はっきりして!!(牧 ※裏・番外編)
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この日のまどかはと言うと…
倦怠感が増していくばかりで、授業をやっとこさ聞いて、ノートを取るので精いっぱいだった。
昼休みと午後の体育は、保健室で寝ていた。
家に帰っても、変わらない体調で夕食も殆ど食べすに、授業の時間を迎えた。
虚ろな状態で机に向かって、教科書とノートを開いて…
「おい?ちゃんと話聞いてるか?」と牧はまどかの肩を叩いた。
「あれっ?何だっけ?先生?」
「何だっけじゃないだろ?数学の宿題で分からないところあるって言うから、今説明してたんだろ?」
「(そうだったっけ…?)ごめん、先生。今度はちゃんと聞いてるから、もう一回説明して。」
「なんか今日、集中力無いぞ?具合でも悪いのか?」
「ううん。何でもないよ。先生、もう一回お願い。」
再度、教科書を読む牧。
「(あれ…?先生の声、どんどん遠のいていくような…?)」
怠さが激しくなり、頭痛も伴ったまどかは、そのまま机に突っ伏して倒れてしまった。
「おい!やっぱり具合悪いんだろ?大丈夫か?」と言って、額に触れるとかなりの熱があった。
まどかを抱き起してベッドに寝かせ、母親に状況を説明しに行った。
約1時間後ー
「…ん…?」
怠いながらも、目を覚ましたまどか。
「気が付いたか?」
「先生?何で私寝てるの?」
「覚えてないか?宿題の説明中に机で倒れて、熱測ったら、37.8℃もあったんだぞ。」
「そうなんだ…。確かに、頭と喉痛い…。」
「まあ…季節の変わり目だから、それで体調崩したんだろ?
本当は、昨夜か今朝くらいから…具合悪かったんじゃないのか?あんまり無理するなよ。」
「うん…。ところで、ママは⁇」
「薬切らしてることに気付いて、駅前のドラッグストアまで買いに行った。
俺も… まどかがもっと具合悪くなるようなら、母親と一緒に救急外来でも連れて行こうかと思って、今病院探してた。」
「それじゃあ…今この家にいるのは…私と先生だけ⁇」
当然そうだろうと答えると、違う意味でまどかは興奮してしまったようで、顔が赤くなっていた。
そんな時に母親が帰って来て、部屋に入って来た。
「ただいま。まどか、具合はどう?先生、付き添って留守番して頂いて、ありがとうございました。」
「今さっき、目を覚ましましたよ。明日ちゃんと病院連れて行って下さい。お大事に。」
と言って、牧は帰って行った。
翌日、まどかは母親に病院に連れて行かれ、『季節の変わり目とストレスからくる風邪』と診断され、その日から学校を二日間休み、家庭教師も一日休みになった。
まどか side
「(久々に学校休んだな…。ちゃんと勉強するようになったから、なんか暇だな…。
それに…先生にも会えなくて、寂しいな…。)」
そんなことを思いながら、携帯をいじったりファッション雑誌を読んだりしていた。
休んでいる間、友達がノートのコピーや、ちょっとしたお見舞いを持ってきてくれたりした。
携帯に目をやると…
牧「具合どうだ?大人しく休んでるか?」
まどか「先生。連絡ありがとう。あの日は色々とごめん。
ちゃんと休んでるよ。
熱結構高かったから、昨日・今日と2日連続で点滴したよ。」
牧「そうか…。お前の母親、倒れた時に凄い心配してたぞ。」
まどか「本当に…?実は新学期早々、ママにきつい口聞いちゃったんだよね…。」
牧「ちゃんと謝っておけよ。父親が離れて暮らしてる分、娘への教育は母親がきちんとしなきゃいけないって、責任感があるんだからな…。」
まどか「謝るよ。先生。この2日学校休んでる時、ママ優しかったんだよね。
だいぶ具合良くなったんだけど…明日も念の為、休むことにした。
ちなみに明日は…ママ、パートの日だから夕方まで帰ってこないんだよね…。」
倦怠感が増していくばかりで、授業をやっとこさ聞いて、ノートを取るので精いっぱいだった。
昼休みと午後の体育は、保健室で寝ていた。
家に帰っても、変わらない体調で夕食も殆ど食べすに、授業の時間を迎えた。
虚ろな状態で机に向かって、教科書とノートを開いて…
「おい?ちゃんと話聞いてるか?」と牧はまどかの肩を叩いた。
「あれっ?何だっけ?先生?」
「何だっけじゃないだろ?数学の宿題で分からないところあるって言うから、今説明してたんだろ?」
「(そうだったっけ…?)ごめん、先生。今度はちゃんと聞いてるから、もう一回説明して。」
「なんか今日、集中力無いぞ?具合でも悪いのか?」
「ううん。何でもないよ。先生、もう一回お願い。」
再度、教科書を読む牧。
「(あれ…?先生の声、どんどん遠のいていくような…?)」
怠さが激しくなり、頭痛も伴ったまどかは、そのまま机に突っ伏して倒れてしまった。
「おい!やっぱり具合悪いんだろ?大丈夫か?」と言って、額に触れるとかなりの熱があった。
まどかを抱き起してベッドに寝かせ、母親に状況を説明しに行った。
約1時間後ー
「…ん…?」
怠いながらも、目を覚ましたまどか。
「気が付いたか?」
「先生?何で私寝てるの?」
「覚えてないか?宿題の説明中に机で倒れて、熱測ったら、37.8℃もあったんだぞ。」
「そうなんだ…。確かに、頭と喉痛い…。」
「まあ…季節の変わり目だから、それで体調崩したんだろ?
本当は、昨夜か今朝くらいから…具合悪かったんじゃないのか?あんまり無理するなよ。」
「うん…。ところで、ママは⁇」
「薬切らしてることに気付いて、駅前のドラッグストアまで買いに行った。
俺も… まどかがもっと具合悪くなるようなら、母親と一緒に救急外来でも連れて行こうかと思って、今病院探してた。」
「それじゃあ…今この家にいるのは…私と先生だけ⁇」
当然そうだろうと答えると、違う意味でまどかは興奮してしまったようで、顔が赤くなっていた。
そんな時に母親が帰って来て、部屋に入って来た。
「ただいま。まどか、具合はどう?先生、付き添って留守番して頂いて、ありがとうございました。」
「今さっき、目を覚ましましたよ。明日ちゃんと病院連れて行って下さい。お大事に。」
と言って、牧は帰って行った。
翌日、まどかは母親に病院に連れて行かれ、『季節の変わり目とストレスからくる風邪』と診断され、その日から学校を二日間休み、家庭教師も一日休みになった。
まどか side
「(久々に学校休んだな…。ちゃんと勉強するようになったから、なんか暇だな…。
それに…先生にも会えなくて、寂しいな…。)」
そんなことを思いながら、携帯をいじったりファッション雑誌を読んだりしていた。
休んでいる間、友達がノートのコピーや、ちょっとしたお見舞いを持ってきてくれたりした。
携帯に目をやると…
牧「具合どうだ?大人しく休んでるか?」
まどか「先生。連絡ありがとう。あの日は色々とごめん。
ちゃんと休んでるよ。
熱結構高かったから、昨日・今日と2日連続で点滴したよ。」
牧「そうか…。お前の母親、倒れた時に凄い心配してたぞ。」
まどか「本当に…?実は新学期早々、ママにきつい口聞いちゃったんだよね…。」
牧「ちゃんと謝っておけよ。父親が離れて暮らしてる分、娘への教育は母親がきちんとしなきゃいけないって、責任感があるんだからな…。」
まどか「謝るよ。先生。この2日学校休んでる時、ママ優しかったんだよね。
だいぶ具合良くなったんだけど…明日も念の為、休むことにした。
ちなみに明日は…ママ、パートの日だから夕方まで帰ってこないんだよね…。」