夏…。恋の予感…。(神)
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海南に入学して、バスケ部に入部したての頃は…
スタメン入りしたいが一心で、ひたすら練習をしていた。
当初は“センター”志望だったが、先輩達に太刀打ちできなかったので、
監督にも「センターは無理だ。」と宣告され、
それ以外のポジションで戦力になれるように、死に物狂いで練習に挑んだ。
尚且つ成績も落とさないように、勉強も手を抜かないようにしていた。
しかし、高校生になると、周りにはカップルが多く出来ていた。
でも、俺には…恋なんかしている余裕はなかった。
早いもので、もう高校2年生。
後輩が入学してきて、俺の所属するバスケ部にも、1年生がたくさん入部してきた。
『清田 信長』という、ムードメーカー的存在の1年生はやたら人懐っこい。
信長が「神さん!俺の隣のクラスに、すごく可愛い子がいるんです!」と、
いつも休憩中に話しかけてきていた。
そしてある日の休み時間、その子を一緒に見に行こうと言われて、行ってみることにした。
「(1年生の女子なんて…ついこの前まで、中学生だっただろ?)」
はじめは、そんな風にしか思えなかった。
でも、実際に見に行ってみて…
「神さん!あの子ですよ!ほら!」と言われて、その女の子を見ると…
友達数人とファッション雑誌を見ながら喋っている最中だったが、その中でも目立っていた。
艶のある長い黒髪に、整った目鼻立ちの小顔。
身長は恐らく、155cm以上160cm未満…。
やや小柄だけど、スタイルもよく…。
信長が言った通り、可愛かった。
「ねぇ、まどか。この服可愛くない?」と一緒に居た女子の一人が言い、
「(名前、まどかちゃんて言うんだ…。)」と頭の片隅に入れておいた。
また、彼女が席に戻り机に目をやると…。
机の上にも、女の子らしい可愛い小物がいっぱいで、
机から下げているスクールバッグにも、可愛いチャームやらマスコットやら、色々付いてた。
「(可愛いもの好きで…。本当に女の子なんだな…。)」
高校生になってから…あんなに女の子が可愛いなんて思えたことは、きっとこれが初めてだった…。
ある日ー
他学年と体育が被り、体育館の半分を1年生の女子達が使っていた。
それは意外にも、俺が気になるまどかちゃんがいるクラスだった。
体育の授業中のまどかちゃんは、いつも下ろしているロングヘアを二つに結んでいて、
それもすごく可愛かった。
1年生はちょうどバスケをしていて、まどかちゃんも、ゼッケンをつけて紅白戦を行っていた。
ジャンプシュートを2回打ったが、残念ながら2回とも外れた。
俺はこっそりと彼女に話しかけ、
「ねぇ、君。もう少し背筋を伸ばして、ボールを高く上げるように打ってごらん。」
とアドバイスをした。
まどかちゃんは、遠慮気味に「ありがとうございます…。」と俺に言って、
試合に戻り、またシュートを打った。
すると、俺の言ったことを聞いていてくれたのか…
今度はシュートが決まって、チームのみんなで喜んでいた。
授業が終わって体育館を出た後、俺に軽く会釈をして、友達と更衣室に向かっていった。
スタメン入りしたいが一心で、ひたすら練習をしていた。
当初は“センター”志望だったが、先輩達に太刀打ちできなかったので、
監督にも「センターは無理だ。」と宣告され、
それ以外のポジションで戦力になれるように、死に物狂いで練習に挑んだ。
尚且つ成績も落とさないように、勉強も手を抜かないようにしていた。
しかし、高校生になると、周りにはカップルが多く出来ていた。
でも、俺には…恋なんかしている余裕はなかった。
早いもので、もう高校2年生。
後輩が入学してきて、俺の所属するバスケ部にも、1年生がたくさん入部してきた。
『清田 信長』という、ムードメーカー的存在の1年生はやたら人懐っこい。
信長が「神さん!俺の隣のクラスに、すごく可愛い子がいるんです!」と、
いつも休憩中に話しかけてきていた。
そしてある日の休み時間、その子を一緒に見に行こうと言われて、行ってみることにした。
「(1年生の女子なんて…ついこの前まで、中学生だっただろ?)」
はじめは、そんな風にしか思えなかった。
でも、実際に見に行ってみて…
「神さん!あの子ですよ!ほら!」と言われて、その女の子を見ると…
友達数人とファッション雑誌を見ながら喋っている最中だったが、その中でも目立っていた。
艶のある長い黒髪に、整った目鼻立ちの小顔。
身長は恐らく、155cm以上160cm未満…。
やや小柄だけど、スタイルもよく…。
信長が言った通り、可愛かった。
「ねぇ、まどか。この服可愛くない?」と一緒に居た女子の一人が言い、
「(名前、まどかちゃんて言うんだ…。)」と頭の片隅に入れておいた。
また、彼女が席に戻り机に目をやると…。
机の上にも、女の子らしい可愛い小物がいっぱいで、
机から下げているスクールバッグにも、可愛いチャームやらマスコットやら、色々付いてた。
「(可愛いもの好きで…。本当に女の子なんだな…。)」
高校生になってから…あんなに女の子が可愛いなんて思えたことは、きっとこれが初めてだった…。
ある日ー
他学年と体育が被り、体育館の半分を1年生の女子達が使っていた。
それは意外にも、俺が気になるまどかちゃんがいるクラスだった。
体育の授業中のまどかちゃんは、いつも下ろしているロングヘアを二つに結んでいて、
それもすごく可愛かった。
1年生はちょうどバスケをしていて、まどかちゃんも、ゼッケンをつけて紅白戦を行っていた。
ジャンプシュートを2回打ったが、残念ながら2回とも外れた。
俺はこっそりと彼女に話しかけ、
「ねぇ、君。もう少し背筋を伸ばして、ボールを高く上げるように打ってごらん。」
とアドバイスをした。
まどかちゃんは、遠慮気味に「ありがとうございます…。」と俺に言って、
試合に戻り、またシュートを打った。
すると、俺の言ったことを聞いていてくれたのか…
今度はシュートが決まって、チームのみんなで喜んでいた。
授業が終わって体育館を出た後、俺に軽く会釈をして、友達と更衣室に向かっていった。
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