はっきりして!!(牧 ※裏・番外編)
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病欠3日目ー
マンションのインターホンが鳴り、モニターに目をやると牧の姿があった。
「先生⁉急にどうしたの⁉」
「退屈してるんじゃないかって思って、見舞いに来た。」
「今開けるから、ちょっと待って。」
オートロックを開錠して、牧を家に入れるまどか。
「化粧してない顔、珍しいかもな…。」
とまどかのすっぴんを見て、言った牧。
「今日大学は?」
「授業も部活も午後から。」
「そう…。ねぇ?何かお見舞い持ってきてくれたの?」
牧の手土産らしきものに、目が行ったまどか。
「シュークリーム買ってきた。食べれるか?」
「ありがとう。もう食欲戻ったよ。お茶淹れてくるから、部屋で待ってて。」
とキッチンに向かうまどか。
部屋に戻り、「先生。お待たせ。」と言って紅茶を出して、話を始める二人。
「お前、母親に俺との関係隠してる以外に…。俺にも、何か隠し事してないか?」
「えっ…?」
「本当はあの夜に聞こうかと思ったが…。事情が事情だったこともあったし…。今は具合良くなってきたなら、話せるだけ話せないか?」
と牧に問われ、口を開いたまどか。
牧の部屋に行った帰り道で、麗香に因縁をつけられたこと…。
また、その日にも母親から“彼氏が居るのでは?”と聞かれて、きつい台詞を言い放ったことを話した。
「そんなことがあったのか…。麗香の奴、俺が居ないところで…。で、その腹いせに母親に『パート先で浮気してるんじゃないか?』って言ったのか…。」
「うん…。あとね、まだもう一つあるんだけど…。」
「何だ?まだあるのか?」
「倒れる前の日、痴漢に遭ったの。」
「そうだったのか…。あんな短いスカート履いてるから…。
確か俺に『被害受けたら怒鳴りつけてやる。』って言ったが、ちゃんと出来たのか?」
「ううん。出来なくて、その場で声出さないで泣いちゃって…。でもね、海南大付属高校の3年生で、バスケ部キャプテンの“清田君”って子が助けてくれて、二人で途中下車して痴漢を通報したの。」
「清田が⁉」
驚いている牧。
「清田君って、もしかして先生の後輩⁇ちょっとだけ話したんだけど、向こうから『1年生の頃のバスケ部の先輩が、今女子高生の家庭教師やってる。』って言って来てさ…。一応私の名前は言ったけど、先生のことは何にも言ってないよ…。」
「間違いなく後輩だ。」
「やっぱり…。あと、清田君からも先生と同じように『そんなミニスカで胸元開けてたら、痴漢に遭っても文句ばっかり言えない。』って言われちゃった。」
「そりゃ、あんな制服の着方してたら…そう指摘されて当然だ。」
さらに、まどかのパジャマ姿に目が行った牧は…
「まどか、制服だけじゃなくて…。その格好も無防備すぎないか⁇」
着ているパジャマは…黒×ピンクの配色で、やや深めのVネックのピタッとしたラインで、胸元がオープンになっていた。
「あっ…‼」
「しかも、ノーブラだろ⁇パジャマから、ほぼ丸見え。まったく…痴漢に遭ったばっかりだって言うのに…。」
「はっ⁉嫌だ‼先生、どこ見てんのよ⁉」
慌てて胸元を隠そうとするまどか。
牧は部屋のカーテンを閉め、「今から課外授業しようか?♡」
と言って、お決りのまどかを抱き上げてベッドに寝かせた。
「課外授業…⁉先生、何すんのよ⁉」
「こういう時は、“先生”って呼ばないで、名前で呼ぶんじゃなかったのか?」
「(まさか…⁉私の部屋でするの…⁉)アレ…。今日持ってるの⁇」
と聞くと、ポケットからゴムを出してきた牧。
「(ちゃんと持ち歩いてるんだ…。)あのさ、私まだ風邪完治したわけじゃないよ?こんなに密着して、伝染っても知らないよ⁇」
自分は鍛えてるしそんなにヤワじゃないだの、別に構わないという感じで、課外授業(?)が始まった…。
マンションのインターホンが鳴り、モニターに目をやると牧の姿があった。
「先生⁉急にどうしたの⁉」
「退屈してるんじゃないかって思って、見舞いに来た。」
「今開けるから、ちょっと待って。」
オートロックを開錠して、牧を家に入れるまどか。
「化粧してない顔、珍しいかもな…。」
とまどかのすっぴんを見て、言った牧。
「今日大学は?」
「授業も部活も午後から。」
「そう…。ねぇ?何かお見舞い持ってきてくれたの?」
牧の手土産らしきものに、目が行ったまどか。
「シュークリーム買ってきた。食べれるか?」
「ありがとう。もう食欲戻ったよ。お茶淹れてくるから、部屋で待ってて。」
とキッチンに向かうまどか。
部屋に戻り、「先生。お待たせ。」と言って紅茶を出して、話を始める二人。
「お前、母親に俺との関係隠してる以外に…。俺にも、何か隠し事してないか?」
「えっ…?」
「本当はあの夜に聞こうかと思ったが…。事情が事情だったこともあったし…。今は具合良くなってきたなら、話せるだけ話せないか?」
と牧に問われ、口を開いたまどか。
牧の部屋に行った帰り道で、麗香に因縁をつけられたこと…。
また、その日にも母親から“彼氏が居るのでは?”と聞かれて、きつい台詞を言い放ったことを話した。
「そんなことがあったのか…。麗香の奴、俺が居ないところで…。で、その腹いせに母親に『パート先で浮気してるんじゃないか?』って言ったのか…。」
「うん…。あとね、まだもう一つあるんだけど…。」
「何だ?まだあるのか?」
「倒れる前の日、痴漢に遭ったの。」
「そうだったのか…。あんな短いスカート履いてるから…。
確か俺に『被害受けたら怒鳴りつけてやる。』って言ったが、ちゃんと出来たのか?」
「ううん。出来なくて、その場で声出さないで泣いちゃって…。でもね、海南大付属高校の3年生で、バスケ部キャプテンの“清田君”って子が助けてくれて、二人で途中下車して痴漢を通報したの。」
「清田が⁉」
驚いている牧。
「清田君って、もしかして先生の後輩⁇ちょっとだけ話したんだけど、向こうから『1年生の頃のバスケ部の先輩が、今女子高生の家庭教師やってる。』って言って来てさ…。一応私の名前は言ったけど、先生のことは何にも言ってないよ…。」
「間違いなく後輩だ。」
「やっぱり…。あと、清田君からも先生と同じように『そんなミニスカで胸元開けてたら、痴漢に遭っても文句ばっかり言えない。』って言われちゃった。」
「そりゃ、あんな制服の着方してたら…そう指摘されて当然だ。」
さらに、まどかのパジャマ姿に目が行った牧は…
「まどか、制服だけじゃなくて…。その格好も無防備すぎないか⁇」
着ているパジャマは…黒×ピンクの配色で、やや深めのVネックのピタッとしたラインで、胸元がオープンになっていた。
「あっ…‼」
「しかも、ノーブラだろ⁇パジャマから、ほぼ丸見え。まったく…痴漢に遭ったばっかりだって言うのに…。」
「はっ⁉嫌だ‼先生、どこ見てんのよ⁉」
慌てて胸元を隠そうとするまどか。
牧は部屋のカーテンを閉め、「今から課外授業しようか?♡」
と言って、お決りのまどかを抱き上げてベッドに寝かせた。
「課外授業…⁉先生、何すんのよ⁉」
「こういう時は、“先生”って呼ばないで、名前で呼ぶんじゃなかったのか?」
「(まさか…⁉私の部屋でするの…⁉)アレ…。今日持ってるの⁇」
と聞くと、ポケットからゴムを出してきた牧。
「(ちゃんと持ち歩いてるんだ…。)あのさ、私まだ風邪完治したわけじゃないよ?こんなに密着して、伝染っても知らないよ⁇」
自分は鍛えてるしそんなにヤワじゃないだの、別に構わないという感じで、課外授業(?)が始まった…。