夏…。恋の予感…。(神)
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まどか side
「ねぇ、まどか。さっき体育館で、2年生の人に話しかけられてたよね?」
「何話してたの?」
「えっ…?えっと、バスケのシュートのやり方教えてもらったの。」
「そうなんだ。だからあの時、シュート決まったんだね。」
「まどかに話しかけてた人、バスケ部らしいよ。」
「そういえば、隣のクラスの清田君と仲良いよね?あの人?」
「清田君、あの人のこと『神さん』って呼んでたよ。」
「(神先輩って言うんだ…。)」
それからさらに数週間後ー
相変わらず俺は、練習後の500本のシュート練習を欠かさない。
信長も俺と一緒に帰りたいらしく、付き合って一緒に自主練をしている。
練習を終えて、着替えて帰ろうとしたころ…
また偶然にも、まどかちゃんに会った。
「あっ…。この前の体育の授業の時の…。」
「隣のクラスの藍川まどかちゃん!」
「どうしたの?こんな時間まで?」
「委員会の集まりと…。その後、図書館で本読んだり宿題やったりとかしてたら、
こんな時間になってました…。
えっと…。友達から聞いたんですけど、バスケ部・2年生の神先輩ですよね?」
「そうだよ。俺は神宗一郎。知っててくれて、光栄だね。
ところで…帰り遅くなっちゃって、家の人心配してるんじゃないの?
俺自転車だから、送っていこうか?」
「えっ…?そんな、悪いですよ…。私なら大丈夫ですよ。」
「何言ってんの?まどかちゃんみたいな可愛い子、
一人で夜道歩いてたら危ないよ?俺が送っていくから。」
「でも神先輩、清田君と一緒に帰るんじゃないんですか…?」
「俺が送っていきたいんだ。信長、悪いけど今日は一人で帰ってもらえるかな??」
「じ、神さん…。わかりました。俺は一人で帰ります…。」
「清田君、ごめんね…。」
「さ、まどかちゃん。行こう。」
そう言って、俺達は駐輪所に向かった。まどかちゃんを後ろに乗せて、
「しっかり俺に掴まっててね。」
と言って、自転車を走らせた。
「神先輩、本当すみません。ありがとうございます。」
俺の腰に手をまわして、自転車の後ろに乗るまどかちゃんは…
相変わらず可愛い。
海沿いの道を走りながら、
「わー!夜の海って昼間とは違った雰囲気で、素敵ですね。
それに、なんか夜風が気持ちいい。」とまどかちゃんは言った。
「でしょ?うちのバスケ部の練習は凄いハードで、
皆終わる頃にはクタクタになるんだけど…。
俺も帰るとき、この道を走ってこの景色見てこの風を受けると、
疲れ吹っ飛びそうで、明日も頑張ろうって気持ちになれるんだ。」
「そういえば、清田君て子…。明るくて面白い子ですよね?」
「何?まどかちゃん、信長と仲良いの?」
「隣のクラスなんで、選択の授業とかで一緒なんですよ。
授業中によく面白いこと言って、みんなを笑わせたりするんですよ。」
「そっか…。あいつ、部活でもそんな感じだよ。
でも、たまに調子に乗りすぎて、キャプテンに怒られることもあるけどね…。」
「授業の時も、似たような感じですよ。」
信長の惚気話とかをしていたら、あっという間に彼女の家に着いた。
「神先輩、今日は本当にありがとうございました。」
「俺は全然かまわないから。それと、良かったら連絡先聞いてもいいかな?」
と言って携帯を出したら、まどかちゃんも携帯を出してくれた。
そこから俺達は、ほぼ毎日何かしら連絡を取り合うようになっていった…。
「ねぇ、まどか。さっき体育館で、2年生の人に話しかけられてたよね?」
「何話してたの?」
「えっ…?えっと、バスケのシュートのやり方教えてもらったの。」
「そうなんだ。だからあの時、シュート決まったんだね。」
「まどかに話しかけてた人、バスケ部らしいよ。」
「そういえば、隣のクラスの清田君と仲良いよね?あの人?」
「清田君、あの人のこと『神さん』って呼んでたよ。」
「(神先輩って言うんだ…。)」
それからさらに数週間後ー
相変わらず俺は、練習後の500本のシュート練習を欠かさない。
信長も俺と一緒に帰りたいらしく、付き合って一緒に自主練をしている。
練習を終えて、着替えて帰ろうとしたころ…
また偶然にも、まどかちゃんに会った。
「あっ…。この前の体育の授業の時の…。」
「隣のクラスの藍川まどかちゃん!」
「どうしたの?こんな時間まで?」
「委員会の集まりと…。その後、図書館で本読んだり宿題やったりとかしてたら、
こんな時間になってました…。
えっと…。友達から聞いたんですけど、バスケ部・2年生の神先輩ですよね?」
「そうだよ。俺は神宗一郎。知っててくれて、光栄だね。
ところで…帰り遅くなっちゃって、家の人心配してるんじゃないの?
俺自転車だから、送っていこうか?」
「えっ…?そんな、悪いですよ…。私なら大丈夫ですよ。」
「何言ってんの?まどかちゃんみたいな可愛い子、
一人で夜道歩いてたら危ないよ?俺が送っていくから。」
「でも神先輩、清田君と一緒に帰るんじゃないんですか…?」
「俺が送っていきたいんだ。信長、悪いけど今日は一人で帰ってもらえるかな??」
「じ、神さん…。わかりました。俺は一人で帰ります…。」
「清田君、ごめんね…。」
「さ、まどかちゃん。行こう。」
そう言って、俺達は駐輪所に向かった。まどかちゃんを後ろに乗せて、
「しっかり俺に掴まっててね。」
と言って、自転車を走らせた。
「神先輩、本当すみません。ありがとうございます。」
俺の腰に手をまわして、自転車の後ろに乗るまどかちゃんは…
相変わらず可愛い。
海沿いの道を走りながら、
「わー!夜の海って昼間とは違った雰囲気で、素敵ですね。
それに、なんか夜風が気持ちいい。」とまどかちゃんは言った。
「でしょ?うちのバスケ部の練習は凄いハードで、
皆終わる頃にはクタクタになるんだけど…。
俺も帰るとき、この道を走ってこの景色見てこの風を受けると、
疲れ吹っ飛びそうで、明日も頑張ろうって気持ちになれるんだ。」
「そういえば、清田君て子…。明るくて面白い子ですよね?」
「何?まどかちゃん、信長と仲良いの?」
「隣のクラスなんで、選択の授業とかで一緒なんですよ。
授業中によく面白いこと言って、みんなを笑わせたりするんですよ。」
「そっか…。あいつ、部活でもそんな感じだよ。
でも、たまに調子に乗りすぎて、キャプテンに怒られることもあるけどね…。」
「授業の時も、似たような感じですよ。」
信長の惚気話とかをしていたら、あっという間に彼女の家に着いた。
「神先輩、今日は本当にありがとうございました。」
「俺は全然かまわないから。それと、良かったら連絡先聞いてもいいかな?」
と言って携帯を出したら、まどかちゃんも携帯を出してくれた。
そこから俺達は、ほぼ毎日何かしら連絡を取り合うようになっていった…。