行為後の牧とまどかー

「どうだ？勉強以外のことをした気分は？」

「痛かったけど、気持ち良かった♡私が最初に言ったこと…本当に覚えてて、実行したんだね…。」

「次のテストも点数良ければ…今度はホテルでも連れて行ってやろうか？♡」

「頑張るよ。そしたら、またいろんなこと教えてね♡」

二人が会話を交わしている時、まどかのバッグの中から携帯が鳴る。
母親から、電話がかかってきていたのだった。
音を立てないで、このまま出て良いと聞きながら、電話に出るまどか。

「もしもし。ママ？ちょっと、友達と喋ってて盛り上がっちゃって…。
今夜は友達の家に泊るから。うん…じゃあね。」
と言って電話を切る。

「親は大丈夫か？」

「うん。ねぇ、煙草のことに加えて…今のこともママには内緒ね♡」
と牧に言うまどか。
「当然だ。」と言って、二人は再びキスをして、
「朝まで紳一と一緒♡♡」と喜んでイチャイチャしながら、寝てしまうまどか。



その後も…牧とまどかは、『家庭教師と生徒』という関係は続いた。

一方、麗香はあの修羅場以来、牧には近づかなくなった。
相変わらず、別の男に色気を振り撒いているようだった。



まどかとの授業の休憩時間ー

引き出しから、又何かを出してきたまどか。

それは、“セックス特集”が掲載された雑誌だった。


「（今度これ…紳一の部屋で一緒に見ようよ♡）」

「（OK。また色々教えてやるよ♡）」

と勉強以外のことも、たくさん学んでいくようになるのだった。




（ねぇ、先生？私だって、あと2年したら大学生よ。
その頃には、麗香さんに負けないくらい、いい女になると思わない？
だから私、勉強も…恋もお洒落も全力で頑張るよ♡　　　　まどか）









♪彼氏じゃないの? 彼女じゃないの?
マンネリの関係 言葉以上に 態度見せなきゃ
愛想つかれちゃうよ

買ったばかりのGame
攻略したあとは箱の中
使い捨ての時代ね
恋も それでいいのかな?

週刊誌には 欲しい物ばかり
気づけばアイツ 踊らされている

彼氏じゃないの? 彼女じゃないの?
マンネリの関係 言葉以上に 態度見せなきゃ
愛想つかれちゃうよ

少しぐらいは 自信過剰で
生きてもいいんじゃない?
気まぐれじゃなく 本気出さなきゃ
状況は待たないから

週刊誌には 欲しい物ばかり
気づけばアイツ 踊らされている

彼氏じゃないの? 彼女じゃないの?
マンネリの関係言葉以上に 態度見せてよ
心 変わるまえに…

少しぐらいは 自信過剰で
生きてもいいんじゃない?
気まぐれじゃなく 本気出さなきゃ
後悔しちゃうから♪