ撮ったら、送ってよ♡」
と自分のことのように、嬉しそうに喋り出す。
しかし…
まどか「うん…。でも、こんなの…。お父さんに知られたら、かなり大変…。」
ひかる「大丈夫!土曜日は私達と出掛けるって言って、仙道さんとのデート行きなよ♡」
朱莉「この間買った服、すごく可愛くてまどかっぽかったから、あの服で行きなよ!化粧もばっちりでね!」
愛未「いい友達持ったことに、感謝しな!」
友達に後押しされ、仙道とのデートに行くことを決めたまどか。