はっきりして!!(牧 ※裏)
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牧紳一・20歳。
早いもので、大学2年生になった。
高校時代…強豪・海南で1年生からスタメンを射止め続け、
全国でも知名度・実力は高く、高校3年生の時は県予選でMVP&ベスト5に選出され、
高校最後のインターハイでは、“全国2位”という輝かしい実績を残すことができた。
その甲斐もあってか、高3IH終了後は強豪大学やら実業団やら…沢山のスカウトが来た。
両親と監督からも、「お前の人生なんだからしっかり考えて、進路決めろ。」
と言われ、悩みに悩んだ挙句…俺は上の「海南大」への進学を決めた。
この時周囲からはもちろん「あんなにいい条件のスカウト来てるのに、勿体ない!!」と散々言われたりもしていた。
でも…俺は海南が好きだった。だからこの進路を選択した。
海南大学は高校同様、バスケ部もそれなりに強豪の類に入る方なので、練習はきつい方だが、高校で3年間鍛え上げられた俺にとっては楽勝だった。
当然、1年生からスタメンで試合でも結果は出せていた。
2年生でも更に結果は出せている方であり…。
また、今年は後輩の神も内部進学し、バスケ部に入部してきたので…。
なんだか部活中に、懐かしさを感じることもある。
部活に授業に…充実した大学生活を送っていて、1年生の後期から、俺は一人暮らしを始めていた。
家賃等の生活費絡みの金は…ほぼ両親が全額負担してくれているし、仕送りもそれなりに貰っているので、生活にあまり不自由することはないが…。
ある日の昼休み、同じ学部の友人からバイトを紹介された。
「家庭教師のバイト?」
「あぁ…。普通のバイトと違ってシフト固定じゃないしから、結構融通利くし、給料も良い方だし…。牧、頭良いだろ?バスケ部の合間縫って、どうだ?」
「(俺は高校時代はもちろん…。大学に入ってからも、バイトなんかしたことはない…。小遣い稼ぎ感覚で…少しくらいならやってみるか…。)」
ってな気持ちで、面接を受け採用になった。
面接後、早速依頼が入った。
『依頼主は女子高生の母親。2年生で…成績が芳しくなく、また本人にもやや問題あり(?)』という生徒だった。
「紳一。バイト始めるんだって?」
「麗香か…。そうだ。高2の女の子の家庭教師。」
因みに今俺に話しかけてきた、麗香は1年の頃からやたらと俺に気があるらしく…同級生達も含めて、たまに飲みやら食事に行ったりしている。
実は数回、俺の部屋に泊ったこともある。
麗香は…中学・高校と、派手で有名な『通称:ホステス養成学校』と呼ばれる女子校出身。
久しぶりに、男が居る環境に出てきたこともあり…かなり自由奔放に、色気を振り撒きながら男に接するところがあって、俺以外の男とも関係を持っているらしく…。
そういう女かと割り切っていた。
「女子高生の家庭教師?この辺りの高校なら、私の行ってた学校とは違って、そこまで派手な女子高生なんかいないでしょ?
なんてったって、私の学校は…『合コンしたい女子校№1』って地元で超有名で、“派手な美人揃いなお嬢様学校”呼ばわりされてたし、皆ブランド物も当たり前のように持ってたし、学校終わりに年上の男が車で迎えに来るのだって、当たり前のようなところだったから!!
担当する子だって、たとえお洒落してても、まだまだガキよ!!」
麗香はお得意の高飛車口調で、俺に言い放ってきた。
早いもので、大学2年生になった。
高校時代…強豪・海南で1年生からスタメンを射止め続け、
全国でも知名度・実力は高く、高校3年生の時は県予選でMVP&ベスト5に選出され、
高校最後のインターハイでは、“全国2位”という輝かしい実績を残すことができた。
その甲斐もあってか、高3IH終了後は強豪大学やら実業団やら…沢山のスカウトが来た。
両親と監督からも、「お前の人生なんだからしっかり考えて、進路決めろ。」
と言われ、悩みに悩んだ挙句…俺は上の「海南大」への進学を決めた。
この時周囲からはもちろん「あんなにいい条件のスカウト来てるのに、勿体ない!!」と散々言われたりもしていた。
でも…俺は海南が好きだった。だからこの進路を選択した。
海南大学は高校同様、バスケ部もそれなりに強豪の類に入る方なので、練習はきつい方だが、高校で3年間鍛え上げられた俺にとっては楽勝だった。
当然、1年生からスタメンで試合でも結果は出せていた。
2年生でも更に結果は出せている方であり…。
また、今年は後輩の神も内部進学し、バスケ部に入部してきたので…。
なんだか部活中に、懐かしさを感じることもある。
部活に授業に…充実した大学生活を送っていて、1年生の後期から、俺は一人暮らしを始めていた。
家賃等の生活費絡みの金は…ほぼ両親が全額負担してくれているし、仕送りもそれなりに貰っているので、生活にあまり不自由することはないが…。
ある日の昼休み、同じ学部の友人からバイトを紹介された。
「家庭教師のバイト?」
「あぁ…。普通のバイトと違ってシフト固定じゃないしから、結構融通利くし、給料も良い方だし…。牧、頭良いだろ?バスケ部の合間縫って、どうだ?」
「(俺は高校時代はもちろん…。大学に入ってからも、バイトなんかしたことはない…。小遣い稼ぎ感覚で…少しくらいならやってみるか…。)」
ってな気持ちで、面接を受け採用になった。
面接後、早速依頼が入った。
『依頼主は女子高生の母親。2年生で…成績が芳しくなく、また本人にもやや問題あり(?)』という生徒だった。
「紳一。バイト始めるんだって?」
「麗香か…。そうだ。高2の女の子の家庭教師。」
因みに今俺に話しかけてきた、麗香は1年の頃からやたらと俺に気があるらしく…同級生達も含めて、たまに飲みやら食事に行ったりしている。
実は数回、俺の部屋に泊ったこともある。
麗香は…中学・高校と、派手で有名な『通称:ホステス養成学校』と呼ばれる女子校出身。
久しぶりに、男が居る環境に出てきたこともあり…かなり自由奔放に、色気を振り撒きながら男に接するところがあって、俺以外の男とも関係を持っているらしく…。
そういう女かと割り切っていた。
「女子高生の家庭教師?この辺りの高校なら、私の行ってた学校とは違って、そこまで派手な女子高生なんかいないでしょ?
なんてったって、私の学校は…『合コンしたい女子校№1』って地元で超有名で、“派手な美人揃いなお嬢様学校”呼ばわりされてたし、皆ブランド物も当たり前のように持ってたし、学校終わりに年上の男が車で迎えに来るのだって、当たり前のようなところだったから!!
担当する子だって、たとえお洒落してても、まだまだガキよ!!」
麗香はお得意の高飛車口調で、俺に言い放ってきた。
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