夏…。恋の予感…。(神)
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俺とまどかちゃんは…
その日以降、昼休みも一緒に過ごすことが多くなった。
まどかちゃんは料理の腕が、上がってきているように感じた。
テストが近づいてきた頃には、まどかちゃんから
「勉強を教えて貰えますか?」と言われ、二人で駅前のカフェで勉強をしたりもした。
まどかちゃんが、苦手な数学の勉強を見てあげたとき…
「この問題はね…。実はもっと簡素な公式に置き換えるだけでも、スラスラ解けるよ。」
「そうだったんですね!私、中学の頃から数学苦手で…。
でも、神先輩に教えてもらったから、テスト頑張れそうです!」
(まどかちゃん…。本当に可愛いくて、好きで堪らないよ…。デートに誘いたいな…。
何で俺、言い出せないんだろう…?)
どうやら神にも、もどかしいところがあるようだった。
「あの、神先輩…。バスケの試合、友達と一緒に見に行きますから、
頑張ってくださいね。」
「ありがとう。絶対に17年連続優勝、果たしてみせるよ!」
季節はあっという間に夏になった。
海南バスケ部は決勝リーグ出場をかけた試合でも、
ベスト8まで伸し上がってきたチームを、楽勝で100点ゲームでねじ伏せ、
この試合で神は得意のスリーポイントで勝利に貢献した。
その後の決勝リーグでも、湘北・陵南には苦戦しつつも勝利し、
最終日の武里戦は余裕の100点ゲームで勝利。
決勝リーグ終了後に、まどかちゃんは俺のもとにきて、
「17年連続優勝&ベスト5選出おめでとうございます!」
と言ってくれた。
1学期の期末テストも終わり、終業式を迎えた。
この日、部活は珍しく早めに終わった。
また、まどかちゃんと一緒に自転車であの道を走って、
下校することにした。
俺の後ろに乗りながら、「暑い!もうすっかり夏ですね!」と言う彼女に対し、
俺は何となく、「ねぇ?ちょっとだけ海岸寄ってみない?」と言ったら、
「行きましょう!」と彼女は、とても楽しそうだった。
自転車を降りて海岸に行き、砂浜に二人で腰かけた。
「先輩。暑いから、かき氷食べませんか?」
と言われて、二人で買いに行った。
「うーん。冷たいけど美味しい!私、レモンが昔から好きなんですよ。」
「そう…。俺はブルーハワイ派かな。」
「先輩?私のひとくち食べていいですよ。」
と言って、自分のスプーンで俺の口にかき氷を入れてきた。
(これ…。間接キスだよね?でも本当は…まどかちゃんとキスしたい…♡)
またもや、もどかしい神。
食べ終わった後、「私、ちょっとだけ海入ってきますね。」
と言い、靴と靴下を脱いで波打ち際に入り始めたまどか。
海に入って、はしゃいでいるまどかの姿は…
とても絵になっていた。
きらめく水面…。トレードマークでもある長い黒髪が風に靡き、
動くたびに表情が猫のように変わる…。
神はまどかのことを、“可愛い女の子”としてのイメージを強く持っていたが、
この時は色っぽくて大人の女性と、ほとんど変わらないと感じていた。
「先輩もよかったら、一緒に入りませんか?」
と叫んできたとき、神も靴と靴下を脱いでズボンの裾をまくり、
海に入った。
二人は夢中になって水遊びをした。
まどかから神に水をかけ、「どう?先輩?気持ちいい?」と言われたときは、神もまどかに水をかけて、二人はとても楽しそうだった。
その日以降、昼休みも一緒に過ごすことが多くなった。
まどかちゃんは料理の腕が、上がってきているように感じた。
テストが近づいてきた頃には、まどかちゃんから
「勉強を教えて貰えますか?」と言われ、二人で駅前のカフェで勉強をしたりもした。
まどかちゃんが、苦手な数学の勉強を見てあげたとき…
「この問題はね…。実はもっと簡素な公式に置き換えるだけでも、スラスラ解けるよ。」
「そうだったんですね!私、中学の頃から数学苦手で…。
でも、神先輩に教えてもらったから、テスト頑張れそうです!」
(まどかちゃん…。本当に可愛いくて、好きで堪らないよ…。デートに誘いたいな…。
何で俺、言い出せないんだろう…?)
どうやら神にも、もどかしいところがあるようだった。
「あの、神先輩…。バスケの試合、友達と一緒に見に行きますから、
頑張ってくださいね。」
「ありがとう。絶対に17年連続優勝、果たしてみせるよ!」
季節はあっという間に夏になった。
海南バスケ部は決勝リーグ出場をかけた試合でも、
ベスト8まで伸し上がってきたチームを、楽勝で100点ゲームでねじ伏せ、
この試合で神は得意のスリーポイントで勝利に貢献した。
その後の決勝リーグでも、湘北・陵南には苦戦しつつも勝利し、
最終日の武里戦は余裕の100点ゲームで勝利。
決勝リーグ終了後に、まどかちゃんは俺のもとにきて、
「17年連続優勝&ベスト5選出おめでとうございます!」
と言ってくれた。
1学期の期末テストも終わり、終業式を迎えた。
この日、部活は珍しく早めに終わった。
また、まどかちゃんと一緒に自転車であの道を走って、
下校することにした。
俺の後ろに乗りながら、「暑い!もうすっかり夏ですね!」と言う彼女に対し、
俺は何となく、「ねぇ?ちょっとだけ海岸寄ってみない?」と言ったら、
「行きましょう!」と彼女は、とても楽しそうだった。
自転車を降りて海岸に行き、砂浜に二人で腰かけた。
「先輩。暑いから、かき氷食べませんか?」
と言われて、二人で買いに行った。
「うーん。冷たいけど美味しい!私、レモンが昔から好きなんですよ。」
「そう…。俺はブルーハワイ派かな。」
「先輩?私のひとくち食べていいですよ。」
と言って、自分のスプーンで俺の口にかき氷を入れてきた。
(これ…。間接キスだよね?でも本当は…まどかちゃんとキスしたい…♡)
またもや、もどかしい神。
食べ終わった後、「私、ちょっとだけ海入ってきますね。」
と言い、靴と靴下を脱いで波打ち際に入り始めたまどか。
海に入って、はしゃいでいるまどかの姿は…
とても絵になっていた。
きらめく水面…。トレードマークでもある長い黒髪が風に靡き、
動くたびに表情が猫のように変わる…。
神はまどかのことを、“可愛い女の子”としてのイメージを強く持っていたが、
この時は色っぽくて大人の女性と、ほとんど変わらないと感じていた。
「先輩もよかったら、一緒に入りませんか?」
と叫んできたとき、神も靴と靴下を脱いでズボンの裾をまくり、
海に入った。
二人は夢中になって水遊びをした。
まどかから神に水をかけ、「どう?先輩?気持ちいい?」と言われたときは、神もまどかに水をかけて、二人はとても楽しそうだった。