はっきりして!!(牧 ※裏・番外編②)
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館内を歩いていたら、ジュエリーショップが目に留まり、まどかがちょっと見たいというので、立ち寄った。
ショーケースの中を、楽しそうに覗くまどか。
そして、“ペアリング”のコーナーを、夢中になって眺めていた。
「この指輪可愛い♡隣のも良いな…♡」
「(来年合格したら、ちゃんと買ってやるよ…♡)」
「(指輪まで…あと一年か…。よし、頑張ろ!♡)」
その一方で紳一は、他のショーケースのネックレスを見て…
「指輪は、まだ買えないけど…。こっちなら、今からつけられるだろ?
まどかに似合うと思うぞ?」
と言って、ピンク系のカラーストーンが施されたハート型のネックレスを勧めて、試着させた。
「これも可愛い♡でも、結構いい値段…。」
「別にそんなこと、気にしなくていい。成績上がったご褒美。それに月末誕生日だろ?」
「本当に良いの⁉私の誕生日…覚えてたんだ。」
「それも当たり前だろ。」と言って会計をし、プレゼント用にラッピングされた袋を手渡した。
「本当にありがとう…。誕生日の日に、開けるね♡
(紳一…。やっぱり、良いとこの坊ちゃんなんだな…。)」
「それから、そのネックレス…学校にはしていくなよ?没収されたら困るだろ?」
とまどかに言い聞かせた。
「紳一に会うときは…必ずつけるからね♡」
二人を接客した店員は店を出る時、微笑ましく見送っていた。
そんな素振りを見たまどかは、
「私達って…。はたから見たら、“大学生と高校生のカップル”に見えてるのかな?」と聞いてみる。
「見る人間から見たら、そう思われるんだろう。」と牧は答える。
「そうなんだね…。他には、どんなふうに見えてるのかな?“お兄ちゃんと妹”とか…。
それとも…“(若い)父親と娘”とか…。笑」
「(“兄と妹”はまだしも…。“父親と娘”…?
また俺が気にしてることを、ぬけぬけと言って…。)」
でも…まだ二人は、週2回は『家庭教師と生徒』。
この関係、あと1年半は続く。
こんな風にプレゼントを買ってもらったりしても、まどかはまだ、“恋人”と思える実感が沸くのに、時間がかかるようであった。
予約したラブホのチェックイン時間が近づいてきて、事前にコンビニに立ち寄り、牧はカゴにゴムを入れる。
「あっ…。それ…。」
「必要なものだろ?」
「(今日、紗香ちゃんに貰ったんだよね…。)」
買い物を済ませて、ホテルに向かった二人。
泊まるラブホは…南国風の雰囲気で、天蓋付きベッドの部屋だった。
「(こんなところ来るの、初めてだから緊張しちゃうな…。でも、こんなベッドで紳一と寝れるなら…♡)」
初めて来たラブホに…まどかは、緊張した面持ちながらも、室内の可愛らしいインテリアや、大型テレビ、ドレッサー…。
そして、フロントのアメニティバーから持ってきた、入浴剤などを楽しそうに見ていた。
次に浴室を覗いたら、“南国ムード満点”の丸い形の浴槽が目に留まった。
「(このお風呂…。二人で入れる大きさだよね…?私、今夜紳一と一緒に入るんだよね…?♡」
と淡い妄想を抱き始めていた。
再び部屋に戻ると、牧がお得意のまどかをひょいっと抱き上げ、キスをしながら天蓋付きベッドまで運んだ。
「…はぁん…♡紳一…♡」
「お前、俺にこうやって抱かれるの好きだろ?♡」
「うん…♡」と小さく頷き…薄暗い室内に流れているヒーリングミュージックが、幻想的で且つまどかを色っぽくさせている。
「(今夜のまどか…。いつにも増して、色っぽいな…♡)」
こう言った感じに、まどかと紳一の“初お泊りデート”が始まった。
ショーケースの中を、楽しそうに覗くまどか。
そして、“ペアリング”のコーナーを、夢中になって眺めていた。
「この指輪可愛い♡隣のも良いな…♡」
「(来年合格したら、ちゃんと買ってやるよ…♡)」
「(指輪まで…あと一年か…。よし、頑張ろ!♡)」
その一方で紳一は、他のショーケースのネックレスを見て…
「指輪は、まだ買えないけど…。こっちなら、今からつけられるだろ?
まどかに似合うと思うぞ?」
と言って、ピンク系のカラーストーンが施されたハート型のネックレスを勧めて、試着させた。
「これも可愛い♡でも、結構いい値段…。」
「別にそんなこと、気にしなくていい。成績上がったご褒美。それに月末誕生日だろ?」
「本当に良いの⁉私の誕生日…覚えてたんだ。」
「それも当たり前だろ。」と言って会計をし、プレゼント用にラッピングされた袋を手渡した。
「本当にありがとう…。誕生日の日に、開けるね♡
(紳一…。やっぱり、良いとこの坊ちゃんなんだな…。)」
「それから、そのネックレス…学校にはしていくなよ?没収されたら困るだろ?」
とまどかに言い聞かせた。
「紳一に会うときは…必ずつけるからね♡」
二人を接客した店員は店を出る時、微笑ましく見送っていた。
そんな素振りを見たまどかは、
「私達って…。はたから見たら、“大学生と高校生のカップル”に見えてるのかな?」と聞いてみる。
「見る人間から見たら、そう思われるんだろう。」と牧は答える。
「そうなんだね…。他には、どんなふうに見えてるのかな?“お兄ちゃんと妹”とか…。
それとも…“(若い)父親と娘”とか…。笑」
「(“兄と妹”はまだしも…。“父親と娘”…?
また俺が気にしてることを、ぬけぬけと言って…。)」
でも…まだ二人は、週2回は『家庭教師と生徒』。
この関係、あと1年半は続く。
こんな風にプレゼントを買ってもらったりしても、まどかはまだ、“恋人”と思える実感が沸くのに、時間がかかるようであった。
予約したラブホのチェックイン時間が近づいてきて、事前にコンビニに立ち寄り、牧はカゴにゴムを入れる。
「あっ…。それ…。」
「必要なものだろ?」
「(今日、紗香ちゃんに貰ったんだよね…。)」
買い物を済ませて、ホテルに向かった二人。
泊まるラブホは…南国風の雰囲気で、天蓋付きベッドの部屋だった。
「(こんなところ来るの、初めてだから緊張しちゃうな…。でも、こんなベッドで紳一と寝れるなら…♡)」
初めて来たラブホに…まどかは、緊張した面持ちながらも、室内の可愛らしいインテリアや、大型テレビ、ドレッサー…。
そして、フロントのアメニティバーから持ってきた、入浴剤などを楽しそうに見ていた。
次に浴室を覗いたら、“南国ムード満点”の丸い形の浴槽が目に留まった。
「(このお風呂…。二人で入れる大きさだよね…?私、今夜紳一と一緒に入るんだよね…?♡」
と淡い妄想を抱き始めていた。
再び部屋に戻ると、牧がお得意のまどかをひょいっと抱き上げ、キスをしながら天蓋付きベッドまで運んだ。
「…はぁん…♡紳一…♡」
「お前、俺にこうやって抱かれるの好きだろ?♡」
「うん…♡」と小さく頷き…薄暗い室内に流れているヒーリングミュージックが、幻想的で且つまどかを色っぽくさせている。
「(今夜のまどか…。いつにも増して、色っぽいな…♡)」
こう言った感じに、まどかと紳一の“初お泊りデート”が始まった。